パルデンの会

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北京の大学で爆発事故、学生三名が死亡。テロか



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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)12月27日(木曜日)
          通巻第5930号
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北京の大学で爆発事故、学生三名が死亡。テロか
 大学の実験ラボの安全無視、管理のずさんが事故を多発させている

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 12月26日午前、北京の交通大学環境技術学部の実験ラボで爆発事故が起こり、実験に加わっていた学生三名が死亡、十数名が負傷した。
 大音響の爆発音で付近の住民が騒ぎ出し、「テロか」とする噂がネットでもさかんに飛び交ったという。
消防車、救急車が出動し、事故の原因を究明中と警察の発表がなされた。

 交通大学の実験ラボでは都市環境のエンジニア開発のため、下水処理の化学実験が行われていた。
爆発物や劇薬の管理の安全性軽視、杜撰な実験の運営などが遠因となった。

 この日、天津では人権派弁護士の裁判が非公開で行われたため、海外メディアは天津の裁判所前に集中していた。このため首都北京でも爆発事故はニュースにもならなかったが、つい一ヶ月前にも南京大学の泰洲キャンパスにある化学実験室で爆発事故がおこり、学生ひとりが死亡している。

 2015年には名門、清華大学でやはり高圧シリンダーの実験に失敗し、学生ひとりが死亡した事故があった。

 テロと騒がれたのも、直前に福建省の龍岩市でバスジャック事件がおこり、ナイフをもった男が車内で8名を刺殺し、22名を負傷させた。
 社会不満の爆発が、こうした通り魔的テロリズムを蔓延させているのかもしれない。

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