パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

本当に思い違いの 講演であった

系の講演会で トルコ/ミャンマ を視点を変えて語るという、触れ込みの講演会に参加した、
講演者は 欧米的な見方ではなく当事者側にたった歴史観や政治間を持つようにお話があった(わかっていたが、今までの情報は一方の意見だけで片方の情報は メディアからは流されていなかった)

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戦略・情報研究会 2010年度東京第7回講演会(通算第79回)
~ 公正不偏の視点から世界を捉え直す -〈思い込み〉の世界史からの脱却 ~

講師: 山口 洋一 氏(元 マダガスカル/トルコ/ミャンマー大使)

○ 山口 洋一(やまぐち よういち)氏
―― 1937年生まれ、本籍佐賀県。少年期に移り住んでからは
鎌倉市長谷在住。1960年東京大学卒業後、外務省に入省。
1998年外務省より退官、その間本省では経済局/アジア局/
調査部/情報文化局、海外ではフランス/南ベトナム/イタリア/
インドネシア各大使館勤務を経て、1981年ユネスコ常駐代表
(パリ)、続いてマダガスカル/トルコ/ミャンマーの大使を歴任。

主著に『マダガスカル -アフリカに一番近いアジアの国』
『トルコが見えてくる』(以上サイマル出版会)『ミャンマーの実像』
『<思いこみ>の世界史』『敗戦への三つの〈思いこみ〉』(以上
勁草書房)『腑抜けになったか日本人』(文芸社)、このほか新聞

その実例を話し始めたのが ミャンマーの件、スチーさんは初めは民衆に
担がれて立ったが、所詮海外での教育とイギリス人の夫をもち、庶民とは
解離しており、欧米型報道と、欧米型の政治の流れ、旧宗主国の流れに
コントロールされ本来のミャンマーの人々へいい影響は与えていないとの事。
特に 国際メディアは 日本のODAに関して何かと口を挟み、橋本首相時代
ODAを止め、それを開始できなかったと言い放った。

この辺から違和感が走り、聞く思い入れがどんどん薄れてくるのがわかる。
しかし100人も入っている、右系のひとたちは「尤もだ!顔」で真剣に聞いている。
ミャンマーの軍事政権の出鱈目、日本政府と業者と軍事政府との癒着や、特に
軍部への中国共産党の指導、政治圧力、少数民族への迫害などこれっぽちも
講演では出なかった。

質問でそれを聞く人間もおらず、すべて 賛美の感想! 「この講演会
の資質が問われるのかも」 参加費¥1000が 初めて無駄に感じた。
三井物産の中東社長が出てきてひとくさり、右系では「肩書き」が重要なのか?
そこらじゅうで「名詞の交換」、やけに「自衛隊OBの爺様」の姿も見える。
終了後 近くで 「懇親会」との話、酒飲んで管巻くのであろうか??
そうそう 都議会議員で 拉致や反中国で参加のある Y議員も来て賛美
をしていたが、 亡命ミャンマー人、迫害ミャンマー人の 日本での福祉を受けられない実態を知らないのか? 彼への今までの思い入れが吹き飛んでしまった、

ここは反中国の運動論者ではなく、単に軍事とか、国士とか、倫理とかを中心に
集まっている方々ですが、戦略・情報研究会として招聘している講演者は中々すばらしいものがあるが、今回は「似非情報」というものを感じた。

ネットから取った情報は下記:
ミャンマー問題に関して
ミャンマー大使、山口洋一なる人物が、サンデースクランブルで発言していましたが、「日本・欧米のマスコミの報道は偏向している。デモはアメリカの扇動によるものであり、デモ参加者は、金を貰って参加している。投石で、取り締まる側を攻撃している。」等の体制を擁護する発言をしています。
しかし、現地の映像を見る限り、一方的にデモ側が体制側に攻撃され、日本人ジャーナリストも、警告無しで背後から射殺されています。
日本がミャンマー制裁に動かない影には、これら外交官の働きかけがあると思いますが、ビルマ独立に働いたアウン・サン氏らと彼らと日本の係わりを思うと恥ずかしくさえ思えます。
国賊とすら言える外交官を弾劾する手段は無いものでしょうか。


ミャンマーの実像―日本大使が見た親日国」の感想
おしまいまで読み通すのに、かなり苦痛を覚えました
ミャンマーにとって日本は最大級の経済援助大国でしょう。現政権から日本国大使が下にもおかないもてなしを受けるのは、ある意味、当然で、それすら気付かずに脳天気に舞い上がっているのには恐れ入りますな。なにか旧満州国擁護論でも読まされているような痛みを感じました。自分の足で地べたを歩いたことのない外務官僚の関心の持ち様なんて、大抵こんなところなんでしょうかね。
植民地型経済構造から脱却することの困難や、領土といっても旧宗主国の縄張りにすぎないものを引き継いでしまった多民族国家の苦悩、民主化が求めている本質のところなんかには、まるで目が届かないようですが、無駄使いが多いと批判されるばかりか、しばしば日本のODAが相手国国民から恨みを買ってしまうというのも、この著作を読むと解るような気がします。ミャンマー政府や日本の政府高官に自分の存在を高く買ってもらいたいのが本音の著作ではないんでしょうか。ほかに何か書いてありますか? この本って。
駄本
も見えていない聞いていない。
車の後部座席を空調の効いた部屋から見たミャンマー

台風一過
台風一過。
午後、他寺の報恩講でお話をさせていただいた後に、ビルマ民主化を支持する集会「ビルマ軍政と日本」に出席。アーユスは共催。集会の冒頭で法要を勤める。
民主化運動が制圧された後、日本のマスコミからはビルマ情報は一切消えた。この極端さは何だろう。軍により、日常には平穏が戻ったというのだろうか。
そういう判断をする者は日本には少なくない。いわく、ビルマの軍政は民衆から支持されており、民主化運動をしているのは例外的な活動家だ、というような。その代表である元ミャンマー日本大使の山口洋一氏が週刊誌に発表した軍政支持の一文は、ミャンマー政権により、自らの正当性を認める「国際世論」としてビルマ国内で紹介された。そのため山口洋一という名は一躍、「長井健司」と並んでビルマで最も有名な日本人となったという。
集会では、根本敬氏(上智大学国語学部教授)によるビルマ問題解説が明解。
経済制裁ビルマ軍政にとって影響は小さいが、民衆に対してのモラルサポートの意味は大きい、とし、経済制裁を行う意義があるとし、ODAの一時停止とともに、その使い方を変える説得をすべきとする。
 


「●戦略・情報研究会」に、行きました。http://s.hatena.ne.jp/images/comment.gifhttp://s.hatena.ne.jp/images/add.gif

【演題】河添恵子「国家をまもれるエリートは出現するか」
【日時】2月13日(土)18:30~
【場所】文京シビックセンター26F スカイホール
【会費】1000円
スカイホールに行くのは久し振りでした。

講師の方は、最新の経済状況などを踏まえた反中精神は立派なものでしたが、
話が教育問題に及ぶと不勉強なところを露呈されました。
クライン孝子氏に似ていて、最後の結論が「欧米は素晴らしい」「日本人や日本的なものはダメだ、変えろ」
といった、リバタリアン的な方向に行きました。これも自虐史観の一種なのでしょう。
最近、保守を自称しながら日本の伝統を打ち壊し、日本人の国民性を破壊しようとする人が後を絶ちません。
全てに理屈を求める「右の唯物主義者」が、若い人にも大増殖しています。
http://d.hatena.ne.jp/mahotan/20100213/p1



じっくり内容を精査したい。