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「宮崎正弘の国際情勢解題」
令和四年(2022)10月6日(木曜日)
通巻第7484号
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東ティモールの住民投票後の独立を国連は認めたが
ドネツク、ルガンスクの住民投票の結果のロシア併合は認められな
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『ジャカルタ・ポスト』(インドネシアの有力な英字紙)の10月
「嘗てインドネシアは27番目の州として東ティモールを統治した
インドネシア軍が駐屯した。しかし1999年に国民投票が行われ
東ティモールは、ポルトガルが植民地支配を放棄したため権力の
インドネシアの場合、1975年時点では共産主義分子が地域支配
ロシアがヘルソン、ドネツク、ルハーンシク、ザポリージャの四地
プーチン大統領は世界の強力な指導者であって重要な役割を果たし
インドネシアは、ロシアが支援する四地域での住民投票を『国連憲
西側が全面支援したのはコソボと東ティモールの独立だった。そし
ロシア制裁に加わっていないインドネシアは、国内でまだ東ティモ
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ウクライナの状況は120万同胞が中国に殺されたチベットに似て
重要警告「第三次世界大戦はすでに始まっている」
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ペマ・ギャルポ『中国が仕掛ける東アジア大戦争』(ハート出版)
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副題がある。「安倍晋三が提唱したインド太平洋構想が世界を救う
120万人のチベット同胞の生命が中国に奪われたからこそ強い警
「1950年代、中国の侵略に直面したチベットも、ある意味ウク
チベットは世界に救援を求め、国連にも訴えたが、「同情してくれ
ペマ氏は少年難民として国境を越え、インドに亡命し、1965年
しかし、ニクソン訪中とカーターの国交樹立という米中接近は副次
災禍がはじまったのだ。
現在はどうなったか。私たちの最大の脅威として中国の軍事的脅威
戦後レジームに決別し、中国を囲む静かな戦略を実行してきた愛国
インド太平洋構想を主導した安倍晋三は不在となったが、日本のメ
ペマ氏は大事なポイントを衝いている。
「打破しようとした戦後レジームの問題点なのだが、今の日本社会
戦後日本はこの宗教観を失ってしまったことで、自由や民主主義を
これが本書の肯綮である。
靖国神社に参拝しない日本人がいる。墓地は不要、海に撒けという
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