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7月22日(月) 17:31
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★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2019.07.22)北朝鮮の内部情勢と拉致の最新情勢-東京連続集会報告1
令和元年7月19日、東京・文京区民センターにおいて、第107回東京連続集
会が開催された。テーマは、「北朝鮮の内部情勢と拉致の最新情勢」。
り、内外の注目を集めたが、決まったのは実務協議の再開だけ。今後米朝、拉致
がどう動くのか。その鍵を握るのが北の内部事情、特に制裁の効果だ。今回は、
氏をお招きし、北朝鮮の内部情勢と拉致の最新情勢について報告し、西岡会長が
最新情勢を解説した。
■北朝鮮の内部情勢と拉致の最新情勢
◆対北朝鮮制裁の効果はどのくらいか
した実務協議も表向きは始まっていないようです。また膠着状態になるのか、い
つ大きな動きがあるのかといらいらする毎日です。
大きく言うと、トランプ政権も安倍政権も、「時間は我々の側にある」と判断
朝鮮が2年間で3回の核実験をして40発の弾道ミサイルの実験をした時、空母
が、わずか2年前のことです。
その結果北朝鮮は、核・ミサイル完成の直前になって止め、まだ完成していな
いというのが多数意見です。いつでも再開できるわけですが、止めた。先週から
私はソウルに行って、北朝鮮の内部につながる筋と会いましたが、「まだ完成し
ていない」という話を聞きました。ただ、完成のすぐ近くにいることは間違いな
で政策を変えさせる戦略をとっています。
く拉致が入ったというのが今の状況で、そのために私たちは色々やってきたわけ
です。それが効果を上げるかどうかは、経済制裁が一体どれくらい効いているの
言って、実質的な譲歩をしてくるのか。
らい効いているかということは相関関係がある。経済制裁が効いているというこ
とは事実なんですが、一体どれくらい効いているのか、どこの部分に効いている
のか、政権を倒すくらい効いているのか、どのくらいもつのか、ということが今
一番の焦点です。
実は私もそのことのために先週から韓国に行って、北朝鮮につながる人にも会っ
てきました。また、そういうことは北朝鮮内部のことを知っている人に聞かなけ
ればならないということで、去年12月に大きな病気をして復帰した後初めて金
聖●さんに東京に来てもらいました。
まだ病院に通っている状況で完治したわけではないのですが、活動を再開して
いるということで電話をして、制裁がどう効いているか調べてほしいと頼んだら、
「調べてから行きます」と言って、色々なデータや今北朝鮮の内部と直接電話が
つながりますから、そういう調査をして今日来てもらいました。
金聖?さんと私は20年近く一緒に、北朝鮮内部に真実を伝える、その真実の
中にある拉致問題も伝えるということをやってきましたので、同志的な関係です
が、まだ大きな病気が完全に治ってない中で無理して来てくださったことに感謝
しています。
皆さんの手元に金聖●さんが書いてくれたものの抜粋があります。元はA4で
6ページの小論文ですが、それを3ページにしたものを見ながら、「対北朝鮮制
裁の波及効果、金正恩の白旗投降は可能なのか」という題でお話をしてもらいま
す。
その後私と討論形式で話をし、その後横田拓也・家族会事務局長に感想などを、
す。宜しくお願いいたします(拍手)。
◆日韓関係の悪化は、50年間北朝鮮が行ってきた工作が成功したからかもしれ
ない
お会いできて嬉しいです。韓国ではこの数日、反日感情が盛り上がっていて、
ニュースを見るとそういう記事ばかりで、昨日はソウルの日本大使館前で自殺を
しようとする人がいたりで感情的な反日が盛り上がっているのですが、東京に来
たら皆さんが普通に過ごしていて、何か肩すかしを食ったような感じです。
チューブの発信もやっています。そこで先ほど、西岡先生との対談番組を撮影し
たところです。
私は韓国に来て20年経ちますが、韓日関係について知らないことが多くて、
これまでは北朝鮮で習った通り日本は悪いんだと思ってきましたが、今日様々な
具体的説明を聞いて、単純に日本がフッ化水素の輸出を止めたとか、それが韓国
に対する制裁だという言い方は間違っていると思いました。
過去にすべて解決していた問題についても、また問題にしているということで
信頼関係がなくなっているというようなことを学ぶことができ、韓国政府がやっ
ていることの問題も理解することができました。
書記、脱北者)先生がよく言っていた話を思い出しました。黄長▲先生は、「日
それを弱めようとしている」と言いました。北朝鮮では日米韓三画同盟のことを
李朝時代の冠と冠のひもに比喩した言い方があるということです。
冠(かんむり)が韓国で左右のひもが日本とアメリカ。それが結ばれていて韓
国という国が安定する。日韓関係や韓米関係が断絶すると冠は飛んで行ってしま
う。両方大切だ。だからこそそれを切り離すことを北朝鮮は目標にしていた。
今文在寅大統領の政策の結果、日韓関係がかつてなく悪化しているということ
は、50年間北朝鮮が冠である韓国を吹き飛ばそうとひもを切ろうとしてきた工
作が成功したのかもしれない。そのような印象を持っています。
今韓国ではテレビも新聞も、反日感情を煽る記事であふれています。「どうす
ればいいんですか」と西岡先生に聞いたら、「勉強しなさい」と言われました。
読むべき本を教えてもらい、見るべき資料を示されました。
西岡 ちょっと補足すると、韓国でも今の日韓関係はおかしいと言って、最近本
ない」とか、「戦時労働者は奴隷労働をしなかった。日本人と同じ賃金を貰って
いた」とか、「65年の協定でどう解決したのか」とか、「もう蒸し返すべきじゃ
ない」とか、「日本統治時代韓国は経済成長をしている」とか、「土地が40%
奪われたというのは嘘だ」というようなことを、韓国の学者たちが実証的に書い
た本です。
金聖● また最近やっと韓国の一部が報道しましたが、2005年に当時の文在
寅大統領も委員になって、当時の総理大臣が委員長の委員会が作られました。そ
の委員会はなにをしたかというと、日韓外交交渉をした外交文書数万ページを全
部読んで、日韓交渉でどこまで解決したかという韓国政府の公式見解を作ったん
です。
その資料が2005年8月に出ているんですが、それを見ると、それをさっき
金聖?さんに見せたんです。当時の委員長は今の与党、共に民主党の代表で委員
に文在寅大統領も入っていたんですが、結論は、「日本政府が1965年に韓国
に供与した3億ドルの中に、動員された労働者の補償問題も含まれている。だか
ら補償は韓国政府がやるべきだ」と書いてあるんです。
◆国連制裁は2016年1月の4回目の核実験以降本格化
金聖● 序論が長くなりましたので本論に入ります。私の書いたものの題は、皆
ですが、私が西岡先生と付き合っている目的は拉致問題の解決です。日本に何回
るかをいつも考えています。
そういう中で、西岡先生からこのことについて調べろと言われて調べる中で、
問題の解決のためには、究極的には北朝鮮からすべての情報を入手することは大
変困難ですし、北朝鮮の耐性も崩壊しなければならないと、私は考えています。
多分西岡先生も同じ考えではないかと思って一緒にやってきたわけです。
について考えながら、今日お話ししたいと思います。
か。私たちはしばしば北朝鮮の住民と直接電話をして情報を取っていますが、ま
ずそのことをお話します。
当局は、「経済制裁等というものは我々はずっと受けてきた。建国以来経済制
裁を受けてきた。だから今も昔も変わらない」と。住民たちも同じことをいいま
す。そして去年9月以降、今の制裁の意味を軽く見ようとして、住民たちに、
「自力更生の革命精神を持て」と強調しています。
「自力更生の革命精神」と言っても、韓国の人でも知らない人が多い。我々北
戦っていた時、日本の軍や警察に包囲されていた。
そういう中で、革命の根拠地で「手りゅう弾を自力で作れ」と言って、193
2年に金日成が命令した。それで40日間かかって試行錯誤しながら自力で手りゅ
カ帝国主義に包囲されている。その中でも自力更生の精神ですべてを作れ。過去
にできたのだからできるだろう、というのが「自力更生の革命精神」です。
しかし、皆さんご承知の通り、過去にも北朝鮮に対する制裁はありましたが、
2016年1月の4回目の核実験以降、北朝鮮に対する制裁は、国連が行った制
裁の中でも過去にない、史上最強の制裁が課されています。
ここに書きましたように、1回目、2回目、3回目の核実験で制裁がありまし
たが、4回目の核実験以降本格化したということです。それは制裁決議2270、
2321、2371、2375、2397、これらの措置では非軍事的措置では70年の国連の歴史
上、最も強力で実効的な措置になっています。
具体的なことは以下のように書きました。
武器取り引き全面封鎖、金融制裁および運送の封鎖、核兵器資金調達に関与した
機関および個人の海外活動制裁.国連加盟国が自国内に北朝鮮銀行の支店・事務
所開設することを禁止、既存支店・事務所も90日以内に閉鎖するという内容を含
んでいます。
引き続いた国連安保理決議2321号(2016年11月30日)では、2270号決議で民生目
的で輸出する石炭を制裁の例外にした条項をなくして上限を設定しました。これ
に伴い、北朝鮮の主な輸出品目である石炭輸出を年間4億90万ドル、物量基準750
万トンに制限し、毎年11億ドル(1500万トン)と推定された北朝鮮の石炭輸出規模
は半分以下に制限されました。
国連安保理決議2371号(2017年8月5日)では2321号で導入した石炭輸出の上限を
岡注:合弁のこと)を禁止しました。
号(2017年12月22日)では、2375号決議より進んで対北精油製品供給量を年間200
万バレルから50万バレルに減少させました。
体の20%になった。そしてもう一つ、国連安保理決議2397号(2017年12月22日)
で見逃せないのは、金正恩にとって多額の外貨を稼ぐことができていた外国への
労働者派遣、これが24か月以内に北朝鮮に送り返すことが義務化された。その期
限が今年の12月です。
(2につづく)
会報告2
■北朝鮮の内部情勢と拉致の最新情勢2
金聖●(王へんに文) これまで我々は、国際的な経済制裁というと、ぜいたく
品が対象と思っていました。ベンツとかヨット、高級じゅうたん等です。実は2
016年から17年の制裁は、北朝鮮がほぼ輸出で外貨を稼げなくなり、海外の
労働者も引き上げなければならなくなり、またそれがないと社会が維持できなく
なる石油についてもかなり厳しい制裁が課せられました。
北朝鮮に売ってはいけないものについてリストをつけておきましたので見てほ
しいのですが、実は配布資料に、HSコードを使って禁輸製品を明示化していま
すが、その中に安全ピンとかホチキスの針まで禁止になっています。
以下配布資料から引用
禁輸品リスト
○すべての在来式武器
○核・弾道ミサイル開発に寄与する可能性がある品目、これと関連した装備、技
術、技術サービス
○北朝鮮の作戦能力に直接寄与すると決定された品目
○ぜいたく品:真珠を使っている宝石製品、宝石、宝石用の原石および準宝石用
原石(ダイヤモンド、サファイア、ルビー、エメラルド含む)、貴金属になった、
あるいは貴金属メッキ宝石製品、ヨット、高級自動車(大衆交通ではない自動車、
レース用自動車)、高級時計、スノーモバイル、鉛クリスタル製品、レクリエー
ションスポーツ装備、じゅうたん(500ドル以上)、磁器の食器類(100ドル以上)
○大量の現金
○金
○天然ガス液体
○精油製品(年間50万バレルを上限)
○原油(年間400万バレルを上限)
○機械類(HS 84)
○電気機器(HS 85)
○木材類(HS 44)
○運送手段(HS86~89、鉄道車両、自動車、航空機、船舶)
○鉄鋼およびその他金属類(HS72~83: 鉄鋼、鉄鋼製品、銅、ニッケル、アル
ミニウム、鉛、亜鉛、スズ、その他非金属、非金属製の工具、非金属製の各種製
品)
*禁輸品目が最も幅広く設定されたのは、2397号(2017年12月)である。この決議
は貿易において取り引き商品の種類を数字で分類したHSコードを使って具体的に
禁輸品目を指定している。例えば2397号の「鉄鋼およびその他金属類HS830110
番」には鍵、クリップ、ステープル(ホッチキスの針)、「HS73940番」円型安全
ピン、「HS731819番」には金属ねじが禁輸品として明記されている。
*HSコードは72番から83番までに非常に広範囲で鉄鋼、鉄鋼製品、同、ニッケル、
アルミニウム、鉛、亜鉛、スズ、その他非金属、非金属製の工具、非金属製の各
種製品がこの範疇に入る。韓国の与党政治家たちが操業再開を論じている開城工
らはじまって、生産設備や工具類、交通手段などが国連制裁に違反する行為であ
を再び開くこともやはり決議2321号(2016年11月)で禁止されている。決議2375号
衣類完成品および半製品)輸出を禁止しているし、北朝鮮との合作事業も禁止し
ている。
あそこを再開しましょう」と言ったそうですが、再開するためには機械を持ち込
まなければならない。石油も入れなければならない。これはトランプ大統領がO
Kする話ではなく、具体的に国連制裁でこの品目を持ち込んではならないと書い
てある以上、簡単に再開することはできないわけです。そこまで厳しい制裁が課
されています。
◆住民は総合市場や小土地(山の傾斜地)で食べている
のような影響を与えているか。通常ですと、北朝鮮の住民が苦しんでいるという
意見があるのですが、私の理解では、今の制裁で一番苦しんでいるのは金正恩の
幹部たちです。住民たちの苦しみは幹部たちに比べると小さいのです。
北朝鮮の住民たちはこれまでずっと配給で食べてきましたが、今や配給を受け
ることはできないので、配給なしで生きていく覚悟をした。それから20年以上
経っています。
実は90年代の後半に、「苦難の行軍」という、配給が途絶えてばたばたと人
が死んでいった時代がありました。その時、党や首領様に忠誠心が高い人から死
んでいった。配給を待っていたからです。そうでない人は闇市を始めた。
忠誠心が高い人から死んでいったのを見て、「もう忠誠心を持っていても食べ
ていけない」、「配給を待っていては食べていけない」、「自分で食べるしかな
いんだ」と住民たちが覚悟を決めたのが90年代の後半です。
ではどうやって食べてきたかということですが、チャンマダンという市場で商
売をして食べてきたのです。ところが2002年になると、72経済改革措置と
いうのが出たんですが、自分たちで作ったチャンマダンという市場を総合市場と
いう名前で公式化しました。そこから税金を取ることが始まりました。
1.5m×1.5mの売り場を作って、そこで商売をさせ税金を取る。つまり、
国家が配給を与えないで、商売で食べることを公認したのです。市場で何が売ら
韓国製品は隠して売るのですが、何でもある。
商売が始まった結果大成功して大金持ちになった人がいます。外の世界ではト
ンジュと呼ばれる人たちも出てきたし、金儲けができなくて一日一日食べるのが
精一杯という人も出てきた。つまり資本主義的な市場経済が入ってきたのです。
最近はなくなったのですが、ちょっと前までは帰国した在日朝鮮人たちは、日
本から送られてくるもの、大金持ちならコンテナ一杯分の中古の衣服が送られて
きて、そういうものがチャンマダンで売られていた。少し前まではチャンマダン
に行くと、日本製品が一番いいものとみんな思っていて、日本に対するあこがれ
が北朝鮮で生まれました。
公認の総合市場とは別に、駅前とか、人が通る路の道端で闇で商売をする人も
出てきました。政治警察がきたら物を持って逃げる。それがバッタが飛んでいく
みたいだからバッタ市場と呼ばれた。それもたくさんあった。そういうことをし
てみんな食べていました。
農村には協同農場がありますがそれとは別に、小土地というのがあります。山
に入って斜面を耕し、そこで主としてじゃが芋を植える。その収穫は自分のもの
です。山中どんどんみんな上がって行って、少しでも空き地があるとそこに植え
る。少し大げさかもしれないですが、私の感覚では、北朝鮮の全耕地の10%く
らいは小土地じゃないかと思います。
それを北朝鮮当局が一度没収しようとしたのですが、一度所有ということを覚
えてしまった人たちは自分のものを取られることに徹底的に抵抗する。没収は成
功しなかった。軍隊が駐留している以外の北朝鮮の山という山はみんな小土地に
なって、それで食べている。
実は家内作業班というのがあって、これは合法的なもので、1968年8月3
女55歳ですが、定年を過ぎた老人や身体障害者は家の中で働け、生活品を作れ
という制度を作ったのです。
8・3人民商品というのですが、家の中で家内手工業のようなことをやれとい
うわけです。在日朝鮮人がこれを利用してござを作ったり、工芸品をたくさん作っ
ていたのですが、これを逆利用して、家の中で何でも作っている。衣類、タバコ
もそうですが、最近麻薬まで作っている。そういうもので食べているので配給な
しでも生きていける。
また運送業もやっている。サービス車なのですが、「す」がなくてサービ車
(チャ)というものです。これは何かというと、中国から中古のバスやトラック
などを買ってきます。個人所有というのは表向きはないですから大きな事業所や
軍部隊に登録だけしてもらう。彼らにお金を払って、最初は自分で運転しますが、
その内運転手を雇って国内で人や物を運んでお金を取る運送業が発達してきた。
そういうもので食べているので配給の復活は望んでいないんです。食糧配給制
が復活する場合、配給の3大要素というそうですが、政治活動証明書、軍事活動
証明書、所属した行政単位が発行する証明書を持っていくと配給がもらえるので
すが、政治活動なんか参加したくないし、自分で食べていけるから配給の復活は
望んでいないんです。そういう人たちが多く出てきている。
但し、自分で食べていけることに関して経済制裁がどういう影響を与えている
か。今北朝鮮では、国が配給する機能が麻痺していて、トンジュという大金持ち
がいて、市場経済があり、個人がある。それで経済が回っていく体制ですが、実
はそのトンジュの一部は国境地帯で中国と貿易をしている。その貿易ができなく
手ですが、その中国に物が売れなくなった。
その結果、市場の経済規模が縮小した。そして食糧をはじめとする物価上昇の
兆しが見えている。バッタ市場などが増えるのに反して、総合市場は半分、ある
いはそれ以下に減っている。売り場に空きが出ている。しょば代を払えないから。
そういう通信員の報告が殺到している。
これがもっと続いて、インフレーション、物価の高騰が起きた場合には北朝鮮
の住民たちが、これは制裁のせいだ、それで市場での自分たちの生活までできな
くなるのかということになれば、その原因である北朝鮮の核開発を止めろという
方向に住民たちの意識がいく可能性があります。
しかし住民たちの市場を中心とする経済生活が、経済制裁の結果より苦しくなる
ならば、なぜ核開発をするのかという不満が高まってくる可能性があると思って
います。
以上をまとめると、今の所住民たちの生活に経済制裁は相対的にそれほど大き
な影響はないが、一方幹部たちには大きな影響があります。
(3につづく)