パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」展 入場者に対して チベットを悟ってもらう運動

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「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」展 入場者に対して チベットを悟ってもらう運動

1949年、中国の人民解放軍チベットに侵攻して全国土を占領し始め、ついには
ダライ・ラマ法王がインドへ逃れ、1959年3月に勃発したラサ蜂起が鎮 圧されるに至った。ダライ・ラマ法王に続いて、約8万人ほどのチベット人が亡命し、インド、ネパール、ブータンに定住した。難民の流入は今も続いている。 現在、難民の数は、亡命中に生まれた者を含めて合計13万人以上となっている。

チベットは インド北部のダラムサラに亡命政府を設立してから、受難の50年を過ごしてきた。主をなくしたチベットにおいて この50年は チベット人弾圧 の歴史であり
仏教弾圧の50年でもあった。 人民解放軍は 寺院、仏像、経典、仏具にいたるまで、金に換えるものを見つけ出し、略奪、陵辱の限りを尽くした。
特に 文化革命時においては「チベット自治区(TAR)」の僧院と尼僧院の97%、TAR以外のチベット地域の僧院と尼僧院の98~99%が無人化ないし廃墟化して
しまった。(本来のチベット自治区+四川、甘粛、青海、雲南の各省を含むものである)
後にチベット亡命政府の宗教・文化省が集計したところでは、全チベットの6259カ所の僧院、尼僧院のうち、破壊を免れたのは8カ所だけだった。
徹底的に破壊されたものは 寺院だけではなく 信仰そのものを無きものとして チベット仏教の象徴である ダライ・ラマ14世の肖像写真、肖像画を飾る事の禁止、ならびに所持の禁止を 行っている。

このように仏教を根絶やしに、扱ってきた中国共産党政府が「天空の至宝」として日本に持ち込んだチベットの宝の数々、 仏像においては過去において行われた仏教への弾圧を象徴するものである。
大勢の僧侶、尼僧が寺をまもり 仏像の破壊を防ぐために命を落とし、あるいは 中国に楯突いたとして刑務所に閉じ込められ、残虐な拷問をうけた歴史の重さがある。

日本人として 中国共産党チベットで行ってきた 非人道的な数々の悪行を非難すると共に、 チベット文明、文化を根絶やしにするべく、チベット社会や 仏教寺院から盗んだものを 「至宝」として我々に見せる恥知らずな行動を糾弾しなければならない。

我々 「パルデンの会」 は名前の由来である、パルデン・ギャツオ師が33年間、獄に繋がれて受けた数々の拷問を思い出し、今回日本に持ち込まれた 仏像 とそれを守って、
死んで行った 僧や尼僧そしてチベット市民の精霊に対して、弔いを行う予定である。

期間中 上野の森美術館入り口にある 上野・天台宗寛永寺の開祖である天海僧正の毛髪塔前において 天海僧正のお力をお借りして、仏像とチベットの精霊にたいして 弔いの「般若心経」を疎供え、「至宝展」入場者に展示物が抱えている大きなチベットの叫びを伝えたいと思う



中国共産党が葬ろうとしているチベット文化・文明を取り戻す支援



開催概要
会 期:
平成21年9月19日(土)-平成22年1月11日(月・祝)
*会期中無休
会 場:
上野の森美術館
開館時間:
午前10時-午後6時(入館は閉館時間の30分前まで)
作品総数:
123件(173点)。うち、一級文物(日本の国宝に相当)は36件
主 催:
財団法人日本美術協会上野の森美術館朝日新聞社、TBS、大広、
中華文物交流協会、中国チベット文化保護発展協会
後 援:
中国国家文物局、中国大使館
出品協力:
中国チベット自治区文物局、中国文物交流中心
協 力:
日本航空 日本通運
作品所蔵元:
チベット博物館、サキャ寺、ポタラ宮、ノルブリンカ、ロカ地区博物館、
ミンドゥリン寺、シャル寺、タシルンポ寺、ペンコルチューデ寺、
河北省承徳市避暑山荘博物館、承徳市外八廟管理処
お問合せ:
03-5777-8600 (ハローダイヤル)
受付時間 8:00-22:00 (年中無休)