パルデンの会

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米空母出撃で正恩氏射程 中国と『黙認』事前協議、米軍特殊部隊「斬首作戦」決断も

民進党よ 森友学園なる つまらん論争に時間を使うな。
北朝鮮への戦争が始まるかもしれないときに。
その時に 野党はどう動くか? 
早く スパイ法を通過させろ!
国内の北朝鮮のスパイをどう摘発するかが問題だ、
民進党からも逮捕者が出るのかも????



軍事演習は史上最大規模、米空母出撃で正恩氏射程 中国と『黙認』事前協議、米軍特殊部隊「斬首作戦」決断も



2017.03.02 産経新聞
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米韓合同軍事演習に参加するとみられる(上から)ステルス爆撃機B2と、米原子力空母「カール・ビンソン」、韓国軍の自走砲金正恩氏は挑発に出るのか(米軍提供、ロイター、共同)


 史上最大規模となる米韓合同軍事演習が1日始まった。金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮の核や弾道ミサイルの開発をけん制し、挑発には強力な報復を行うと警告する姿勢を示す。正恩氏の異母兄、金正男キム・ジョンナム)氏殺害事件などを受け、朝鮮半島情勢は緊迫している。北朝鮮が新たな挑発行為に出た場合、ドナルド・トランプ米大統領がアジアと世界の平和と安定を守るため、正恩氏を排除する米軍特殊部隊主導の「斬首作戦」を決断することもありそうだ。

 「北朝鮮の挑発で韓半島の緊張が頂点に達する場合、米核空母が西海(黄海)に進入する可能性も排除できない」

 韓国・中央日報(日本語版)は先週、米韓合同軍事演習に関連して、国防大学教授のこんなコメントを掲載した。北朝鮮の首都、平壌ピョンヤン)は朝鮮半島の北西部にある。確かに、世界最強の米原子力空母が黄海に入れば、正恩氏に逃げ場はなくなる

 米韓両軍は1日、韓国と周辺海域で合同野外機動訓練「フォールイーグル」を開始した。米韓の大規模軍事演習は、「強い米軍の復活」を掲げるトランプ米政権発足後初めてとなる。4月下旬まで続ける。

 昨年は、米軍約1万5000人、韓国軍約29万人が参加した。米韓関係筋は「過去最大規模だった昨年を上回る」と語る。13日からは、朝鮮半島有事の際の米軍の増援や指揮態勢を点検する合同演習「キー・リゾルブ」も開始される。

 韓国メディアは、米原子力空母「カール・ビンソン」や、イージス艦原子力潜水艦を含めた空母打撃群が参加予定と報じている。

 加えて、超音速で敵地に侵入する米戦略爆撃機B1B「ランサー」や、「死の鳥」の異名を持つ同B52「ストラトフォートレス」、空飛ぶ円盤のような形状をしたステルス爆撃機B2「スピリット」、米軍が誇るステルス戦闘機F22「ラプター」などが、朝鮮半島に飛来するようだ。

 昨年の演習では、北朝鮮首脳部、つまり正恩氏の暗殺を意味する「斬首作戦」の訓練が初めて行われ、米陸軍の特殊部隊「グリーンベレー」や、米海軍の特殊部隊「ネービー・シールズ」、韓国の陸軍特殊部隊が参加した。今回も同様の訓練が行われるとみられるが、北朝鮮の暴走もあって、緊張度は高まっている。

 北朝鮮は、日米首脳会談(2月10日)をけん制するように新型中距離弾道ミサイル日本海に発射した(同12日)。北朝鮮の国家的関与が疑われる正男氏殺害事件(同13日)では、化学兵器禁止条約で製造・保有が禁止されている猛毒の神経剤VXが使用された。

 今回の米韓合同軍事演習をどう見るべきか。

 米軍や米情報当局に精通するジャーナリストの加賀孝英氏は「トランプ氏が大統領に就任したことで米国は変わった。今回は単なる軍事演習ではない」といい、続けた。

 「オバマ前大統領は、軍が『北朝鮮を放置するのは危険だ』『核・ミサイル開発が限界を超える』と進言しても、『戦略的忍耐』と言って動かなかった。トランプ氏は違う。大統領選で『正恩氏と話してもいい』と最後のチャンスを与えていたが、北朝鮮が反応しなかったため、『正恩氏排除=北朝鮮の体制転換』を決意したようだ。中国に『米軍の作戦計画の黙認』について事前協議を申し入れたとの情報もある。2月の習近平国家主席との米中電話首脳会談でも、この話は出ているはずだ」

 トランプ氏が、正恩氏を見限った可能性が高いことは、最近のニュースからもうかがえる。

 トランプ氏は2月23日、ロイター通信とのインタビューで、正恩氏との直接会談について「もう遅すぎる」と語った。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は同月24日、ニューヨークで計画されていた北朝鮮外務省の崔善姫(チェ・ソンヒ)北米局長と、米政府の元当局者による接触が中止になったと報じた。米国務省が崔氏へのビザ(査証)を発給しなかったという。

 米韓合同軍事演習を意識したのか、トランプ氏は同月27日、中国の楊潔チ国務委員(外交担当)とホワイトハウスで会談した。会談内容は公表されていないが、ショーン・スパイサー米大統領報道官は「安全保障上の共通の利益」について話し合ったと明かした。

 北朝鮮は国営メディアを通じて、米韓合同軍事演習に猛反発している。もし、新たに弾道ミサイル発射などに踏み切れば、どうなるのか。

 加賀氏は「最近、正恩氏による粛清の数が増えている。トランプ氏も『常軌を逸している』と判断しているはずだ。米軍が、正恩氏の近くに協力者を確保し、地下の秘密部屋の位置や、逃亡経路も把握したとの情報もある。軍事演習中に挑発行為に出れば、一気にゴーサインが出てもおかしくない」と語る。

 米空母「カール・ビンソン」といえば2011年5月、国際テロ組織「アルカーイダ」の最高指導者、ウサマ・ビンラーディン容疑者の遺体を、アラビア海で水葬したことで知られる。

 正恩氏の葬儀も、同艦で行うことになるのか。