パルデンの会

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日本人にも指摘したい中国近代史の大嘘


ブログ「台湾は日本の生命!」より
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■日本人にも指摘したい中国近代史の大嘘  

来る二〇一二年は清国を滅ぼした辛亥革命から百周年であり、この革命による中華民国建国から百周年でもある。最近は「中華民国」と言われてもわからない人が多いので説明すると、中華人民共和国が成立する前の中国の国名が中華民国である。

国共内戦中共に滅ぼされたわけだが、その後政権は台湾へ亡命し、「中華民国」の看板は今でもそこで健在だ。

もっとも「百年」と言われても、一般の日本人には関心外かも知れない。ただ実は日本の安全保障にも深く関わってくることなので、やはり取り上げなければならない。

つまり中国人による歴史捏造についてだ。

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ブログ「台湾は日本の生命!」



さて上海万博での「孫文梅屋庄吉展」だが、「二人の盟友関係を紹介する」目的は「日中友好」を宣伝することなのだろう。日本人の反中感情が高まる中、中国側も、日本の日中友好派も、こうした雰囲気作りに必死であるが、初日のセレモニーでは「日中近代史の埋もれた秘話が表舞台に登場する」(長崎新聞)らしい。

「埋もれた秘話」とは、「孫文辛亥革命では脇役」「真の中華民国の国父は袁世凱」と言った「秘話」だろうか。あるいは「孫文満洲譲渡を日本人に約束していた」との「秘話」だろうか。

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実は孫文の革命運動を大勢の日本人が支援した理由の一つに、
孫文が革命支援の見返りとして「満洲人の地である満洲漢民族のものではなく、革命達成後はここを日本に譲渡する」との約束(所謂「孫文公約」)を繰り返していたからである。

もっともこうした「秘話」はご法度だろう。「孫文反革命袁世凱以上に反革命だった」「愛国主義者であるはずの孫文は日本に媚びて領土を割譲しようとした売国奴だった」等々が暴露されれば、孫文の宣伝利用もできなくなろう。
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ブログ「台湾は日本の生命!」

■中国人の陰謀を打ち破るには「歴史の真実」

さて先に、「辛亥革命」や「中華民国」の「百周年」が日本の安全保障にも関わってくると書いた。それはこれから中国や台湾で行われるであろう百周年の宣伝行事が、台湾併呑を目的とするものだからだ。

台湾政府は来年、三十二億元の予算を注ぎ込み「中華民国建国百年」の祝賀活動を展開するが、百年目の「革命」であれ「建国」であれ、すべては中国での話である(当時の台湾は日本領土だった)。おそらく中華文化中華民族の素晴らしさを宣伝し、内外に「台湾は中国の一部」と強調するのだろう。

いまどき孫文を崇拝する台湾人が多いとは思えないが、しかし蒋介石と違って台湾人虐殺に手を染めていない孫文への拒否感情は希薄だ。歴史捏造の洗脳教育・宣伝により、「中国統一」への抵抗心理が弱められることも懸念される。

少なくとも国民党政権は、そのようにして国民の同党への共感を獲得しようとしているに違いない。

ちなみに毎日新聞(八月二十一日)によると、「馬英九政権が来年の『中華民国建国100年慶祝活動』の一環で製作を進めている近代中国の革命家、孫文の記録映画に関し、人物像の描き方で激論が起きている」そうだ。

何でも「映画製作を主管する建国100年基金会の製作顧問で女性作家の平路氏は、台湾メディアに対して孫文を『レーニンに笑われた天真らんまんな無知』『情熱的だが抽象的な思考に欠ける』と分析」し、「映画で孫文を多元的、人間的に描く考えを示した」のに対し、「孫文研究の専門家、胡仏・台湾大学名誉教授と弟子の周陽山・監察委員が『軽佻な分析で、孫文を侮蔑している』と批判。公的資金で製作する映画としては『妥当でない』と指摘した」とか。

「今回の映画製作では孫文の神格化を警戒する意見は多い」と言うが、中国人(国民党)は、やはりいつの時代も洗脳教育が好みらしい。

このようにつねに悪質な歴史捏造工作を繰り返すのが中国人だが、そうしたものについつい加担してしまうのが日本人なのだ。

歴史の真実など調べればすぐにわかることだ。台湾人も日本人も早くそれに気付き、中国人の政治宣伝の嘘を見抜くことが大切である。なぜなら中国人の陰謀の力は嘘が見破られることで、大きく減退するからだ。

そうした状況の中で気になるのが、あの元首相の存在なのだ。福田康夫氏はいつまで中国に従属し、中国の対日陰謀を助長し続けるのか。