パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

金正日の訪ロが中止になった。

昨日拉致問題 救う会東京・救う会全国協議会
東京連続集会59に参加してきた。
全部は参加できなかったが 講師にジャーナリストの惠谷治氏が入り西岡力救う会 会長と対話形式で最新情勢を議論されていた。

下記でも述べてあるが 最近の金主席の動向が 北朝鮮金王国の財政の逼迫をよく表していること、後継者が出てきたことで政府機関、共産党機関、直属の諜報機関が明らかになり それらの統合分離により かなり 我が政府も 朝鮮政府と対応の隙間が見え始めたようである。
そうであれば 更なる北朝鮮向け禁輸処置、在日の再入国の禁止など打てる手段をうって 早く拉致被害者 あるいは 特定失踪者の奪還ができるように我々国民も 大いに関心をもって 政府に圧力を加えていかなければならない。
また 自民党 民主党の中に 早く北朝鮮の国交を樹立を望む議員の立ち上げがあったが、 まず第一条件は 拉致被害者と特定失踪者の救出であることを自覚し、それがなき 国交などありえないことを国民が 議員に 突きつけなければならない。
議員の名前はよく覚えておこう。



勝谷氏の有料ぶろぐより転載
北朝鮮の内部がどうも不穏な状況になってきているようである。
金正日の訪ロが中止になった。独裁者どうしの会談というのは、まことに
大きなイベントだ。それが不安定に中止されるには、よほどの理由がな
くてはいけない。

 <ロシア大統領の極東訪問、金総書記との会談予定ない=報道官>


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-21950520110629
訪問の受け入れの準備をロシアが側進めていたことは確認されている。
<これに先立ち、北朝鮮との国境から約130キロのウラジオストクの地元
当局者は、金総書記を迎える準備を進めていると話していた。
ウラジオストクの警察関係者によると、地元警官らは金総書記の訪問は
中止になったと伝えられたという。>
駅には赤絨毯が用意されていたという情報もある。それが突然中止になり、ロシア側は「最初から予定はなかった」と不自然な言い逃れをはじめた。韓国のメディアが伝えた以下の理由も、ロシアと北朝鮮側からのリークであろう。
<韓国の聯合ニュースは同日、北朝鮮の金総書記とメドベージェフ大統領と
の首脳会談が中止になったと報道。中止の理由については情報筋の話として、
両国が議題に対する見解の相違を埋めることができなかったためと伝えてい
た。> 外交における技術的な問題で、騒ぎ立てるほどのことではない、
という印象を世界に流布したいのだ。
しかし真実はそういつまでも隠しおおせるものではない。今朝になって
韓国の別のメディアが「至近弾」を報じ…おおっ、ソースは日本の共同通信
ではないか。

<金総書記のロシア訪問取り消し、健康問題を理由に北朝鮮が通告>

 http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2011063050688
金正日キム・ジョンイル北朝鮮総書記のロシア訪問が実現しなかっ
たのは、北朝鮮が健康上の問題を理由に取り消しを通告してきたためだと、
日本の共同通信が29日配信した。複数のロシア政府当局者の話として伝えた
同通信によると、北朝鮮側がロシアに「金総書記の健康が良くない」として
訪問計画の取り消すと連絡してきたという。>
外交的な駆け引きというよりも、金豚の健康問題という方がはるかに
リアリティがある。一時期、毎日のように報じられていた金豚の動静が、
ここの半月ほどピタッと出なくなり、情報関係者は注目していた。
しかし、コトの真相はもうひとつ更に裏側にあるのではないかと、
そうした情報関係者の何人かは言う。北朝鮮内部での権力闘争がのっぴき
ならないことになっているのではないかというのだ。その背景としての、
金豚の健康状態の悪化というのならば理解できるとも分析する。
韓国及びアメリカの情報関係者の間では「7月危機説」が囁かれている。
食料の端境期にあたる7月に北朝鮮が暴発するのではないかというのだ。
その背後にはさきほど触れた権力闘争がある。金豚を中心とする党が、
軍を完全に制御できなくなっているのである。更に、デビューはさせた
ものの金正恩指導力に軍は疑問を感じつつある。ちょうどこの時期に
在韓米軍の次期司令官がアメリカ議会で証言をしたことが興味深い。

 <「金正恩氏、若さと経験不足により誤算を犯す可能性も」>


http://www.chosunonline.com/news/20110629000023
<次期韓米連合司令部司令官(在韓米軍司令官を兼任)に内定している
ジェームズ・サーマン米陸軍司令官は28日「北朝鮮金正日(キム・ジョン
イル)総書記の後継者である金正恩キム・ジョンウン)氏の若さと経験
不足は、誤算を犯す可能性を高めている。こうした要素は短期的に、
正恩氏をさらに予測不可能な存在にしている」と述べた。>
国難を迎えて私たちの目はどうしても内側に向かいがちだ。しかしこうい
う時だからこそ、きちんと「敵」を見据えることが大切なのだ。再三指摘
している福島原発でのテロ対策は言うまでもない。にもかかわらず
「狂王」は今日も茶坊主どもとの宴会に明け暮れるのだろうか。

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