またまた知人からのメールを転送させていただきます。↓
「チベット中央(亡命)政府は中国諜報員の侵入を警戒」
現在、法王の住居を守るために150人による、三重の防御網が引かれている。
(注:これは住居を囲む鉄条網の外側と中側を守るインド警備隊、及び直接身辺を守るチベット人の護身隊)
レポートによれば、この警備強化に至るには幾つかの伏線があったという。
インド警察は彼女をスパイと疑ったが、証拠を上げることができないまま彼女は先月中国に送還された。
2008年、抵抗運動が起こる以前にもLiu Xiaという中国人がダラムサラの地方警察により逮捕されている。
インド情報局が驚いたのは、彼の携帯電話を調べると、彼がラサにいる軍高官と連絡を取り合っていたということだった。
彼は不法に陸路チベットからネパールに入りインドのデリーに至っていた。
亡命政府の警戒心の高まりに従い地方警察は新しく亡命してきたチベット人たちへの監視を強めている。
チベット保安部の高官は「すべてのキャンプの福祉事務所に対し中国人僧侶がスパイとして送り込まれている可能性について人々に知らせるよう指示を与えた」と語った。
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これを読んだだけでは、なぜ「スパイは僧侶の姿を取っている」と断定的に言っているのかは明らかではない。
ま、この辺は秘密の情報も多いと思われるので、どこかからそのような情報が入ったのであろう。
法王は何度も「我々には隠すものは何もない。中国のスパイは大歓迎だ。ちゃんとここにきて事実を調べてもしい」とおっしゃっている。
中国がダライ・ラマは病んでいるというデマを流した時には「ここにきておしっこも調べてほしい」などと言われたこともある。
であるが、今回このような警告が発せられたということは、何か「法王の身に危険が及ぶ」ような事態が想定される情報が入った可能性があると思われる。
だいたい今までの警備は、甘すぎると言われても仕方ないぐらいだったから、これで法王との距離ができてしまうかも知れないのは残念だが、少しは正常になると思うことにしよう。
何事もないことを祈る。
(ここまで メール内容)