パルデンの会

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北朝鮮で餓死者続出か… 五輪や「どんちゃん騒ぎ」の陰で


国連にしても IOCにしても   実体を見ていない
安倍首相が 東アジアに対して 物言う時ではないか!!!

北朝鮮餓死者続出か… 五輪や「どんちゃん騒ぎ」の陰で

オリンピックを 言う マスコミ 何か言え!
ほんとうに どうしようもない 朝鮮民族
オリンピックする金があれば餓死者を防げ

デイリーNKジャパン / 2018年2月6日 6時44分
北朝鮮では、連日の厳しい寒さと食糧不足で餓死する人が相次いでいると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。
北朝鮮の平昌冬季五輪への参加を受けて、朝鮮半島情勢は(先行きは不透明ながら)緊張緩和に向かっているように見えるが、そんなことはまったく関係のない厳しい現実が存在するのだ。
慈江道(チャガンド)の情報筋によると、中朝国境沿いにあるの満浦(マンポ)市のある協同農場で相次いで2件の変死事件が起きた。市民の間では、1990年代末の大飢饉「苦難の行軍」が再来ではないかと不安が広がっている。
保安員(警察官)と農場管理者、人民班長(町内会長)は、餓死者の家を確認した結果、食べ物が完全に底をついていたことから、餓死したものと判断したようだ。餓死者の中には、一生を農場で働き続け模範農場員に選ばれた夫婦と、学校の卒業を控えていた娘がいたことから、隣人たちは心を痛めている。
情報筋は、現場を見た保安員の話として「ひどく飢えていたようで、遺体は骨と皮しか残っていなかった。目を背けるほどの状態だった」と伝えた。
北朝鮮の食糧事情はかつてに比べ、大きく改善した。しかし、同時になし崩し的な資本主義化が進行したことで、貧富の格差が拡大。いくら働いても、市場で食べ物を買うことのできない層が出現しているのである。
咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋も、清津(チョンジン)で餓死者が発生し、市民の間に不安が広がっていると伝えた。
市内を流れる輸城川(スソンチョン)の川原ではこの冬、遺体がいくつも発見された。家も食べ物もない老人や子ども、つまりコチェビは川原の掘っ立て小屋に住んでいるが、氷点下20度を下回る寒波とひもじさで、餓死または凍死した模様だ。
餓死事件の相次ぐ発生で市民の間に不安が広がっているが、保安署(警察署)や医療機関は、光明星節(2月16日の故金正日総書記の生誕記念日)を控え、「餓死事件について一切話すな」と箝口令を敷くだけで、これといった対策を立てようとはしないという。
数十万とも数百万とも言われる餓死者が発生した苦難の行軍から20年、北朝鮮の食糧状況は大幅に改善した。市場に行けばいくらでも食糧は手に入る。しかし、農民の多くは市場から遠くはなれたところに住んでいる上に、現金収入が少ないため、自分が担当する田畑での収穫の一部を受け取って生計を維持している。だが、このシステムは大きな問題を抱えている。
協同農場の幹部は、国から農業生産のノルマを課せられる。台風が来ようが日照りになろうが、ノルマを守れなければ処罰されるため、収穫が少なくても水増し報告する。国はその数字に基づいて翌年のノルマを策定する。ウソが年々積もり積もって、現実とはかけ離れた数字がひとり歩きすることになる。その数字に基づいて食糧徴発を行えば、農場はたちまち飢饉に陥る。
例えば2012年、穀倉地帯の黄海南道(ファンヘナムド)で数万単位の餓死者が発生した。当局が、金正恩氏の政権就任を祝う「どんちゃん騒ぎ」用の食糧を徴発したことで、極度の食糧不足に陥ったためだ。飢えた人々が家族の亡骸に手を伸ばす「人肉事件」の悲劇すら伝えられた。
また、黄海北道(ファンヘブクト)のデイリーNK内部情報筋によると、当局は2015年にも収穫したばかりのコメを「軍糧米」「首都米」(平壌に特別配給するコメ)と称してほとんどを徴発してしまったため、深刻な食糧不足を発生させている。

万景峰利用、北に制裁骨抜きの思惑 文政権「五輪へ例外」認める

2/6(火) 7:55配信
産経新聞
 【江陵=桜井紀雄】北朝鮮が平昌五輪に合わせた芸術団派遣で、貨客船「万景峰92」を使って6日に韓国入りすると突然、通告した。北朝鮮船舶の入港は韓国の独自制裁に違反。北朝鮮のボイコットを恐れ、拒否できない文在寅政権の足元を見て、米国と歩調を合わせた制裁を骨抜きにしようとする思惑が浮かぶ。

 芸術団の訪韓をめぐっては、北朝鮮は当初、軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)を通るとしていたが、その後、別の陸路を通ると変更。今回、派遣間際に再び前言を翻したことになる。韓国統一省によると、北朝鮮側は「寝泊まりに便利なためだ」と理由を説明したという。

 北朝鮮は、2002年の釜山(プサンアジア大会でも万景峰で大規模応援団を派遣し、宿泊にも使ったことがある。だが、当時とは事情が大きく異なる。韓国は10年の哨戒艦撃沈事件を受けた独自制裁で「北朝鮮船舶の韓国海域での運航を禁じる」と規定したからだ。韓国政府は、「五輪成功に向けた例外措置」として、6日夕に日本海側にある墨湖(ムッコ)港への入港を認めた。

 南北スキー合同練習のため、北朝鮮への往復に韓国の航空機を利用した際も米国の独自制裁に抵触する恐れが浮上。米政府が憂慮を示しつつ、「例外」と認めた経緯があった。統一省は「米国などと緊密に協議し、制裁に抵触しないよう努める」と強調したが、今回も例外措置を認めたことで、制裁をなし崩しにするあしき前例を重ねる結果を招いた。

 北朝鮮で4日に予定されていた合同文化行事でも、韓国からの燃料提供が米国の制裁に抵触する可能性が取り沙汰されたが、北朝鮮が行事の中止を一方的に通告。韓国が制裁問題を米国と協議すること自体、北朝鮮は非難の対象にしており、いつでも五輪参加を中止できると暗に示しながら制裁を揺さぶっている。


「北南関係の改善妨害」=安倍首相の開会式出席非難―北朝鮮紙

2/6(火) 16:06配信
時事通信
 【ソウル時事】6日付の北朝鮮朝鮮労働党機関紙・労働新聞(電子版)は、安倍晋三首相が平昌冬季五輪の開会式に出席することについて、「北南関係の改善を妨害し、制裁・圧力のための協調を一層強化しようとしている」と非難した。

 
 同紙は「玄界灘の向こうから南朝鮮(韓国)当局に圧力をかけるだけでは足りず、直接現地まで訪れ、北南対話の雰囲気に冷や水を浴びせ、五輪を同族対決の場にしようとしている」と論評した。

 さらに、開会式参加の見返りに、慰安婦問題をめぐる合意を履行するよう「南朝鮮当局を脅迫しようとしていることは、火を見るよりも明らかだ」と批判。「日本反動勢力の策動を粉砕するための全民族的な闘争強化」を訴えた。