パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

チベットで前代未聞の学生による抗議行動を 支援する by ITSN

我々も中国共産党の 
幹部宛の抗議を送ろう



http://freetibet.holy.jp/2010/11/チベットで前代未聞の学生による抗議行動が勃発/

10月19日、チベット東北部アムドの レプゴン(རེབ་གོང་ Rebkong、中国名:同仁)
チベット人学生による6000人以上が参加した大規模な抗議行動が起こりました。その後も、 レブコンから約150㌔離れたチャブチャ(Chabcha、中国名:海南チベット族自治州共和県)で2000人が「我々はチベット語を使う自由を取り戻したい」とコールしながら行進しました。
抗議のきっかけは、中国政府の教育指導改革の新しい規制として、チベット以外の全教科を中国語で指導し、教科書も中国語で書かれたものに切り替えるという発表に対して、学生らが自分たちの言葉を守ろうと立ち上がり、抗議行動に発展したものです。この抗議行動は近隣の街にも広がり、少なくとも4カ所での大規模な抗議行動が報告されています。遠く離れた北京民族大学の学生400名もキャンパスで、一連の「チベット語を守ろう」とする抗議行動に支援する形のデモを行いました。

外国人報道記者の立ち入りが禁止されているチベットでは、一連の抗議行動に関する報道のほとんどはRADIO FREE ASIAと現地から、情報規制の目をぬって国外に伝えられた情報をもとに、随時更新されています。

10月25日;AP通信では治安部隊の投入により緊迫した現地の様子が伝えられました。http://www.google.com/hostednews/ap/article/ALeqM5guUjJZX2KRru-qKk3fMokd13c_zA?docId=255197ff9b2548389415c4b82a5cca29

チャブチャで20人の学生たちが逮捕されたとの報告があり、抗議に参加した学生たちの今後が心配です。

そのためにも、国際社会の目が情報統制下にあるチベットの動きを監視しているのだと、中国政府に伝え、彼等の安全の確保と、意志の尊重を呼びかけてください。
青海省党強衛書記は、6000人以上の学生が抗議行動に参加することになったレブゴン に抗議勃発の直前に訪問しており、チベットの教育改革が即時施行されるべきだと語りました。

青海省庁が2010年6月21日 に発表した教育政策に関する公式資料(中国語)はこちらでご覧頂けます。

青海省人民政府办公厅文件  126号:原文(中国語)http://www.qh.gov.cn/html/284/150440.html

この『各学校に通達した教育指導計画の調整を促す通知通知』の中で『遊牧民と農民のエリアに “ バイリンガル” 幼児教育施設の建設を強力に推進し、義務教育における中国語教育を徹底する。』とし、チベットにおける中国語教育を徹底させる要請を通達しています。このチベット語を廃絶しようとするかのような政策は、チベット語とその文化の存続に関わる問題だけでなく、中国憲法第1章総則、第4条で保証されている権利に対する明確な違憲行為です。

中国憲法第1章

総則、第4条 :いずれの民族も、自己の言語・文字を使用し、発展させる自由を有し、自己の風俗習慣を保持し、又は改革する自由を有する。

この中国政府による教育指導改革は、多くのチベット自治州内の小学校を含む教育機関で、すでに施行されており、多くのチベット人は、現在の政策がこのまま継続すれば、母国語であるチベット語が消滅の危機に陥る不安を抱えています。中学以降の授業は全て中国語で行われ、大学の入試試験も中国語なため、中国人クラスメートに比べて、はるかに不利な条件のした、チベット人社会で貧困を生み出す原因の一つになっています。


青海省、強衛書記 と青海省教育庁、王予波庁長、他中国政府関係者へ要請する手紙をダウンロードして、送信、郵送、ファックスしてください。


青海省の使用言語改革』を見なおしてください。要請書はこちらのリンクから:
http://freetibet.holy.jp/2010/11/チベットで前代未聞の学生による抗議行動が勃発/

Dear 青海省党委書記 強衛書記 The Qinghai Province, Qiang Wei Party Secretary

青海省教育庁、王予波庁長 The Education Department, WANG Yubo Director-General

劉延東国務委員 State Councilor Liu Yandong

国家民族事務委員会、楊晶主任 State Ethnic Affairs Commission,The Minister, Yang Jing

国家民委教育科技司、俸兰司長 The SEAC’s Dept of Education,  The Director-General Feng Lan

教育部 袁貴仁部長 The Minister Yuan Guiren

教育省政策法律局 孫霄兵 局長 The Director-General of the Policy and Regulations Department , Sun Xiaobing


I am outraged that China forces Tibetan students to abandon their own language and study exclusively in the Chinese language.

This policy is not only a blatant violation of Article 4 of China’s constitution that guarantees the right for minorities to use their language in education but it also threatens the survival of Tibetan language and culture.

Furthermore, this policy which is already implemented in the Tibet Autonomous Region has resulted in Tibetans being disadvantaged in education and employment. Tibetans struggle to follow classes in Chinese which is not their first language and are at a disadvantage with their Chinese classmates resulting in high drop-out rates and the highest illiteracy rates in China’s regions.

I urge you listen to the Tibetan students and

- Abandon the proposed reform in the Tibetan Autonomous Prefectures in Qinghai Province
- Ensure that Tibetan language is the primary language of education in Tibetan Autonomous Prefectures
- Guarantee that no reprisals will be taken against students, parents or teachers who protested against the proposed reforms

Yours sincerely

(ここに氏名等、記載したい情報を入れる)


要請文和訳:中国政府がチベットの学生に母国語を捨てることを強制し、中国語のみを学ばせようとしている事実に対し強い遺憾の意を表明します。 この政策は少数民族の言語を守る権利を保証する、中国憲法第1章総則第4条に対する明らかな違憲行為であるだけでなく、チベット語とその文化の存続を脅かす行為です。さらに、チベット自治区で、既に施行されているこの政策によってチベット人は教育や就業の場で不利な条件に置かれています。チベット人学生は彼等の第一言語ではない、中国語での授業についていくのに中国人クラスメートと比べて苦労しており、結果、落第率と、中国政府統治下で一番の文盲率の高さとなっています。直ちに、チベット人学生の声を聞き、青海州のチベット自治区に於ける教育改正計画を取りやめチベット自治圏内の教育機関では、チベット語を主要言語とするとともに、抗議行動に参加した学生、その両親と、教師に何の処罰も与えないことを保証することを要請します。

敬具


ITSN、Free Tibet、RFAの情報より。