パルデンの会

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家族会・救う会が岸田総理に面会  「合同調査委員会」や「連絡事務所設置」といった謀略に騙される事な く、譲歩する事なく毅然とした態度で北朝鮮と向き合って欲しい

★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2024.03.06)家族会・救う会が岸田総理に面会

 

 

yoshi-osada.hatenablog.com

 

3月4日午後6時から、家族会・救う会は官邸で岸田総理に面会し、「親世代
が存命中に拉致被害者の即時一括帰国が実現すれば、日本政府の北朝鮮への人道
支援と独自制裁解除に反対しない」、「もし、この期限内に全拉致被害者の一括
帰国が実現しなかった場合、私たちは強い怒りを持って独自制裁強化を求める」
との立場を明記した今年の運動方針を手渡しました。

 家族会から横田拓也代表、飯塚耕一郎事務局長、横田哲也事務局次長、有本明
弘さん、横田早紀江さん、救う会から西岡力会長が参加。林芳正官房長官
拉致問題担当大臣も参加した。

 その際の横田拓也代表の発言を下記に掲載します。

■家族会・救う会が岸田総理に面会

◆横田拓也代表の発言

 家族会代表の横田拓也と申します。

 本日は、大変お忙しいなか面会のお時間を頂きまして有難うございます。

 2月25日に、家族会と救う会は今年度の運動方針を決定しました

 「親の世代の家族が存命のうちに全拉致被害者の一括帰国が実現するなら、我
が国が人道支援を行うことと、わが国がかけている独自制裁を解除することに反
対しない」というものです。

 対話局面に大きく舵を切った方針であり、極めて重い決定をしたと考えていま
す。

 北朝鮮による拉致事件は加害者が北朝鮮であり、被害者が日本国です。その被
害者側の私達が苦渋の判断で北朝鮮と対話をしようとしているのです。個人の立
場では、北朝鮮への感情は”怒り””憎しみ””敵対心””恨み”しかありませ
ん。それでも拉致被害者家族の親世代である有本明弘さんと横田早紀江が自分達
の家族との再会を実現させる事を優先させるために大きく方針を変えた次第です。

 但し、家族会・救う会は無条件で日本が北朝鮮に課している独自制裁解除に賛成している訳ではない事を改めてこの場でもお伝えします。全拉致被害者の即時一括帰国が実現する事、そしてそれには親世代が健在・存命の内に果たされなければならないというタイムリミットを設けている事を前提条件としています。

 仮に、親世代が健在・存命の内に全拉致被害者の即時一括帰国が果たされなければ、私達は日朝国交正常化交渉には全面的に反対を表明し、日本が課している北朝鮮への独自制裁の更なる強化を具体的に求める事になります。

 北朝鮮能登半島地震後に岸田首相宛にお見舞いの電報を送ってきました。2
月15日には金与正副部長が岸田首相の訪朝の可能性について談話を発表しました。
その意図を慎重に分析が必要ではありますが、明らかにこれまでとは異なる”兆
し”があります。

 またと無いこのチャンスをどうか意味ある具体的な結果に繋げて頂きたいと思います。「合同調査委員会」や「連絡事務所設置」といった謀略に騙される事な
く、譲歩する事なく毅然とした態度で北朝鮮と向き合って欲しいと思います。

 双方が抱えている人道問題、北朝鮮においては深刻な食糧事情、日本において
拉致問題。この問題を解決し、両国が明るい未来を描けるのだという認識を岸
田首相からの言葉を通して金正恩委員長へお伝え頂きたいと思います。

 どうぞ宜しくお願い致します。

以上


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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 岸田文雄殿

救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
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担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
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