パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

「上野の森 至宝展」についてもっと先を見てほしい

至宝展抗議活動を始めて 30回目が こようとしています。

我々は 過去50年間中国共産党の圧政、人権蹂躙に苦しむ「チベット国」の持ち物、特にダライ・ラマ法王の仏様等を 展示して、中国政府がチベット文化を保護、継承しているような宣伝、プロパガンダ展示会に「普通の分別ある人間として」抗議しています。

2004年からの同様な展示会が ヨーロッパ、アメリカで、開かれました。アチラではチベット支援者や一般人がその 展示に対して皆が「 NO 」といった結果美術館側が 最後は謝罪文を出しております。

日本においては「九州国立博物館」「札幌美術館」で開催されて来ましたが、我々のような目だった抗議活動はありませんでした。逆に集客を望む、チベット支援者のインターネット上の書き込みでした。
今回持ち込まれた 多くの 展示品が「ポタラ宮」「ノルブリンカ」から持ち込まれているように、チベット支援者が心のよりどころにしている ダライ・ラマ法王の持ち物であり、守り仏では無いのでしょうか? だから当然展示されているものは「特級品であり 一級品」なのです。

日本の仏様たちが 美術館に飾られるときは 仏様たちもその目的を持って、近年はお寺の改築や、お堂の新設のために 「勧進」として行われ、尊敬の念を抱いて皆さん対応されています。  しかし今回の展示はそういうようなものでしょうか?展示に際しての法要も無く、清める事もせず、本来ポタラ宮の住人である、ダライ・ラマ法王の記述写真も無く、ノルブリンカの仏にまつわる悲しい50年前の話も 何にもない、悲しみに満ちた 空虚な展示会になっているように聞いています。 

この展示に関して、抗議を中国政府に向けてもそれは難しいです。それは宗教が無い国ですから。
しかし展示をやるか,やらないかは「美術館」側が考える事です。「常識のある、分別のある」美術館では果たして いま「上野の森美術館」でやられているようなことをやるでしょうか? 「単にお金のため」であれば われら日本人の懐の寒さを感じますが、 これをやる事が「チベットのため、中国のチベットウイグル、モンゴルの民族政策にプラス」などとお考えになるならば、中国が考える「日本自治州」なる考えがその裏にあることを 想像してもらわなければなりません。

「抗議する国際連盟」から 展示説明に対して 常識的に問題ある箇所の修正を求めている事や、この展示会が開かれる内覧会において主催者が「チベット人は存在しない、チベット族はいる」発言への質問が投げかけられていますが、いまだに返されていないようです。
上野の美術館まえで 「黒服に無線機を耳に入れた 中国政府の回し者のような 総会屋対策のような目つきの悪い主催者側人間」が強ばった顔をして、入り口で入場者を監視しているような「美術展」がどこに あるでしょうか?????? 

あくまでも我々は「チベット仏教が貫く非暴力」の抗議を続けます。


この展示に携わった「チベット支援」の方達におねがいします。
皆さんが素晴らしい 芸術、美術を日本の方に知らしめようとしたことはわかります。しかし「タダ」ではないでしょう。その努力は「対価」で支払われたでしょう。
抗議していて、我々も 皆さんが「対価」以上に注ぎ込んだ情熱は理解できます。 しかしこの展示会が中国のプロパガンダである限りは それ以上 やるべきではないのです。 砂曼荼羅を見てください、出来た後そのまま  水に流しますね。 それでいいんですよ。 「チベット支援」という限りにおいては ヨーロッパやアメリカと同様に 金儲けに加担せず、美術館に抗議しましょう。
美術館側=主催者側が 国際連盟の言う何点かの要求事項を飲めば解決なんですから、これは中国政府がもともと間違っているところに、金儲けのもとを振りまくマスコミの大罪にほかならぬ事をお考えください
ノルブリンカではこの様に 仏様は祭られています。昨年大阪国立民俗学博物館での 「ボン教」の展示では博物館内でも同様に飾られていました。
イメージ 1
イメージ 2
チベット支援者の方、チベット人の方にお知らせします。
館内には「仏様と一緒に連れてこられた チベットで無慈悲な死を迎えられた多くの精霊達がたくさんおられます。」是非とも 仏様の傍らにたたずむ精霊達と 「安らかなる事と チベットの将来について」語り合ってください。 
毎週土曜、日曜に「巡礼」で お坊様と支援者が、安らかなる事を願って お経を読んおられます。3:00に是非参加してください。
我々も 美術館前で抗議行動を行っております、特に 上野の森の創始者である天海僧正の毛髪塔前でマントラを流し 精霊達と「安らかなる事と チベットの将来に」ついて語り合っております。
是非お立ち寄りください。
イメージ 3