パルデンの会

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なぜ 日本では ハマスが犯した 非人間性の攻撃を非難しないのか? それは異文化:に対するイスラム原理主義の上手な対応である。 彼らは我々の道徳観を逆利用する

ハマスの音楽フェス奇襲》生存者が語り始めた凄惨な現場「下着が裂け、脚が広がっていた」「テロリストは男女の下半身を標的に」

配信

 
NEWSポストセブン

 

イスラエルベンヤミン・ネタニヤフ首相(74)が、イスラム組織ハマスガザ地区における指導者ヤヒヤ・シンワル氏の自宅を包囲したことを12月6日に発表した。シンワル氏は10月7日に行われた越境攻撃の首謀者のひとりだとされている。

 

【写真】「音楽フェス」奇襲直後の惨状、現在のフェス会場の様子、ハマスに運ばれるほぼ半裸のシャニさんの姿など

 越境攻撃から2か月が経った。若者が集まる音楽フェス「ノヴァ音楽祭」も攻撃対象となり、参加者だったドイツ系イスラエル人女性、シャニ・ルークさん(享年22)がほとんど裸の状態でトラックで連れ去られる映像は、世界中の人々にショックを与えた(のちに死亡が判明)。  

 

ハマスによる音楽フェス奇襲の実態については、海外メディアなどを通じ、その詳細が報じられはじめた。音楽フェスの生存者らは精神科などで治療を受けており、徐々に当日の出来事について証言し始めているようだ。国際ジャーナリストが解説する。

イスラエル警察が、ハマスが民間人に性暴力を加えていたとする目撃証言をおさめたビデオをジャーナリストらに公開しはじめました。その動画には“下半身から流血する女性の遺体を見た”や“背中から血を流している女性がかわるがわる襲われていた”といった生存者の証言が記録されており、“テロリストによって男女とも股間が狙い撃ちされていた”、

“女性の胸が切断された”などといった無惨な証言もあったそうです」  英メディア・BBCもこの証言ビデオや生存者が提供したとされる写真や動画、ハマスが撮影したという映像などを確認。中東エリアを担当する特派員が、これらの情報をもとに音楽フェスで起きていた凄惨な状況を報じている。

BBCは、襲撃後の現場写真を確認し、女性が襲撃者から性的な標的にされていたことを示唆するものだと指摘しています。写真には、下半身がむき出しで下着が裂け、脚が広がった状態の遺体もうつっていたそうです。  

またイスラエルが公開した映像からは『ハマスらが切除した胸を道に投げ捨てるなど遊んでいる様子だった』という証言も紹介。

ほかにも、被害者の支援団体を通じて生存者からも証言を得ています。  この生存者は現地でさまざまな悲鳴を耳にしたそうです。『負傷しているのにレイプされた女性もいるし、テロリストに襲われているときにはすでに死亡していた女性もいた』ともコメントしていました。ただ、BBCイスラエルが一方的に公開したという経緯もあり、それら証言を独自で検証しきれているわけではありません」(前出・国際ジャーナリスト)  ハマス側はこうしたイスラエルの公開した残虐行為などについて「否定し、強く非難する」と反発している。

イスラエルに集まる国際的な批判

 一方でイスラエル側にも、ガザ地区の民間人を巻き込んだ報復攻撃などについて国際的な批判が集まっている。 「ガザの電気やガスなどのインフラ供給を断ったこと、度重なる空爆などについてアラブ諸国ハマスが国際人道法違反と糾弾していますが、イスラエル側は『自衛権の行使』だと反論しています。国連のフォルカー・トゥルク人権高等弁務官は、『ハマスイスラエル、どちらも戦争犯罪をしている』と厳しく非難しています。  イスラエルハマスの双方が、有利に働くよう意図的なメディア露出をしている可能性もあり、情報が錯綜している状況です」(前出・国際ジャーナリスト) 『メディアと暴力』(勁草書房)などの著書を持ち、メディアリテラシーに詳しい獨協大学国語学部教授の佐々木輝美氏は、このメディアを通じた情報戦とでも言うべき状況を以下のように分析する。

「そもそもこのような残虐な映像は人間が見てはいけないものであり、多くの人々の心に深い傷を残す可能性があるでしょう。どのような意図があるのかは分からないが、この残虐な映像は結果的に多くのイスラエル人の“先有傾向(人々がもともと持っている特定の態度や行動の傾向)”を強める可能性があります。つまり、ハマスに対する敵対的な態度をますます強めてしまい、報復攻撃を正当化することになるかもしれません。  また、残虐な戦争の映像を繰り返し見ているうちに、意図的に加工された映像世界の状況を現実のものとして受け入れてしまうという培養効果が生じる可能性があります。つまり、『この世界は暴力にあふれているというゆがんだ世界観を持ってしまい、自分ができることは何もない……』とある種の諦めモードに入り、傍観するだけの状態になってしまうことが危惧されます」 “知る必要があるとは思うが、何が正しいかわからない”と悩む人も多いことだろう。情報の受け手はどんなことに注意すべきか。 「衝撃的な映像を伴う特定の情報を鵜呑みにするのではなく、複合的・総合的に情報を吟味すべきです。今回のイスラエルハマスについてのニュースであれば、発信元となるメディアが双方の立場から報じているか否かを見極めながら、平和への道を考え続けるという目的意識を持ち続けることが必要です」  これ以上の命が落とされてはならない。現地に1日も早い平和を。

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