パルデンの会

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ヒズボラメッセージ受信で一斉に起爆 少なくとも9人が死亡、2750人が負傷 通信機器を使用していた親イラン民兵組織ヒズボラはイスラエルが爆発に関与したと断定、報復を明言

レバノン爆発、9人死亡 メッセージ受信で一斉に起爆か ヒズボライスラエルに報復宣言

17日、レバノンで相次いだ通信機器の爆発を受け、首都ベイルートの医療施設に集まった人たち(ロイター)

【テルアビブ=佐藤貴生】レバノンの首都ベイルート近郊など国内各地で17日、小型の無線通信機器が一斉に爆発し、少なくとも9人が死亡、2750人が負傷した。うち200人が重傷。通信機器を使用していた親イラン民兵組織ヒズボライスラエルが爆発に関与したと断定、報復を明言した。中東の戦闘が広域化する恐れがある。

爆発したのは日本で「ポケットベル」と呼ばれるタイプで、同型の商品を出荷する台湾企業は、社名は明かさずに商標権を持つ欧州の会社が製造したと述べた。ヒズボライスラエルによる情報収集を避けるため、携帯電話ではなくこのローテク機器を戦闘員らに配布しており、被害が深刻化した。

イスラエルは関与の有無に言及していないが、同国の対外特務機関モサドによる作戦との見方が大勢だ。注文したヒズボラに納入されたのは数カ月前で、ロイター通信などは製造、搬送の過程で各通信機器に数グラムずつ爆発物が埋め込まれ、特定のメッセージを受信すると一斉に爆発する仕組みだったと報じた。