【ウルムチ共同】7月以降に大規模暴動やデモが相次いだ中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市で21日、ラマダン(断食月)明けの礼拝が行われ、数十人の武装 警察(武警)隊員らが小銃を持って巡回する厳戒態勢の中、各地のモスク(イスラム教礼拝所)に多くのウイグル族らが集まった。
中心部にある同市最大級のモスク前には、早朝から数百人のイスラム教徒が集合。中に入りきれず、前の広場や歩道にまであふれ出し、一斉に地面にひざまずいて祈りをささげた。
車道を挟んだ向かい側の歩道には、高さ2メートル以上ある鉄のフェンスが設置され、小銃を持った武警がフェンス越しに監視。さらに盾や小銃、こん棒を持った武警や警官が約10人ずつ隊列を組み、数分おきに周辺を巡回した。
市内は、暴動発生時に比べると、武警の数が大幅に減り平穏を取り戻しつつある。だが、ウイグル族が漢族を注射針などで刺す事件は依然として続き、漢族の男性(38)は「あいつらは許せない。根こそぎ拘束してしまえばいいんだ」と、激しい民族間の対立感情をあらわにした。
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http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009092101000322.html>
中国、「東突取締まりは国際テロ対策の重要な一部分」2009-09-22
中国外務省の姜瑜報道官は22日、北京での定例記者会見で、「国際社会は力を合わせて、東トルキスタン(東突)のテロリストを含むすべてのテロリズムを断固として取り締まるべきだ」と述べました。
フランス通信社の報道によりますと、世界ウィグル会議のドルクン・エイサ事務局長が15日からソウルで開催される「アジア民主化世界 フォーラム」に出席するため、韓国に入国しようとしたところ、韓国政府に入国を拒否され、仁川(インチョン)国際空港に拘留されました。上述のコメント は、この一件に関する記者からの質問に答える際に述べたものです。
姜報道官はまた、「東トルキスタンを対象としたテロ取締りは、国際的なテロ対策の重要な一部分である。ドルクン・エイサ氏は、 ETLO・東トルキスタン解放組織と世界ウィグル会議の主要メンバーで、複数の刑事犯罪とテロ犯罪に関わっており、中国とICPO・国際刑事警察機構が指 名手配をしている容疑者である」と述べました。
なお、ドルクン・エイサ氏は新疆出身、1968年生まれで、トルコに亡命した後、世界ウィグル会議の事務局長に就任しました。また、国連にテロ組織と認定された「ETLO・東トルキスタン解放組織」の副主席でもあります。(翻訳:KH)
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http://japanese.cri.cn/881/2009/09/22/1s147306.htm>