①これは東芝の会社そのものの問題を上げている事
②これを機に 支那へ行った日本の企業、企業人が受
けた実体が暴露
③支那大陸が 民族も政府もすべて悪の塊と言う実態
が吐露される事
④東芝のために 国税がシナに投入されんことを祈る
東芝内部資料で判明、中国でも原発建設3年遅れ
東芝 粉飾の原点
受注から9年、着工から7年経過しても稼働は「ゼロ」
2017年2月10日(金)
小笠原 啓
東芝の米原子力子会社ウエスチングハウス(WH)が中国で建設している4基の原発で、工事の遅れが深刻化している。東芝は米原発事業を巡る損失が最大7000億円に拡大する見込みだが、中国でもリスクを抱えていることが鮮明になった。
中国浙江省で建設中の「三門1号機」については、運転開始時期が当初予定から3年以上遅れていることが既に分かっている。一方、残りの3基(三門2号機、海陽1/2号機)については「顧客企業が公表していない」(東芝広報)として、東芝は運転開始スケジュールを明らかにしてこなかった。
今回、日経ビジネスが独自に入手した内部資料によると、3基全てで少なくとも3年、当初予定から遅れていることが明らかになった。資料によると海陽2号機の運転開始予定は2018年夏。当初計画では2015年3月には運転を開始していたはずだった。
プラント名 | 受注契約 | 着工 | 当初の運転開始予定 |
三門1号機 | 2007年7月 | 2009年4月 | 2013年11月 |
三門2号機 | 2007年7月 | 2009年12月 | 2014年9月 |
海陽1号機 | 2007年7月 | 2009年9月 | 2014年5月 |
海陽2号機 | 2007年7月 | 2010年6月 | 2015年3月 |
WHが米建設会社のストーン・アンド・ウェブスター(S&W)とともに、中国国家原子力発電技術公司(SNPTC)などから4基の「AP1000」型原子炉設備を受注したのは2007年7月。2009年から順次着工し、建設が続けられてきた。
なおS&Wは、2013年に親会社とともに別の建設会社に買収された後、2015年12月にWHの完全子会社となった。子会社化を巡り、原発事業で巨額の損失が生じようとしているのは既に報じた通りだ(「東芝、原発事業で陥った新たな泥沼」)。
2017年になっても1号機は稼働せず
最初に着工した三門1号機はもともと、2013年11月に運転を始める予定だった。ところが2011年の福島第1原発事故を受けて安全規制が強化されたことで、工事が次第に遅延するようになった。原子炉格納容器の上蓋の設置こそ2013年2月に完了したが、燃料装荷(原子炉に燃料を入れること)に向けた重要なマイルストーンとなる「1次系耐圧試験」が完了したのは2016年5月のことだ。
目算通りに進んでいないことは明白だったが、東芝は強気の姿勢を崩さなかった。2016年7月6日に記者会見したWHのダニー・ロデリック会長は、「三門1号機は燃料装荷を待っている段階で、2016年内に稼働する」と宣言。着工時からの工事進捗状況を動画で映し出して見せた。ところが2017年に入っても、三門1号機は運転を始めていない。