やはり ダライ・ラマ法王の 被災地訪問には 日本の生臭坊主の
醜態と 法王事務所の偏った日本人感が 色濃く現れたようである。
関係者一同 自分の姿は 見えない、読めない、考えない人たちである(困った物である) 。
四川の山奥で 火を被った僧侶たちの 爪の垢でも、焼けた衣服の端でも煎じて飲んだ方が 酒飲むより良いのではないでしょうか??
2008年秋に法王を九州に招致した仏教会が その時すでに「中国大使館が協賛する チベットの(盗まれた)至宝展」を共催していたり、
仙台に回った至宝展にたいして 仏教界を含めて、仙台の人間はこぞって 賞賛の声をあげたり、
今回の震災でも 仙台市長が パンダの招致を 中国政府にしてみたり、とにかく 日本の仏教界とは 魑魅魍魎の館のようです。
実際の状況を伝える 日刊 『カルト新聞』 のご努力は 前回の国会議員選挙時のチベットの僧侶を標榜する ドクターxx候補者についても的確な取材をやっておられました。
http://dailycult.blogspot.com/
日刊カルト新聞より転載
2011年11月12日土曜日
ダライ・ラマの眼前で被災者軽視の仙台仏教会
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西光寺(石巻市)で |
■記者会見で言論統制
ダライ・ラマ法王は11月5日に石巻市の西光寺(浄土宗)で慰霊法要、仙台市の孝勝寺(日蓮宗)、6日に仙台市内の仏教系学校「聖和学園高等学校」で講演を行いました。いずれも主催は仙台仏教会です。前日の4日には、同じく仙台仏教会主催で記者会見が行われましたが、この時点で、同仏教会の閉鎖性が露呈しました。
会見には日本のフリージャーナリストのほか外国人ジャーナリストも取材に訪れていましたが、司会を務めた仙台仏教会の事務局長は、「質問は県政記者クラブの方を優先」「今回の来仙にちなんだ質問を」と、質問を厳しく制限。ダライ・ラマ法王が指名した外国人記者の質問を事務局長が制止する場面もあり、記者席からは「外国人に対して失礼だろ」という声も飛びました。
本紙藤倉は取材の前日、事務局長から電話で「会見の時は質問をしないでほしい。政治的な質問が出ると困る」と言われていました。もちろん、質問できないのでは何のための会見かわからないので、「記者クラブ優先でも構わないが、質問が必要だと思えばする」と答え、これに事務局長も了承していました。にもかかわらず事務局長は実際の記者会見で質問を厳しく制限。完全なウソツキです。
■檀家にあらずんば仏教徒にあらず?
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講演のチラシ。「入場証は各仏教会にて発行」と記載されている
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事務局長「(法要や講演の会場に)入場される方を仏教徒に限定したことに対して、いろいろ批判も受けました。私ども仏教会としましてはもちろん、門戸を広げて様々な宗教関係の方にも考えていかなければならないところはあったわけですが、仙台と石巻に関してはお寺という場所で、それも限られた人数ということもございまして、仏教徒に限らせざるを得なかった苦渋の選択でありまして。入場料を頂戴してお席をご用意するような性格のものではございませんで、全ての方がご招待ということになっております」
─被災者の方を招待されたとか、仮設住宅にお住まいの方を招待されたということでしょうか。
事務局長「まさしくそうでございます」
─仏教は万人に教えを説くことを説かれているかと思いますが、今回、仏教徒に限ったということは、被災者のためではなく仏教会のために(法王を)招聘したと考えてよろしいでしょうか。
事務局長「そこは常務理事から」
常務理事「大変お答えにくいと言うと誤解をまねくかもしれませんが、仙台の会場も石巻の会場もそうなんですが、人数が限られているという限定がありまして、理事会や事務局で話し合いを行いました。たくさんの方に来ていただいて法王様にお会いして肉声を聞いていただきたいわけですが、いちおう仏教徒に限らせていただこうと」
─ラインはどこにあるんですか? 仏教徒とそうでないというラインは。
常務理事「えーとですね、まああの、住職が認めたお檀家の方、または信者の方ということで。フリーの方はほとんどいないはずなんです。そういう決め方を、あえてさせていただいたんです。たとえば、いま質問なさっているあなたが仏教徒かもしれませんが、どこどこのお寺の御檀家さんに、という枠を今回設けさせて頂きました」
事務局長「お檀家様の中で、被災された方を特に優先的に、と付け加えさせて頂きます」
質問を受けているうちに、「仏教徒限定」という説明が「檀家限定」という説明に変わっています。事務局長と常務理事は、記者会見の席ではじめウソのコメントをしていたということでしょうか。もしウソをついたのではないのなら、「檀家にあらずんば仏教徒にあらず」と言い放っているも同然です。
いずれにせよ、自団体の信者しか相手にしないというのでは、いくら歴史があろうと、そこらのマイナーな新興宗教と変わりません。
■入場できなかった被災者で人だかり
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お堂の外の来場者に手を振るダライ・ラマ14世
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5日の午前中、ダライ・ラマ法王は石巻市の西光寺のお堂の中で慰霊法要を行いました。お堂の中に入ることができたのは来賓や僧侶が中心で、来場者の半数近くは屋外のモニターを通して見ることしかできませんでした。
「兄弟姉妹の皆様、そして大切な家族や友人をなくされた皆様。私がここに来た主な目的は、皆さんの深い悲しみと苦しみを共有するためです」
法要後にそう語ったダライ・ラマ法王は、「多くの人が見える場所で話す」と言って、お堂の入り口まで出てきて講話を続けました。
このとき、寺の門前には、入場できなかった人々が100人近くはいようかという規模で人だかりを作っていました。倒壊した墓石がいまだそのままになっている墓地越しに、法王がいる方向に向かって手を合わせている人々もいました。
法王が会場から出てくるのを待っていた女性は、こう語ります。
「昨日テレビで、法王様の記者会見のニュースが流れて、それで初めて、法王がいらっしゃっていることを知った。法王が仙台に来る予定があったことすら知りませんでした。それでインターネットで日時を調べて来たんです」
檀家以外を相手にする気がなかった仙台仏教会は、法王の来訪について一般告知すらまともにしていなかったようです。
主催者発表によると、会場の980席に対して来場者数は935人。会場内にはなんと45席も空席があったのに、一般の被災者は会場外で立ち見です。
これに対してダライ・ラマ法王自身は法要終了後、会場外の人々にも声をかけ、泣き崩れそうになる被災者を抱きしめるなど、午後の会場に向かう時間が迫る中でも被災者と触れ合っていました。
■来場者の顔写真の撮影も
同日午後、ダライ・ラマ法王は仙台市内の孝勝寺で講演を行いました。こちらの会場では、入場者全員に対して、ひとりひとりに入場パスを掲げさせて顔写真を撮影していました。本紙藤倉はいままで、ダライ・ラマ法王の国内での講演などを何度か取材してきましたが、入場者の顔写真まで撮影しているケースは初めてです。
「仏教会内部でも反対の声があったが、上層部が反対を押し切って実行してしまった。入場パスを持っていた仏教関係者ですら、これに怒って入り口で引き返して帰ってしまった人もいた」(関係者)
こんな扱いを受けて入場しても、本堂内で直接法王の話を聞くことができたのは来賓のみ。それ以外は、これまた屋外の大型モニターで見せられているだけです。
孝勝寺でも、会場に入ることができなかった人々が門の外で人だかりを作っていました。午前中の西光寺と違って、かなり広大な境内だったため、門の外からはモニターも見えずスピーカーからの声も聞き取れません。にもかかわらず、公演が終わるまで人だかりは増え続け、中には東京から来たというネパール人が親子三代で、講演終了までカタ(来訪者を歓迎する際に手渡すスカーフ)を手に立ったままずっと合掌している姿も。
この会場でも、1700席中150席の空席がありました(主催者発表)。実際に見た感じでは、空席はもっと多かったように思えました。
あまりに被災者をバカにしています。今回の東北訪問はダライ・ラマ法王たっての希望で実現したわけですが、地元主催者のこのような姿勢は、法王の意向すらも踏みにじっているのではないでしょうか。
続きがあります