パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

若い人たちの悲しい知らせは 災害報告の中でも大変悲しい


災害はいつ起きるかわからない。
しかし 早いうちに対応しておけば 被害も少なくなる。
今回の 北海道地震被害地は 農村部で 住宅や集落はまばらであった。
その住宅に 裏山が崩れて 被災したのである。
頻繁に起きる チベットや ネパールの地震と同じで、山の崩落による
がけ崩れが原因である。
県庁所在地の札幌でも震度6が襲ったが、その被害は今のところ大きくない。
新しい場所では さすがに 耐震設計の規定が十分に生かせているようである。

北海道ではこの地区は 長い間揺れており、エネルギーが放出されているから
大丈夫なんだという、誤解があったようだ。

イメージ 2




震度7厚真町 16歳女子高生が死亡 「きれいな顔でした」 気丈な兄 写真など見つかる 北海道

9/7(金) 17:19配信
北海道ニュースUHB
 7日午後4時現在も、22人が行方不明となっている北海道厚真町の土砂崩れ現場は、24時間体制で捜索が続いています。捜索の現場には、妹の無事を祈る兄がいました。

 記者:「あの家の中には、どなたがいらっしゃる状況なんですか?」

 滝本天舞さん:「ちょうど、いま救出されているのが、自分のひとつ下の妹で、ばあちゃんと父さんは、もうちょっと下の土砂の中に、たぶんいる状態で、ヘリで病院に行ってたりとかしてたんですけど、戻ってきてから、ずっとここで無事でいてくれることを祈って待ってたけど、話を聞いてみると、それも難しいと思っている。それでもちゃんと出てきてくれる方がうれしいかなと思って、今は出てきてくれるのを待っている」

 滝本天舞(てんま)さん。4人暮らしの住宅が土砂崩れに巻き込まれて、妹の舞樺さんと、父親、祖母の安否がわかっていません。

 滝本さん:「あの下あたり、田んぼの近くにちょうどいて親とか妹とか、ばあちゃんの名前を呼んでもずっと返事がなくて、近くに毛布があったんで、ずっといたんですけど、たまたま近所でまだ動けて助かった人がいて、その人の声が聞こえたので、自分も合流しようと思って、合流して何回も自分が戻ってきては、声かけて入っては様子をみて…、声かけたけど、誰も返事はなくて…」

 捜索で見つかったものは。

 記者:「今、持たれているものは?」

 滝本さん:「いや妹の…写真がきれいに出てきて。妹が使っていた高校のブレザーも出てきて、これは中学校のやつなんですけど、吹奏楽をやっていて」

 記者:「この写真だけ、たまたま出てきた?」

 滝本さん:「そうです。きれにこれが出てきていて、自分と一緒でけっこう飽きっぽいので、途中ちょっとしか書かないんですけど、誰かと出かけたとか、学校始まったとか終わったとか、ほんとちょこっとでも書いてて…。早く顔出してほしいし、顔を見たいなって思うだけです、今は。何もしてあげられない自分が本当にいやになってきて、ごめんね、って感じだけですね」

 「周りから聞いた話では、『お兄ちゃん大好きな子だったんだ』って言っていたみたいで、本当にそれ聞くたびにうれしいと思うし、ケンカもするけど、またすぐ話せるようになる、本当に一緒にいると楽しい妹」

 地震発生から約14時間後。

 記者「午後7時26分です。警察が担架を運んできました」

 「大きなシートを広げています」

 記者「先ほど、救急車で運ばれた方は?」
 
 滝本さん:「妹です。きれいな顔でした。本当に頑張ったね、ずっとそれを強く思ってるんで」

 滝本さん:「医師の診断で、亡くなったというのが…。さっき顔を見たけど、本当に自分の妹だし、本当に悔いばかり残るんですけど、楽しかったことはたくさんあったので、これからまたそれを背負って頑張っていこうかなって…。生きて出てきてくれたらもちろんうれしいですけど、もしそれがかなわなくても、出てきてくれるだけで、顔が見られるっていうだけど、本当に自分は幸せなので、それを願って、またあしたから、また自分も頑張っていきたいなと思います」
【関連記事】