パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

雨が降っていなくても 地震のあとは 要注意!!!!

西日本は4月9日に震度5強の地震があった。
東日本に比べて地震の少ない 西日本、 地震後の地すべりも想定しなければ!!
たいへんだ~~~~


<大分山崩れ>大雨ないのになぜ 大量土砂、救助阻む

4/11(水) 11:31配信
毎日新聞
 静かな山間部の集落を突然、大量の土砂がのみこんだ。大分県中津市耶馬渓(やばけい)町金吉(かなよし)で11日未明に起きた土砂崩れは幅約200メートルに及び、男女6人が不明となった。近く結婚を控えていた21歳の女性も巻き込まれたとみられる。「大雨が降ったわけでもないのになぜ」。地域には避難勧告も出され不安漂う中、懸命の捜索が続けられた。【田畠広景、大漉実知朗、楢原義則、合田月美、青木絵美

【地上からの写真】土砂崩れで3世帯が巻き込まれた現場

 「友達が行方不明」「LINEもつながりません」「どうか早く助けてください」。土砂崩れで不明となっている江渕優さん(21)の高校時代からの友人、佐藤真美さんは11日午前からツイッターに書き込みを重ねた。

 佐藤さんによると、江渕さんは5月に結婚予定で妊娠もしており、心配した友人らが無料通話アプリ「LINE(ライン)」などでメッセージを送り続けている。

 「優ちゃん生きてる?ねえ!!」「息できるか?」「近くに居ます」「いま救助はじまってるよ」「重機きたよ!」。懸命に呼び掛けるが「既読」がつかない。

 優さんの母のめぐみさん(52)の親族の男性は「雨も降っていなかったのに、いったいどうして。一刻も早く助けてほしい」と訴える。午前5時ごろ現場に駆けつけたが、大量の土砂に目を疑った。

 男性などによると、江渕さん一家はめぐみさんの夫と、母の橋本アヤ子さん(86)、娘の優さんの4人暮らし。夫はたまたま実家に帰っており、3人の行方が分かっていない。男性は「優ちゃんは小さいときからばあちゃん思いの子。社会人になる時も、目の不自由なばあちゃんのために自宅から通勤できる会社に就職してばあちゃんの面倒を見ていたのに」と無事を祈った。 消防団として救出作業に参加した同市職員の広次健一さん(47)は、不明者の岩下義則さん(45)と同じ小中学校に通っており、数日前に顔を合わせたばかり。「相当な高さの土で埋まっており作業は難航しそう」とショックを受けていた。

 現場から金吉川を挟んで対岸にある行広地区の松崎泰彦区長(65)は、家族が避難して無事だった集落の男性と友人。「新聞配達中で、孫から『何か地震があったようだ』と電話があった。だが地震などはなく『早く外へ飛び出せ』と指示した」。男性から当時の状況をそう聞いたという。松崎さんは災害発生を聞いてすぐ現場に行った。「土砂が3軒をのみ込んでいたが男性の家は2階部分が顔を出していた。すさまじい現場だった」と振り返る。

 現場近くの宮野雪美さん(81)は「昨日は雨も降っていなくて、ここ最近もそれほど降ったわけでないのに」と驚く。「こういうことがあると住むのが不安だ」。地元の土木業者で現場の土砂撤去に当たっている男性(41)は「地元住民から連絡があり作業している。現場はわき水が出ていて、それが要因かもしれない」と話した。

 近くの農業、松原良夫さん(68)は10日昼過ぎ、自宅近くにある農業倉庫へ農具を取りに行き、現場付近でこぶし大の石が落ちているのに気づいたという。「嫌な予感がした。行方不明の人たちは顔見知りなのでとても心配だ」と不安そうな表情を浮かべた。