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追加>拉致被害者家族、安倍首相に拉致解決の取り組み強化要請へ

追加
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2018.03.30)
チャンス到来、金正恩に拉致被害者帰国を迫れ!緊急集会決議文

 昨日、家族会、救う会拉致議連が実施した緊急集会で採択された緊急集会の決議文全文を掲載します。
 家族会・救う会は本日午前、安倍総理と面会しこの決議文を手渡しています。

■チャンス到来、金正恩拉致被害者帰国を迫れ!緊急集会決議文全文

決 議

 すべての拉致被害者を取り戻す大きなチャンスがやってきた。日米が主導して作り上げた強力な圧力に音を上げ、金正恩がトランプ米大統領に会談を申し込んできたからだ。しかし、これからが正念場だ。北朝鮮はこれまで何回も圧力から逃れるため譲歩するふりを見せながら、最後にはウソをついて政策を変えなかった。

 たとえば、2008年、北朝鮮は核廃棄と拉致被害者再調査を約束したが、米国から金融制裁とテロ支援国指定の解除を得たあと、再調査を中止し、核実験を行った。あのとき、私たちはブッシュ政権担当者らに繰り返し、拉致は現在進行形のテロだから全被害者帰国まで制裁を解除すべきではないと迫った。担当者は北朝鮮と交渉する度に日本人拉致問題を取り上げていると弁解した。しかし、北朝鮮の口約束を信じて核問題だけでなく拉致問題でもだまされた。

 だからこそ、私たちは全被害者の一括帰国を金正恩に迫ってほしいと、トランプ大統領に強く求めたい。拉致問題を議題にするだけでは、2008年と同じようにだまされるだけだからだ。

 安倍晋三首相は、4月に訪米してトランプ大統領と会談し、対北政策をすりあわせする予定だという。安倍首相には、5月の米朝会談において米国が単に拉致問題を議題にするだけでは不十分であり、全被害者の一括帰国を求めなければならないとトランプ大統領を説得してほしい。

 日本政府はこれまで被害者の生存を示す多くの情報を集めてきているはずだ。
その情報を活用して大統領に、13歳で拉致された少女を含む多くの無辜の民が北朝鮮で助けを待っていることを明示して説得してほしい。

 全被害者の一括帰国なしにはいかなる制裁緩和も経済支援もあり得ないという強い姿勢を日米が共有し、韓国、中国をはじめとする関係国にもそれを共有させるべく、わが国のもてるすべての力を注ぐべきである。

私たちは以下のことを政府に強く求める。

1.政府は、きたるべき米朝首脳会談で、トランプ大統領金正恩に対して、全被害者の一括帰国を迫るように、強く求めよ。

2.政府は、全被害者の一括帰国実現なしに国際社会の対北制裁が緩和することのないように全力を尽くせ。

3.政府は、南北、米朝首脳会談を最大限に活用し、全被害者の一括帰国を実現せよ。

平成30年3月29日
「チャンス到来、金正恩拉致被害者帰国を迫れ!」
緊急集会参加者一同




拉致被害者家族、安倍首相に拉致解決の取り組み強化要請へ きょう官邸で面会

3/30(金) 11:07配信
産経新聞
 北朝鮮による拉致被害者家族会は30日、安倍晋三首相と官邸で面会する。5月までに開催される見通しの米朝首脳会談を前に、近くトランプ米大統領と会談する安倍氏に対し、拉致問題解決に向けた各国への働きかけなどを強めるよう訴える。面会を前に同日午前、取材に応じた横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(82)は「40年続く人権蹂躙(じゅうりん)を解決する大きなチャンス。(各国の)思惑もあるが、被害者全員を帰すよう安倍総理にしっかりと発信していただきたい」と強調した。

 また、家族会代表で田口八重子さん(62)=同(22)=の兄、飯塚繁雄さん(79)は「情勢が活発な今は好機。さまざまな情報が飛び交うが、全被害者の帰国が大前提で、安倍総理トランプ大統領に日本の立場を伝えていただきたい」と語った。

 北朝鮮をめぐっては米朝首脳会談のほか、4月に南北首脳会談が開かれるなど短期間に重要な外交交渉が相次ぐ。家族会は支援組織「救う会」や超党派拉致議連と29日に緊急集会を開催。日本政府に対し、あらゆる機会をとらえて全被害者の一括帰国を実現するよう求める決議を行い、安倍氏に要請文として手渡す。

拉致被害者家族会が緊急集会

3/30(金) 8:12配信
ホウドウキョク
北朝鮮による拉致被害者の家族会などは、東京都内で緊急集会を開き、米朝首脳会談などを見据え、今回は正念場として、拉致問題解決に全力を尽くすよう求めた。

・映像でひもとく「拉致被害者家族会が緊急集会」

家族会の飯塚繁雄代表は、「いわゆるチャンスなんです。このチャンスをものにできなかったら、これは大変なことになるわけです。帰国にどうやって結びつけるかということを具体的に考え、判断して行動すると、これに尽きます」と述べた。

飯塚代表は、米朝首脳会談の前に、安倍首相は、トランプ大統領に「拉致問題を言及してもらい、被害者をいつまでに帰すのか、具体的な約束をしてもらいたい」と述べた。

集会では、政府に対し、全ての拉致被害者の帰国を実現するよう求める決議文が採択された。

拉致被害者の家族は30日、安倍首相と面会し、決議文を手渡す予定。