パルデンの会

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河野談話が強硬になった影で 訪中で何を注入されたのか?


先日の朝鮮日報とのインタビューで 欺瞞に満ちた河野談話を繰り返す強気の 自民党の河野のすがたがあった。 
なぜ白々しく 嘘を並べるのか? 
既に日本人は彼の嘘を見破っているのに?

そして 今まで冬眠していたのが 華々しく キョンシーのごとく現れる。
すべて 中国共産党の 筋書きなのであろうか!!!!!!

今回日中国交40周年で中国に行った 12人 誰を見ても 利権と誤った私見で 日本を危うくしてきた連中である。
日本と中国の ボタンのカケチガイなどというものではなく、国民と政治家が乖離し かれらの間違った私見で中国と接し、ここに来て国民が実体を知ったのである。

マスコミも正さない、そして中国共産党が垂れ流す嘘を垂れ流す、日中記者協定
もう 記者協定なんぞいらないのではないか?
中国の情報も必要ないように 我々の側が 変わればよいことである。
とにかく 40年間間違ってきた 舵を 今切って 我々に不利益にならない社会を作るべく、 狂った老害政治家は 活動を停止し 自ら身を引く時である。

この20年 マスコミと 12人の政治家の動きを見ると 田原総一朗
が日本人にある形の 政治の姿を押し付けたふしがある。
もちろん 後ろには 中国がいたわけだが。

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尖閣衝突 どこでボタンを掛け 違えたのか
日中交渉の舞台裏【前篇】

20121005日(金)城山英巳
 日本政府による沖縄県尖閣諸島(中国・釣魚島)の国有化で、日中関係の極度の緊張が続く927日夕。共産党序列第4位の政治局常務委員・賈慶 林中国全国政治協商会議(政協)主席が北京の人民大会堂で、日中友好団体会長ら12人との会談に応じた。会談終了後、日中友好7団体の会長の一人はこうつ ぶやいた。
 「日中関係のステージが上がったな」
 つまり日本政府が尖閣問題で一定の譲歩を示さない限り、国有化以前の日中関係に戻らない、という意味だ。
 「日中関係1972年の国交正常化以降、最も深刻な状況になっている。もしかしたら戦後以降でも最も関係が悪化しているかもしれない」(日中外交史研究者)。日中両国はどこでボタンを掛け間違えたのか、舞台裏を検証したい。
親中派12人との緊張感に満ちた会談
 賈慶林と日本側友好団体会長らとの70分間の会談は「緊張感に満ちた」(河野洋平衆院議長)ものだったという。会談終了後、中日友好協会の唐家璇前国務委員は、以下の12人を釣魚台迎賓館での夕食会に招待した。
 河野前議長(日本国際貿易促進協会会長)、江田五月参院議長(日中友好会館会長)、加藤紘一自民党元幹事長(日中友好協会会長)、高村正彦元外 相(日中友好議員連盟会長)、野田毅自治相(日中協会会長)、辻井喬(日中文化交流協会会長)、田中真紀子元外相・田中直紀前防衛相、米倉弘昌経団連会 長、丹羽宇一郎駐中国大使、阿南惟茂元駐中国大使、宮本雄二前駐中国大使。
 鳩山由紀夫元首相、二階俊博経済産業相も招待されたが、特に鳩山は「出席すれば、河野氏に代わり、主賓として中国国家指導者の隣に座ることにな り、自民党所属の友好団体会長がそろって鳩山氏の参加に反対した。それを知った鳩山が自ら招待を辞退した」(日中関係筋)という。
全日空機飛ばず、飛行ルートを変更
 いわゆる「日中友好7団体」会長を核に、1972年の国交正常化を実現した田中角栄元首相の長女・真紀子ら「親中派」を招待したわけだが、7団体の1つである「日中経済協会」の会長・張富士夫トヨタ自動車会長は、社用機が北京に飛べずに訪中を断念した。
 26日の自民党総裁選を終え、翌27日午前925羽田空港発の全日空機には河野、高村、野田ら自民党所属の会長と、田中夫妻が搭乗していた。しかし「天津上空での軍事演習」を理由に午前11時になっても離陸しなかった。
 8時半発の中国国際航空機は定刻に北京に向かった。ある友好団体会長は「こういう御時世だからか」と頭をよぎった。このまま待っていれば「出発は早くて午後1時、遅ければ3時になる可能性が高い」という状況で、午後4時からの賈慶林との会談に間に合わない。
 前出・会長は機転を利かせて旧知の駐日中国大使館幹部の携帯電話を鳴らした。外交部を通じて航空当局に対して飛行ルートの変更を要請することにな り、結局、全日空機はルート変更を決定。3時間以上遅れて午後0時半に羽田空港を離陸した。しかしルート変更が認められるのは1回までで、既にルート変更 をしていたトヨタの社用機は2回目を認められず、張は北京に行けなかった。
 中国側は、会談開始時刻を15分間ずらして415分に変更。12人が会談場所の人民大会堂新疆庁に到着したのは同18分だった。「賈慶林主席は15分までしか待たない」と中国側はいら立ったが、結局12人はトイレに行ったりして会談が始まったのは25分になっていた。
 あまり尖閣問題を熟知していない賈慶林は前日、猛勉強して頭に中国の立場を叩き込んだ。「中日関係はかつてない厳しい局面になった」などと厳しい言葉を並べた。
「自ら鈴を外せ」と求めた唐家璇
 話を釣魚台迎賓館での唐家璇主催夕食会に戻そう。
 「問題を起こした人が自ら鈴を外す必要がある」。そもそもの原因は野田佳彦首相にあると強調したものだが、これに対して河野洋平衆院議長は「虎の鈴を外す前に興奮させてはいけない」とたしなめた。一触即発にある今の日中関係を象徴するようなやり取りだ。
 27日、もともと国交正常化40周年(929日)に合わせた大規模記念式典が予定されていた。主催者の中日友好協会は23日午前、既に招待状を出していた日中友好7体幹部に対し、東京の中国大使館経由で「諸般の事情で見合わせたい」と連絡してきた。
 筆者は19日、中日友好協会幹部に電話したところ、同幹部は「今のところは予定通りに開催する」と答えた。歯切れは悪かったが、「友好の象徴であ る国交正常化の記念式典を中止することはないだろう」と確信した。それがわずか4日後、しかも日曜日に日本側に通知してきたところから、胡錦濤指導部の最 終判断として急きょ決定された可能性が極めて高かった。
10年ごとの記念式典、初の中止
 中国側は、正常化10年の節目ごとに大規模な記念式典を開いていた。中国社会科学院発行『戦後中日関係史年表』によると、10周年の1982年 は、歴史教科書問題が噴出し、対日批判が展開された年だった。それでも同年9月末に鈴木善幸首相が訪中し、記念式典には1000人が出席。歴史上初めての 天皇陛下訪中を1カ月後に控えた92年には、中曽根康弘元首相が訪中して記念式典を開催した。
 2002年は小泉純一郎首相の靖国神社参拝で日中関係は決して良好でなかった。しかし922日には6000人以上の日本人が人民大会堂を埋める 中、江沢民国家主席橋本龍太郎元首相がそこを練り歩き、翌28日には胡錦濤国家副主席、温家宝副首相、曽慶紅党中央組織部長(肩書きはすべて当時)とい う「次世代」を担う指導者が日中友好7団体会長らと会談した。
 それだけに40周年の記念式典中止は衝撃的だった。筆者はこの情報に接した際、予想外の事態に驚愕した。その後、国営新華社通信は中日友好協会幹部の発言として「正常化40周年にあるべき雰囲気が破壊された」と伝え、日本政府の国有化が原因であると明言した。
期待したのは習近平副主席の登場
 中日友好協会側は、40周年記念式典を中止にした代わりに、7団体会長らが北京を訪問するならば、国家指導者と唐家璇が会談に応じると招待していた。
 そして登場した「国家指導者」が、賈慶林だった。日本側関係者の間では胡錦濤国家主席か、次期最高指導者・習近平国家副主席を期待していた。しかし出てきた賈に対して中国には中国なりの独自の見解があった。
 118日からの共産党大会を目前に控え、今日本の要人と会うのは政治的リスクが伴う。党大会を前に、対日強硬派でない国家指導者などいなかっ た。党大会で引退する賈ならさほどリスクを負わなくても済む。さらに政協で「外交」を担当する外事委員会副主任には知日派武大偉元駐日大使がおり、パイ プ役を果たした可能性が高い。実際に当日、唐家璇と武大偉2人そろってひそひそ話をしながら人民大会堂新疆庁に入る姿を、筆者は現認した。
統一戦線工作の「敵」と「友」
 そして何よりも、人民政治協商会議(政協)というのは、統一戦線工作組織であり、賈は統一戦線工作のトップだ。「敵」を孤立させるため、「友」を 結集するのが統一戦線工作の基本原則。日本国内の親中派を味方に付け、野田政権または日本政府に圧力を加えるという思惑が強かった。さらに友好7団体とい う「民間」を使って「政府」を動かす「以民促官」という、中国が国交正常化前から得意とした対日戦略を駆使したのだ。
 中国外交部所蔵の外交档案によると、毛沢東主席は1961124日に社会党の黒田寿男衆院議員らと会見した際、こう語っている。
 「日本人民の関係と日本政府の関係は区別があり、分けなければならぬ。日本政府内の関係も同じではなく、主流派と反主流派がある。彼らは完全に一 致していない。松村(謙三)、三木(武夫)、高碕(達之助)、河野(一郎)、石橋(湛山)。これらの人々はわれわれの間接的な同盟軍だ。そして日本人は直 接的な同盟軍だ。自由民主党内部の矛盾はわれわれの間接的な同盟軍である」
 常に日本政治の中に矛盾を見つけ、主流派が「反中」の際には、反主流派を抱き込むのが中国共産党の対日工作の基本だが、今は野田政権を「敵」と位 置付け、自民党を「間接的な同盟軍」とみなしているのだ。後述するが、共産党・政府が、タカ派とみなす安倍晋三自民党総裁に期待するのはそういう背景が ある。
 だからこそ賈は河野ら友好団体会長にこう強調した。「影響力を発揮してほしい。そして今の状態を早く終わらせてほしい」
*後篇(106日公開予定)へ続く