パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

ホータン市で警察派出所が襲撃され、人質を取って放火。

本来ならすごい事件が ウイグルで起きているようだが、
詳細は出てこない。しかし ウイグルの正当な発言をすべて
イスラムテロに結びつける 中国共産党。最悪である。
本当に イスラム聖戦が共産党を攻撃しないのか????

この項 追加 時事通信の情報が 正しいものと思われる
いわゆる 人権、権利問題の抗議に対して ローカルが発砲したわけだ!
モンゴルの草原での事故と同じ、
よって 中央から人が駆けつけたようだ。

とにかく 漢民族の 少数民族への 差別 弾圧に過ぎないことは明白だ。 

抗議活動の20人が死亡=中国新疆派出所襲撃に反論―ウイグル組織

時事通信 7月19日(火)20時10分配信
【北京時事】中国新疆ウイグル自治区ホータン市で18日、公安局の派出所が襲撃され、人質ら4人が死亡、容疑者数人が当局に射殺されたと新華社が伝えた事件について、ドイツに拠点を置く在外ウイグル人組織「世界ウイグル会議」は19日、「抗議活動に参加していたウイグル族少なくとも20人が警察との衝突で死亡したものだ」と主張し、中国側の報道を否定した。
同会議によれば、ウイグル族のグループが拘束されている家族らの釈放を求めて抗議活動をしていたところ、警察部隊が発砲したという。ほかにも11歳の少女を含む12人が重傷を負い、70人以上が拘束されたとしている。 

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平成23年(2011)7月20日(水曜日)
通巻第3369号 (7月19日発行)
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ウィグル自治区では漢族への反感が収まらず、安定から遠い
ウルムチ暴動から二年、警官襲撃など深刻な社会問題は
増大中
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7月5日、新彊暴動から二周年を控えた段階で、中国外務省の
洪磊報道官は「事件から2年を経過したが、新疆ウイグル自治区
おける治安情勢は安定しており、経済は発展し、民族は打ち解けて
いる」とする官製の「認識」を披露してみせた。

二年前におきたウィグル族の反漢族暴動は「国内外の宗教過激派など
が画策した深刻な暴力犯罪」と共産党の公式見解をあらためて
指摘し、さらに「新疆の社会矛盾は他地域と同様に、高まる人民の
物質的要求と、社会発展の遅れとの間の矛盾」と述べた。

ホントの話か?

二年前、実際に広東省の労働現場で不当な労働条件に不満をならした
ウィグルからの集団就職組が漢族と対決、殺人事件に発展し、
それがウィグルに飛び火して大暴動となった。
その民族対立、少数民族抑圧という基本構造は、なにひとつ改善され
ておらず、結局、党中央はウィグル自治区を十六年にわたって治め
、利権を壟断して山東省人脈で固めて汚職が激しく、「新彊覇王」
といわれた王楽泉を更迭して、不満の行き先をすり替えただけで
ある。

ささくれだった対立は依然として尾を引いている。

2011年二月にアクス市でおきた六人殺傷事件では犯人に
ふたりに死刑判決。同年三月には「テロ行為」を働いたとして
ウィグル人の若者7人に死刑判決と、弾圧は凄まじさを増している。

二年前の暴動で更迭された前書記に代わり、新彊ウィグル自治区
党書記となったのは張春賢だが、彼は世論操作のためにブログを
開設し、民意をきくポーズを取った。ブログに寄せられた不満は
物価高への関心がトップ、民族問題はモニターされるので殆どの
参加者は論じないようである。

2011年6月25日には湖南省株州市でウィグル族の出稼ぎ
グループと漢族が激しく対立し乱闘騒ぎに発展した。

同27日にはウルムチのアルミ工場で爆発事故があり、テロ説も
あるが、ともかく三名が死亡した。

社会安定からは遠いのが現実であり、7月18日には同自治区
ホータン市で警察派出所が襲撃され、人質を取って放火。
武装警察などが駆けつけ襲撃犯数人を射殺した。この銃撃戦で、
人質2人と武装警察官ら4人が死亡した。
ことほど左様に問題の基本は解決から遠い。 


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「暴徒数人を射殺」…新疆の警察襲撃事件、中央政府も認める

サーチナ 7月19日(火)11時54分配信
新疆ウイグル自治区ホータン(和田)市で18日正午ごろ、群集が警察の派出所を襲撃して、警察官などを6人を人質に立てこもった。中央政府・公安部の関係者も「暴徒数人を射殺した」したことを認めた。人質6人の解放に成功したという。中国の警察派出所は、日本の交番よりも規模がかなり大きく、警察署と同様な機能も有する。中国新聞社が報じた。

派出所を襲撃した暴徒は放火なども行い、警察官ら6人を人質に立てこもった。武装警察隊が現場に到着して「最後まで抵抗する暴徒数人を、射殺した」という。

警察側では武装警察隊員1人と、警察協力員1人の計2人が死亡、人質2人警察協力員1人の、計3人が重傷を負った。午後1時半ごろには、襲撃側を鎮圧したという。

中国公安部は、国家反テロリズム弁公室の担当者を新疆ウイグル自治区に派遣した。

現地ウイグル族住民が、漢族による土地収用などに抗議して行ったデモを当局が弾圧したため、報復としての警察襲撃が発生したとの見方がある。(編集担当:如月隼人)