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元朝日・植村隆氏の請求棄却 札幌地裁「相当の理由ある」



元朝日記者の請求棄却=記事めぐり櫻井氏勝訴―札幌地裁

11/9(金) 19:32配信
時事通信
 従軍慰安婦報道に関わった元朝日新聞記者の植村隆氏(60)が「捏造(ねつぞう)記事」などと指摘され名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの櫻井よしこ氏(73)と櫻井氏の記事を掲載した雑誌の発行元に計1650万円の損害賠償など求めた訴訟の判決で、札幌地裁(岡山忠広裁判長)は9日、請求を棄却した。

 
 判決によると、櫻井氏は、植村氏の記事が従軍慰安婦と無関係な「女子挺身(ていしん)隊」を慰安婦と結び付けたなどと指摘する記事を、自身のウェブサイトや「週刊新潮」などに掲載した。

 岡山裁判長は、櫻井氏が自身の取材や関係資料などから、記事を捏造と信じたことには「相当な理由がある」と判断した。

 判決後に記者会見した植村氏は「こんな判決を許したら他のジャーナリストが犠牲になる。私は捏造記者ではありません」と強い口調で述べ、控訴する意向を示した。

 櫻井よしこ氏の話 証拠に基づく当然かつ適切なものと思う。今後は、判決を争うことなく、言論の場で意見を戦わせるべきだと考える。

元朝日・植村隆氏の請求棄却 札幌地裁「相当の理由ある」

 
 元朝日新聞記者で慰安婦報道に関わった植村隆氏が、記事を「捏造」と書かれ名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの櫻井よしこ氏と原稿を掲載した出版社3社に損害賠償や謝罪広告掲載を求めた訴訟の判決が9日、札幌地裁であった。岡山忠広裁判長は「櫻井氏が、植村氏が事実と異なる記事を執筆したと信じたのには相当な理由がある」として請求を棄却した。植村氏は控訴の方針。
 岡山裁判長は、櫻井氏の原稿には「社会的評価を低下させる内容がある」と指摘した。ただ、韓国での過去の新聞報道や論文など、櫻井氏が取材過程で参考にした資料は一定の信用性があるもので、植村氏の記事の公正さに疑問を持ったことには相当な理由があったと判断。原稿に公益性が認められることからも、請求を退けた。
 櫻井氏は「裁判所の判断は証拠に基づく当然適切なものだ」とコメント。植村氏は判決後に会見し、「正義が法廷で実現されていない」と話した。
 
 産経ニュース 
元朝日・植村隆氏の請求棄却 札幌地裁「相当の理由ある」
元朝日新聞記者で慰安婦報道に関わった植村隆氏が、記事を「捏造」と書かれ名誉を傷つけられたとして、ジャーナリストの櫻井よしこ氏と原稿を掲載した出版社3社に損害賠償…

慰安婦の虚構、主要メンバーの植村隆氏(元・朝日)の請求棄却。櫻井よしこ氏らへの訴訟【朝日新聞を許さない人はシェア】

従軍慰安婦」という虚構を作りあげていった主たる要因、朝日新聞の責任であることは広く国民の知るところです。社として謝罪をしたこと、そして英字版には検索避けを設定していたこともご存じのことかと思います。
フィクションゆえ捏造ではないという声もありそうですが、朝日が捏造をしていく過程でノリノリで書いていたのが植村隆氏(元・朝日)です。このあたりを櫻井よしこ氏らが執筆し世に広めたところ、「黙らせよう」とでもするかのごとく、櫻井氏および出版社3社に損害賠償や謝罪広告掲載を求めて訴訟を行っていた。
11月9日、札幌地裁で判決があった。請求棄却、である。岡山忠広裁判長は「櫻井氏が、植村氏が事実と異なる記事を執筆したと信じたのには相当な理由がある」として請求を棄却した。植村氏は控訴の方針だが、少し厳しいだろうというのが私の考え
さて、植村氏はノリノリでやりたい放題にやっていたのだけれども、記者を退職したのちは「北星学園」という学校法人で教鞭をとっていた。税金も投入されている学校において、未来ある子供たちに”このような人材を指導にあたらせてよいのか?”という抗議の声、疑問の声が民間からも寄せられた。これに対し、植村氏らは法廷闘争をチラつかせた。弁護士弁護士300名で集中砲火である。まさにローハラスメントとすら言える状態。
平成27年(2015年)の初頭のことであった。そろそろ4年が経過する。
当時、左派は「弁護士を大量に立てれば、一方的に倒せる」という錯覚もあったように思う。また、「左派=正義」であり、「慰安婦の虚構を吹聴
する者に対し、一方的な世論の援護」があるとも錯覚していた。この主たる要因は、ネットの存在について彼らも認知が浅かったのだろう。メディアが完全に情報を統制できている状況下でしか、彼らは戦ったことがなかったのだ。結論から言えば、北星学園の件は、戦略的な勝利を治めることに成功した。
一つには、植村氏が「リスク」であることを学校法人が認識したことである。国家間の外交問題にまで発展した当事者であり、”国からの覚えが、極めて悪い”と周知された。私も政治家として動いたけれども、自民党の国会議員も事あるごとに言及し、彼の再就職は絶望的だ。学校に、予算がつきにくいと考えられているから、だ。記者が(年金をもらうまで)教鞭をとるかどうかなんて、学校法人側からすれば、経営陣にはまったく関係のないこと。他の朝日記者も含め、学校関係の再就職の道は、ゼロではないものの極めて狭き門となった。
二つ目には、これもネットが要因であるが、父兄が本気で嫌がったこと。小中高と手塩に育てた子供が、なんで「慰安婦万歳!」の彼らの教育を受けねばならんのか、と。しかもお金を払ってまで。北星学園に進学した方の親御さんが本気で怒っていて、学校にも相当にワーワー言っていたと思う。実は、間には私も媒介して、ある程度の指導は行った。恫喝や恐喝と言われぬよう「丁寧な話し方」を指導しただけである。
そのとき、親が言っていた言葉が忘れられないのだが「うちの子供に、韓国に謝れとか余計なことは教えないで欲しい。彼にも自由があるのだろうから、好きにすればいいけれど、うちの子供にはやめて。どうしても話したいなら、どこか廃校になった学校の空き教室で、一人で話していたらいい」「授業料を納めたくない」と。ちょっと笑いかけてしまったが、本気で怒っていて、学校側もたまらんかったろうな、と。
これは全体に言える話で、すでにいずれの学校法人にとっても「元朝日」というブランドは、父兄から拒否反応を示される”リスク要因”になっている。授業料を納めるのは、主として親である。中には苦学生もいようが、親の意見というのは大きい。朝日にもう余計なことされたくない、うちの子に余計なことするな!というのは、親権を有する彼らの権利だ。
実は大学法人とは、記者の再就職先として人気の窓口だったのだけれど、これはもうダメだろう。ゼロにはならないと思うが、凄まじいブレーキとなっている。朝日を隠して再就職先としたい者もいるのだろうが、履歴書の時点で落とされる可能性はある。学校法人に「予算的にマイナスになる」可能性が極めて高いからだ。特に私学の、政治的な歪みはひどい。私も何件もレポートを書かせて頂いているが、学園長や理事長が半泣きになるぐらいの極めて手痛い処置となった”であろう”事例もある。まぁ、Blogに書くことはないけれど。
これが、4年前の事件であった。
いまは、もっと状況が悪い。
植村氏には同情してしまいたくなるほど。
すでに日韓関係は破綻しており、その主因は慰安婦の虚構」にある。そんな植村氏に、誰が手を差し伸べるというのだろう?完全に腫物であり、ただのリスク要因にすぎない。政治リスクであり、親の怒りを買うリスクであり、実は外交リスクの火種とすら言える。報道は報道で好きにすればいいし、(許される範囲内でありますが)それを規制せよとは言わない。
だが、たかだが民間企業の群れに過ぎないわけですから、それが国家間の話題になったり外交問題になった時点で、三権の何れにも属していない私企業のルールなんて、どうでもいいんですよ。レートがまったく違うんです。
こんな逆境の中、植村氏らはなぜ裁判を挑んだのか。
勝っても負けても、朝日の現役記者からすれば「もう、やめて」「頼むから、黙って」という恨みの声しかないだろう。『俺たちの再就職がなくなってしまう!』という心の声が聴こえてきそうだ。
逆に、植村氏は、だからこそ「勝っておきたい」裁判だった。
でなければ、朝日の後輩らに面子がない。ほどなくして、現役の朝日記者たちからも、植村氏は汚点として扱われていくのだろう。これをひっくり返す、どんでん返しが櫻井よしこ氏らに対する訴訟だったと思う。
結果であるが「請求棄却」というもの。
そういう訴え自体も棄却ね?というもので、完全敗訴というか、敗訴以前に「門前払い」みたいな言葉。
「ちょ、待ってや」というのが控訴だが、通らないんじゃないかなぁ。
だって、司法からすれば、「勝ちであれ、負けであれ」判断を下すこと自体がリスクですから。いまの日韓関係を見て、慰安婦の虚構に関する司法判断を、わざわざやりたがるとは私にはとても思えない。司法は、三権のひとつ、です。国家全体として韓国に抗議の意思を強く示している中、民間企業の為に身体を張ろうとは思わないでしょう。