パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

今、中国国内では、ウイグル、チベット、南モンゴルの人たちは、事実上の「ジェノサイド」下にあります。

ウイグル ローズ  さん

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母は80歳で、ここ数十年病気を抱えていました。私は息子として、本当は今すぐにでも故郷に行き、母に祈りを捧げたい気持ちです

      

ウイグル ローズ  さんの御母堂のご逝去に、アラーがお導き されることを祈っております。

 

 

 

Kotaro Miura

22時間 
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このような悲劇はほとんどの在外ウイグル人に起きている現実です。両親が亡くなっても葬儀に出席するために故郷に帰ることもできません。そして、多くのウイグル人が家族、親族が収容所に入れられ、仮にそこを出ることができても連絡を取ることも難しい状況にあります。
今、中国国内では、ウイグルチベット南モンゴルの人たちは、事実上の「ジェノサイド」下にあります。隣国で起きているこの現実に対し、少なくとも日本国は継続して抗議の声を上げることは絶対に必要なことです。このようなジェノサイドを自国内で行う国家は、同時に今アジア全体に覇権主義の魔手を伸ばしているのですから。
皆様に個人的なお知らせがあります。
私の母が去る5月15日、病気で亡くなりました。ある信用できる方から、私に連絡がありました。
母は80歳で、ここ数十年病気を抱えていました。私は息子として、本当は今すぐにでも故郷に行き、母に祈りを捧げたい気持ちです。
しかし、現実には、私は故郷に帰ることも母に別れと感謝の言葉を墓前で捧げることもできません。そして私の兄弟も親戚も、このことを私に直接連絡することもできません。それどころか中国政府は、私の家の周りにカメラを設置して弔いに来る人をすべてチェックしています。亡くなった人を弔うことすら、東トルキスタンでは自由にできないのです。
母がアッラーのもとに召されたことを祈るとともに、これまでの親不孝をお詫びします。少しでも東トルキスタンの現状を訴えることが、母に報いることかと思い、このような文章を公開させていただきました。