パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

<23歳の男の子のお母さんの焼身抗議>について 事態は大変深刻に


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2012年11月10日

「妻の焼身は家庭内不和が原因」と書かれた書面へのサインを拒否した夫が行方不明に

http://livedoor.blogimg.jp/rftibet/imgs/7/6/762ea74f-s.jpg8月7日に焼身、死亡したドルカル・ツォ

最近、当局は、8月7日にツゥ僧院の仏塔前で、夫と幼い子供2人を残し焼身、死亡したドルカル・ツォの夫サンゲ・ドゥンドゥップに対し、「妻の焼身は中国政府に対する抗議ではなく、家庭内不和が原因であった」という書面にサインすれば、見返りに金を与えよう、と提案した。夫はこれをきっぱり拒否した。その後、約一週間前に彼は当局により秘密裏にどこかに連行され、今も行方不明のままという。
(ドルカル・ツォの焼身については>http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2012-08.html?p=3#20120807
http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2012-08.html?p=2#20120808

当局が焼身者の家族に偽証と報奨金を持ちかけたのはこれが初めてではない。10月半ばには10月6日に同じツゥ県のドカル僧院の仏塔前で焼身抗議を行い、死亡したサンゲ・ギャンツォ(27)の家族に対しても同様の申し出を行っており、この時は原因が「夫婦仲」であったと言えば100万元(約1260万円)やると持ちかけてたという。妻はこの申し出をきっぱり拒否している。その後、彼女が拘束されたという話は伝わっていない。(詳しくは>http://blog.livedoor.jp/rftibet/archives/2012-10.html?p=2

このような嘘の証言を金で買えると考える中国当局はすでに狂ってるが、その上、それに同意しない、悲しみの中にある家族を拘束し、あわよくば、拷問によりサインを強要しようとするのが今の中国なのだ。中央政府に地方から上がって来る報告はこのようにして得られた、嘘ばかりであろう。国全体が嘘で成り立っているというのが今の中国なのだ。

参照:9日付けphayulhttp://www.phayul.com/news/article.aspx?id=32420&article=China+arrests+Tibetan+self-immolator’s+husband+for+rejecting+bribe

ラサの現状

チベット自治区のラサは「十八党大会」の前からさらに警戒がきびしくなり、危険と判断された多くのチベット人が予備的拘束に遭っているという。

以下のビデオは、ポタラ宮前の広場に治安部隊が結集し、「十八党大会」中の治安を守るという誓いを立てるというイベントが行われたというものだ。この中で1人の武装警官が「共産党への忠誠を誓い、チベット人の安全を守る」と宣言している。実際はこれらすべては「チベット人を脅すため」に行われていることは明らかである。



参照:9日付けRFA英語版http://www.rfa.org/english/news/tibet/students-11092012080044.html


レゴン、学生デモのビデオ

昨日のレゴンにおける大規模な学生デモの様子を伝えるビデオ。2008年以降、最大規模の抗議デモ。



ダライ・ラマの原因調査要求に反論 チベット焼身自殺で中国

2012.11.12 22:09チベット

 中国外務省の洪磊副報道局長は12日の定例記者会見で、日本訪問中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世がチベット族焼身自殺の原因調査を求めたことについて「ダライは機会があれば絶えず中国政府を攻撃、チベット問題をあおっている」と反論した。原因調査の是非には言及しなかった。

 中国のチベット族居住区では中国当局の弾圧に抗議する焼身自殺が多発している。
 洪氏は「焼身自殺を厳しくとがめないだけでなく、国の法律違反を美化し、仏教教義に背いている」などとダライ・ラマ14世を非難した。(共同)

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