パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

9/6 ヒマラヤ文化祭/留学生支援チャリティー 川崎市高津市民会館

 
皆さんのご出席をお待ちしています。
 ソナム・ギャルモ さんの歌声も聞けますよ!


 
 

NPOチベット教育福祉基金
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NPOチベット教育福祉基金主催       
第6回ヒマラヤ文化祭/留学生支援チャリティー
チベットブータン・ネパール・ラダック(インド)舞踊を楽しむ会

日 時: 2010年9月6日(月) 16:00~19:00
会 場: 川崎市高津市民会館 大ホール(地図参照)
会 費: 1500円(会員1200円/学生800円)

この夏は世界的な猛暑で、皆さま大変厳しい日々を過ごされたことと存じます。さて、その暑さを吹き飛ばしたいとの願いを込めて、毎年恒例となりましたチベットブータン・ラダック(インド)・ネパール民族舞踊を楽しむ会(NPO総会)を開催いたします。国際開洋学園に学ぶ留学生(現在卒業生、在校生合わせて100名余り)各々の国の舞踊と歌を披露すべく日夜練習に励んでいます。また、当日はチベットグッズの販売や、留学生によるチベットレストランをオープン、チベット料理やプチャ(チベットのバター茶)をお楽しみください。
  (売上はヒマラヤ留学生の支援に充てさせていただきます)
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*** プログラム ***

・ 理事長ペマ・ギャルポのミニ講演
        「チベットの現状と教育環境」
・ ソナム・ギャルモ(チベット人歌手として売り出し中)の歌
・ 留学生バンド「イエティー」他、各国の歌と踊りなど

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   ソナム・ギャルモ                    イエティー
≪レポート≫  夢を追う「チベットの歌姫」     ソナム・ギャルモ
 2003年春に15名(男8名、女7名)の仲間と共に、国際開洋高校の井脇ノブ子理事長(前衆議院議員)のお世話で留学が叶い来日。
 到着した日から早速、深夜2時までひらがなとカタカナの特訓があったのには驚いた。生活の中で一番困ったのは、やはり言葉と食べ物、初めての日本語にただ戸惑った。最初の一年間は右往左往しているばかりで、とにかく通じなかったという記憶しかない。
 来日した頃は、とにかく日本食が食べられなかった。醤油さえ甘く感じ、煮物をはじめ日本の料理にはよく砂糖が使われるので、甘過ぎて食べられないのだ。チベット料理は、唐辛子をたくさん入れるが、砂糖はほとんど使わない。味噌も、日本茶も、特に納豆の味に慣れるには時間がhttp://www16.ocn.ne.jp/~tcc/TCC-K/sonamu01.gifかかった。
 毎年、後輩が10~20名留学して来たので、3年生になった私たちが、世話係をしていた。その頃には私たちも、言葉や日本の生活にも大分慣れていた。高校は国際開洋高校のお陰で、費用は免除されていた。しかし、高校を卒業しても日本に残れるかどうか、という大きな悩みをかかえていた。私たちは皆、インドやネパールのあまり豊かでない家庭から来ている。とても日本でのんびり私費留学に切り替えるなど、夢のまた夢であったが、仲間と共に別府短期大学地域総合科学科への入学が叶った。
 生活費を稼ぐため、コンビニなどでアルバイトに励んだ。今でこそ笑い話だが、電車賃節約のため学校往復に1時間半、アルバイト先へは3時間、毎日自転車で通った。朝6時から真夜中まで目の回るような毎日だった。2年後に無事卒業を迎えたときは、ほんとうにうれしかった。
 現在、チベット人の卒業生は、様々な分野で職に就き頑張っている。そんな中、私にはもうひとつの夢がある。
幼いときから歌うことが好きな私は、「チベットの歌を日本の皆さんに聞いてほしい!」という気持ちから、たくさんの方々の協力をいただき、現在は時々ミニコンサートを開いている。
 昨年は、上野文化会館でアジア学士の会にもチベットの歌手として出演した。更に、今年の3月に初めて、ギターや、コントラバス、タブラーなどの生演奏をバックに歌った。チベットサウンドとはだいぶ異なったが、コンサートは盛り上がり、聴衆に喜んでもらえた。http://www16.ocn.ne.jp/~tcc/TCC-K/sonamu02.gif
 最近の日本の歌では、『花』、『サトウキビ畑』『島歌』などが大好きだ。特に、日本の演歌はチベットの歌に似ている。いつかチベットの歌ばかりでなく日本、インドの歌を披露できる大きなコンサートを開き、チベット人歌手としてチベットの伝統的スタイルを大切にしながら、新たなものにも挑戦していきたい。
 今年の2月、ロサ(チベットの新年)に合わせ、7年ぶりに帰国した。実家があるビルは田舎だが、新年の食卓は豊かになり、若者は携帯電話を持ち、わずかながらも時代の変化を感じる。家族や親せき、友人と共に、昔ながらの新年を祝い、ダライ・ラマ法王の潅頂を受けにダラムサラへ出かけた。ゆったりとした時の流れ、やはり懐かしい故郷のままだ。
将来は故郷へ戻り、日本での経験を生かしてチベットの人々の役に立てる仕事ができたら…と願っている。

NPOチベット教育福祉基金主催      NEW
ヒマラヤ留学生のための日本語学習フォローアップ教室
日本で生活するヒマラヤ諸国の留学生を対象に、生活・学業面での向上を目指すとともに就業のための講座を、下記通り開催します。

(1)日本での求職活動に必要な事柄について
    2010年7月24日(土) 16:00~19:00

(2)日本で働くための会社内での一般常識について
    2010年8月22日(日) 16:00~19:00

(3)社会生活を営む上での問題解決について
    2010年9月19日(日) 13:00~16:00

(4)日本の公的機関での受け答え・話し方について
    2010年10月30日(土) 13:00~16:00

(5)日本語能力試験についての予習・復習
    2010年11月13日(土) 13:00~16:00

(6)総括ディスカッション
    2010年12月25日(土) 13:00~16:00

場所 : チベット文化研究所他