パルデンの会

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スパイは潜入させる、法律は守らない 一体この国は???

   

「裁判官は言いなりになっている」人権弁護士が中国司法の毒を訴える

大紀元日本529日】国外メディアの取材に応じる度に中国当局に拘束されるという人権弁護士がこのたび、中国共産党に毒された中国の司法界について、大紀元の独占取材に答えた。
 中国共産党法律部門トップの中央政法委員会(政法委)が、中国の司法に関する組織、つまり公安局、検察院、裁判所を牛耳っており、民主国家のような正常な法的機能を果たせていないことを暴露した。
 福建省在住の紀斯尊氏は、直訴者らのために無償で弁護を行うことで知られる人権弁護士。中国司法当局に冤罪で3年間投獄された過去を持ち、さらに昨年3月から現在まで、当局に11度にわたり不当拘束されている。
 25日、大紀元の独占取材に応じた紀氏は、政法委が中国の司法を操作している腐敗の根源だと指摘し、公安局、検察院、裁判所は「政法委の手先」と強調した。
 紀氏は自らが担当した裁判を例に挙げる。1998年に3人が死亡した殺人事件を扱った際、政法委が殺人容疑者から30万元(約360万円)の賄賂を受け取り、容疑者を逃したと、法廷で証言した。同氏は、政法委は圧力の下で、裁判所は判決を下す権力はない指摘、「裁判官は政法委の言いなりになっている」と述べた。
 また、2008年の北京オリンピック開催期間中に、当局は「人権状況の良好さ」を国際社会にアピールするため、北京の3つの公園で国民が合法的に抗議できる陳情の場を設けた。そこで紀氏は、自ら担当した13件の訴訟案資料を持参し、実質的なデモ行進となる「パレード」の許可を申請した。これに対して当局は「国家公文及び印章偽造の罪」で3年の刑に紀氏を罰した。
 最近も、福建省福州市中級裁判所に対して、「中国民主志士紀斯尊が最高裁判所に挑む」の陳情書を提出した後、国家保安局(国保)の私服警察に不当拘束されたことを明かした。しかし紀氏に、中国共産党による一党独裁体制が生む中国司法界の不当性との戦いに屈する姿勢はない。「私は言論の自由があり、中国共産党を批判する権利もある」と主張する。
(記者・洪寧、翻訳編集・余靜)

中国大使館書記官に出頭要請=登録証不正入手の疑い-口座に入金も、スパイ活動か

 東京の在日中国大使館の1等書記官(45)が外交官の身分を隠して外国人登録証明書を不正に入手していた疑いがあるとして、警視庁公安部が出頭要請をしていたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。書記官はこれを拒否し、すでに帰国したという。
  この書記官は中国人民解放軍の情報機関「総参謀部」に属していたとみられ、政財界の要人と交流していたほか、外登証で不正に開設した銀行口座には都内の会 社から入金があったという。公安部は書記官がウィーン条約で禁じられている外交官の経済活動やスパイ行為を行っていた可能性もあるとみて、日本での活動実 態を調べている。
 警視庁などによると、この書記官は2008年、外交官の身分を隠し、都内の区役所に前回取得時と身分や住所が変わっていないと 偽り、外登証の更新を申請。必要のない外登証を不正に取得した、外国人登録法違反や公正証書原本不実記載の疑いが持たれている。(2012/05 /29-10:37