パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

No.30 上野チベット至宝展抗議  12/5

本日は、確実に雨になる事を予想して 小さく開始しました。いろいろ行事もあるので 「草の根」参加者も期待薄かな! そこでチベット仏教の日本支部のO女史が飛び入りで参加してくれて、一緒にチベット国歌斉唱。 O女史が斉唱のあと、国歌を日本語で 朗読、本当に仏教の国の国歌で、日本語で理解するのは難しいな !!!

温度もかなり寒く、美術館の入館者もそう多くは無い。 噂だと「10万は超えたが20万というところまで達しておらず、拍子抜けのようである。(そうでしょう、我々が抗議しているわけだから)。
書き物に立ち止まって読んでいる人にターゲットを絞り、チラシをそっと出してみる。 すかさず取ってくれてそこから、始まる会話。

今週は 『ノルブリンカ』の 千手観音にまつわるお話をしています。 中国政府ならびに それに加担する人たちが、我々に千手観音をこれでもかと!
宣伝しまくる。ポスターありチラシあり。
しかし 本来の ノルブリンカの 仏様は 1959年3月10日の 法王様の亡命の発端、それを取り巻く 一万二千人のチベット人の砲撃による、殺戮を お体に秘められて つれて来られています。 

その仏を日本人の前に
持ち出して「手は何本ありますか?」「投票で一番好き、となった仏は?」
というキャンペーンを張るおこがましさが許せないような気がします。
いわゆる チベット研究者、チベット支援者がこんな事を許す日本の社会がそんざいします。 
そして一般の人が それをまったく知らされず「聞いて、悔しい思いにふける、チベット至宝展」となってしまっています。
本日の巡礼は ちょうど雨がきつくなる前に終了。ご苦労さまです。
今日も読経が始まると 美術館側が ソワソワ ソワソワ!
お経 = 死 という概念が美術館側にあるようです。
チベットに興味を持った方は お経の響きに 自分を浸す事が出来ますよね
夕方はずぶぬれのあいにくの天気になりましたが、明日は快晴との事!
皆さんの抗議の支援よろしくお願いします。