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アカウント停止は中国のせい?私のツイートのどこがヘイトなのか


アカウント停止は中国のせい?私のツイートのどこがヘイトなのか

2019/05/17 iRONNAより転載
中宮崇サヨクウォッチャー)
中国によるインターネット支配が静かに進められている。そもそも中国ではネット空間においても言論の自由などない。反体制的な書き込みは言論弾圧どころか、逮捕や処刑の可能性さえある。そしてどうやら、日本国内でもそうした中国によるネット支配が着々と進みつつあり、私も思い知らされる事態に遭遇した。
中国による野蛮な支配は、決して中国国内のみにとどまらない。最近でも中国が「租借」と称して19世紀の植民地支配そのままの露骨な領土侵略を世界中で行い、現地の反発を招いている(「ベトナムで大規模な反中デモ、中国に99年間土地租借に抗議」大紀元日本 2018.06.13)。

また、米国のような先進国においても、米国大学教授協会(AAUP)から「中国国家の手足として機能している」と批判される中国政府系の「孔子学院」という文化機関が各地の大学に設置され、天安門事件チベット侵略についての議論を禁止するといった活動にいそしんでいる。そのため、米国では孔子学院を大学から追放する動きが進んでいる(「米で孔子学院閉鎖相次ぐ北フロリダ大が閉鎖を決定」産経新聞 2018.8.16)。


日本も例外ではなく、2008年の北京五輪に伴う長野市での聖火リレー騒動も思い起こされる。当時私も現地入りし、その様子を記事に書いた。なんと中国の人民武装警察部隊が「聖火警備」の名目で日本の公道をわが物顔で警備していたのだ。その上、中国当局が動員し長野市に集めた4千人の「学生」がチベット侵略への抗議に集まった多数のチベット人や日本人を取り囲んで暴行するなど、さながら中国による日本占領のための予行演習のようであった。
こうした中、昨年10月31日に私のツイッターアカウントが突然、使用不能になった。ツイッター社から以下の中国批判ツイートをなんと「暴言や脅迫、差別的言動」つまり「ヘイト」だと認定され、当該ツイートの削除を要求されたのである。

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中国が南沙諸島を侵略し、武力による威嚇と通行妨害という国際社会への邪悪な犯罪を行っているという以下の報道について、「撃沈で対処せよ」と呼びかけたが、なんとこれらをヘイトだと言うのである(「中国艦船、米軍艦に異常接近「航行の自由」作戦中」CNN 2018.10.02)。

ところで、わが国は2001年に、日本の巡視船に発砲した北朝鮮工作船を撃沈したことがある(九州南西海域工作船事件)。ツイッター社からすれば、こうした日本による実力行使はヘイトなどという言葉では到底収まらない邪悪な行為であり、ツイッター上で日本人が議論、主張することさえ許されない違反行為ということなのである。

例えば今後ツイッター上で「北朝鮮工作船は撃沈で対処せよ」とつぶやいたとすると、それはツイッター社的にはヘイトであり、禁止行為なのだというのだから驚きである。
日本は中国や北朝鮮による侵略に対して一切「撃沈」のような反撃どころか、こうした対策を呼びかけることさえも禁止しているわけである。これを「ヘイト規制を騙(かた)った中国・朝鮮による支配」と言わずしてなんと言うべきか。
 
ところで、ジャーナリストの岩上安身氏は、IWJなる反安倍、反原発サヨクメディアを主宰しているが、そのツイッターアカウントが凍結されたらしく、昨年11月9日にこんなツイートを行った。
ツイッター社による不当なアカウント凍結です。ヘイトスピーチをしたわけではありません。植村隆さんの裁判の市民への報告集会を中継し、IWJの速報アカウントで実況していただけで凍結されたのです。異常な数の嫌がらせ通報があったか、ツイッター社の判断に政治的偏向があったか、どちらかです」
何を根拠にジャーナリストを自称する岩上氏が「異常な数の嫌がらせ通報があった」などという臆測を喧伝(けんでん)するのかは全く不明である。関東大震災における「朝鮮人が井戸に毒をばらまく」という悪質なデマと一体何が違うのだろうか。
岩上氏は常日頃、「ネトウヨ」のツイートなどを「ヘイト」「デマ」と決めつけ「通報」を呼びかけている張本人である。自分が常に卑劣な密告を呼びかけているので、他人も自分と同じように卑劣な行為をしているに違いないと思い込んでいるのであろう。
一方、今回の私のツイッターアカウントの凍結は、実はサヨク陣営による組織的な「密告」運動の結果であるという証拠がある。私のツイッターアカウントが凍結された直後、密告者が喜々として以下のような勝利宣言ツイートを行っていたからだ。
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密告者のツイートに見える「ネトウヨ春のBAN祭り」という文字は、最近インターネット上で盛んな、サヨクによる組織的な敵対者弾圧密告運動の名前である。これにより、ツイッターだけでなくユーチューブやホームページなどにおいても保守派だけでなく、反中国的言動を行っただけの左派でさえ「ネトウヨ」と決めつけられ弾圧され、閉鎖に追い込まれている。
反中国、反北朝鮮は彼らサヨクにとって左右かかわらずすべて「ネトウヨ」であり「人間じゃねえ!たたっ斬る!」(政治学者の山口二郎氏によるSEALDsデモでの発言)べき敵なのだ。ちなみにこの山口氏による殺人予告発言も、私がツイッターで批判するとサヨクによる密告リンチによりツイートの削除をツイッター社から命令されたことがある。中国とサヨクの連携による日本支配は相当な所まで進んでいると言わざるを得ない。
サヨクの市民活動団体「しばき隊」に至っては、朝日新聞記者や人権派弁護士、LGBT(性的少数者)運動家などでさえ、自分たちが気に入らない場合、平気で「ネトウヨ」認定する。リンチなどの弾圧行為がまかり通り、被害者から裁判まで起こされている。
その背後に実際、どれほど中国や北朝鮮などの影響力があるのかは不明である。しかし、わが国におけるサヨク運動には冷戦時代にも旧ソ連や中国からの資金が投入されていた事実が、ソ連崩壊にともなう情報公開によりすでに判明している。
しかし、このことを例えば「サヨクには中国からの反日活動資金が投入されている可能性がある」などとツイートすると、たちまちサヨクの「ネトウヨ春のBAN祭り」対象として認定され密告などの組織的弾圧によりネット上から人知れず抹殺されることとなるだろう。
私のように他に発言の場のある人間ならともかく、一般の日本人はそれに対してなんの反論も主張もできず、誰にも知られることなくひっそりと消されてしまうことに抵抗もできないのだ。
実際、これまでそうした犠牲者がどれくらいいるのか、全体像は全く見えない。ジョージ・オーウェルの近未来小説『1984年』に登場する独裁者そのものである中国支配が既にかなりのところまで進んでいるのである。

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