「チベット ウイグル モンゴル に宗教の自由を」
に参加した。
統一教会のバックのある 国際世界宗教自由連合が行った チベット、ウイグル、モンゴルの宗教弾圧 9/5 国学院大 同窓会館には関係者以外は 私と2~3人しか参加してないところをみると 支援者と呼ばれる人たちは 落ち着いたチベット、ウイグル支援ではなく結構のりでやっているのかも知れません。統一教会でも そういうチャンスがあるならば 駆けつけるべきとは思いますが、ネットとかで あれは統一教会と決め付けて参加をやめたとなれば この支援活動ももっと格が下がるかもしれません。講演会は 聴き応えはありました。
焼身自殺のはなしをされ いかに宗教弾圧が過酷なものであるかを話された。
なぜ8月15日に4人目が焼身したかについて、戦前日本が目ざしたアジアの未来と
アジア各地の欧米に植民地化されていた民族が民族独立を果たしてきたかを、もう一度
見直すことを話された。 それ以外に1990年代になって チベット仏教に帰依するため
に集まってきた1万人以上の僧侶、在家をお寺ごとなくしてしまったお話をきいた。
これはいまも続いており非常に深刻な宗教弾圧である。
戦前の日本のアジアにおける行動に関して この65年間 論争は続いていますが、
負の遺産と言うよりも もっと起承転結の 始まりの部分としてアジアの政治の流れとして研究されなければならないと思います。
ウイグルの宗教弾圧に関して 9.11事件のテロ対策を 中国が国内に適用し、徹底的に
宗教弾圧、人権弾圧、人種差別を行っていることをのべ、
各地に伝えたわけで、それを現在「中国(漢民族)のものであった」といういい方で
おこなっているという。 2000年以降各都市のモスクは 集約されたくさんのモスクが
壊され、そのモスクへの立ちいりも 公務員、学生、18歳以下は禁止とし、すべてテレビモニターで監視されているとのこと。スピーカーからのお祈りの呼びかけも無いようである。今年のラマダン時でさえ 夏休みの学校への登校を課し、その学生に昼食を食させ、
宗教の戒律を守らせないようにした。
中国各地の 回族は 8月30日にお祭りをおこなっている。
日本においては イスラム に対して 一種の反応があるが、それも日本人が 西欧の
フィルターを通しての 情報にしか接していない理由もある。
学校に入って初めて 自分の 身分と 宗教にふれ モンゴル人の人権にもおおいに関心をもち、それに対応するうちに ついに モンゴル共和国に亡命した講演者。モンゴル共和国に亡命後 ダライラマとの関係、チベット仏教と自分の祖先との関係をしり、南モンゴルの解放運動に身を投じはじめた。
宗教弾圧としては チベット同様 ダライラマの肖像だけではなく チベット仏教の信仰にも中国の強い弾圧があり、その宗教を 形ずく文化、においても中国の介入があり お祭りや 地元行事に 多大な影響をあたえているという。
草原お祭りは モンゴル相撲と 競馬である。相撲の覇者がお祭りの主賓としてみんなから祝福されるのを変えて、競馬の勝者に賞金を与え覇者とした中国政府
これこそモンゴルの伝統を破壊している証拠である。
彼の母を 日本で行われた ダライラマ法王の 講演会に 中国より呼び寄せ、聞かせたことで大変な親孝行になったとのことであるが、彼の母が中国に帰るときに
法王の物が持ち帰られないことを悔やんでいたことが話された。
南モンゴルは 中国建国時に モンゴル共和国と引き離されたこと、そしてその建国
前にも 戦前の支配をめぐって国内が混乱が生じたことなど 苦労を重ねて来ている、
草原の放牧というモンゴル人の 風土、習慣から現在 資源産出国として状況が変わってきているが、中国のあくなき資源搾取は続き、 放牧民あるいは関係モンゴル人への
環境破壊、環境問題は モンゴル人人権弾圧以上におおきな問題となっていることを
話された。