パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

欧米は 支那の横暴に立ち上がった、日本人がやらないから!


■きょうは「天安門事件」から29年!
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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)6月4日(月曜日)
         通巻第5714号 
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 平壌にマック、これが北朝鮮の譲歩条件だ(ワシントンポスト
  金正恩は、北朝鮮のマックドナルドのフランチャイズを希望している(?)

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 イエローペーパーならともかく、ワシントンポスト(6月3日)が真面目に伝えたのだ。米朝交渉の一歩前進をシンボライズするのは、金正恩が、北朝鮮国内にマックのチェーン店開店を急がせることではないか。

 ソ連崩壊直後、マックがモスクワに店開きしたときに数千の市民が行列をつくった。それも極寒の雪の日だった。
北京でも第一号マック開店日は、数千の列ができた。

 マックは現在、世界120ヶ国、店舗数は37000を超える。金正恩が父親の金正日に連れられて北京へ行ったのはまだ子供の時だった。マックを試食したらしい。それは「いずれ平壌にも、マックのフランチャイズ展開」潜在的に意識するようになったのではないか。

 「フリードマン理論」という原則があるそうな。ニューヨークタイムズのコラムニスト、トーマス・フリードマンが1996年に言い出したことで、「紛争の当事国の双方がマックを開店させると、爾来、戦争が起きていない」。

 フリードマンは実例として、1989年のパナマ91年のインド・パキスタン、2006年のイスラエルレバノン、2008年のロシアとグルジア2014年のウクライナをあげている。偶然の一致でしかないが、これをジョークのようにコラム化する筆力も見上げたものだろう。
しかし同日、米中貿易交渉は物別れのママに終わった。
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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)6月5日(火曜日)
         通巻第5715号 <前日発行>
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 英国、フランスが南シナ海へ合同で海軍艦船を派遣
 「航行の自由」と「法の秩序」を守らなければならない

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 シンガポールで開催されていた「シャングリラ対話」(6月2日―3日)は、北朝鮮問題が高い関心を集め、米朝首脳会談の予測などが議論されていただけに、改めて南シナ海における中国の侵略という邪な横暴、国際法無視の蛮行を浮き彫りにした。

 マティス米国防長官と小野寺防衛大臣の発言が大きく伝わったのも、喫緊の重要課題である北朝鮮を論じたからである。ましてや、シャングリラ・ホテルは、米朝首脳会談の会場になる可能性が高い場所である。

 「シャングリラ対話」で、もう一つの話題は英国とフランスが南シナ海へ、合同で海軍艦船を派遣すると発言していることだった。日本のメディアは、この事実を大きく報じていないが、地政学的に画期的なステップではないのか。

 英国のガビン・ウィリアムソン国防大臣は「中国の行動(七つの岩礁を埋めたて人工島を造成し軍事基地としたこと)国際法に明らかに抵触し、航行の自由を脅かしている」と批判し、具体的に英国海軍は三隻の艦船を派遣するとした。

 フランスも、フローレンス・パルリ国防大臣(女性)が「公海を航行するに問題はなく、フランス海軍は南シナ海で作戦を展開する」と述べた。
 対して中国からは海軍幹部が出席し、「中国は合法的に領海の安全を保全しているのであり、12海里の中国領海に侵入があれば、行動に出る」と脅迫的語彙を並べて英仏の発言に怒りを表明したのだった。
 秩序を重んじよと言っている傍らで、無法者の一方的な発言は際立つ。
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