パルデンの会

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明日(6月4日)天安門事件から34年 こんどはNYに「天安門ミュージアム」が開館

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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
    令和五年(2023)6月3日(土曜日)
       通巻第7779号 
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  明日(6月4日)天安門事件から34年
こんどはNYに「天安門ミュージアム」が開館
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ニューヨーク6番街にあるビルの4階。狭いスペースだが、このミニ博物館に世界のメディアの注目が集った。1989年6月4日、天安門広場にあつまった自由を訴える学生等を戦車が踏みつぶした。当時の横断幕、手紙、血の付いたシャツなどの天安門事件の品々のほか、写真パネル、当時の新聞など展示された。

6月1日に記者会見が行われた。当該「博物館」の館長で、天安門学生リーダーだった周鋒鎖は記者会見で、博物館は「自由な『中国への希望』が息づく場所になる。希望があるから、どんな敗北があっても、どれほどの苦闘を経験しなければならなかったとしても、この夢はここに生きているのです」と述べた。

 在米で反共産党のシンボルになった王丹も「亡くなったデモ参加者に敬意を示すのが義務だ。諦めないでください」と記者団に語った。
 博物館建設にはひろく浄財が求められ、内外から50万ドルがあつまった。

 香港では警戒が強化され、恒例だった通夜、集会などは総て禁止された。中国では6月4日を記念日とすることはタブーとなっている。このため台湾、ドイツ、英国、米国などで「六四追悼集会」が行われる。

数年前に最初の『天安門記念館』が香港でオープンしたと聞いて筆者はすぐに見学に行ったが、パンフレットの住所を旺角(モンコック)の下町のビルを弐時間ほど探して、付近住民の誰も知らず、またそれらしきビルにはシャッターが降りていた。家主に強い握力がかかり賃貸契約を破棄されたのだ。爾来、展示物の多くがアメリカに送られていた。
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