パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

<「米国が飛行計画の提出要請をしたことはない」安倍首相>


勝谷氏の有料ブログより

ワシントンにいる日本の大マスコミの記者というのは不思議な存在
だと、あちらのメディアの友人たちはいつも笑う。とにかく日本国政府に不利な情報をとろうと必死になるというのである。
私も映像で見たことがあるが、ホワイトハウスの会見でも「
それは日本政府が間違っているということか」などと、常に言質をとろうとする。報道官が苦笑するほどだ。「彼ら彼女らは、どこの国の特派員なのか」と友人に笑われたので「きっと支那からカネをもらっているんでしょう」と答えておいた。毎日ならぬ反日新聞がトバしているが、NHKあたりも追随している。まだしも朝日新聞が「報道によると」と抑制的なほどだ。

防空識別圏/米政府方針「民間機は中国に飛行計画提出」>

 http://mainichi.jp/select/news/20131130k0000e030181000c.html
<米国務省のサキ報道官は29日、談話を発表し、
中国が東シナ海上空に設定した防空識別圏を米国の民間航空機が通過する際、中国当局に飛行計画書を提出するよう米国の航空各社に求める考えを明らかにした。>
事実とすれば日米の同盟の紐帯が揺らぐ一大事である。
<日本政府は、「設定を認めることになる」として、
日本の航空各社に対し、飛行計画書の提出には応じないよう要請しており、一時は計画書を提出していた各社も27日以降は提出していない。今回の米政府の決定は、日本の対応に影響を与える可能性もある。
毎日の分析通りだ。しかも、支那の脅しに屈したからと読める。
中国が防空識別圏設定後初めて戦闘機を緊急発進させたと発表した数時間後に決定したと同紙は伝えている。>
同紙?えっ?
毎日の特派員がサキ報道官とやらに直接聞いたんじゃないの?
<29日の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、
民間機の乗客を危険にさらしかねない偶発的な衝突を憂慮し、オバマ政権内部で討議した結論という。>
なんだよ。毎日よりも反日で、
支那ロビーに完全に取り込まれているニューヨーク・タイムズからの孫引きかよ。公開されているやりとりを見ると、サキ報道官は決してそんなことを言っていない。ここで腰砕けをすると、ただでさえ外交で弱腰と言われているオバマ政権にとっては致命傷だもの。
しかし、
ここまで報道されると放ってはおけないと思ったのだろう。安倍晋三首相は早速コメントを出した。

<「米国が飛行計画の提出要請をしたことはない」安倍首相>

 http://www.asahi.com/articles/TKY201312010029.html
安倍晋三首相は1日、「米国政府が(米民間航空に)
フライトプラン(飛行計画)を提出するよう要請したことはない、と外交ルートを通じて確認した」と述べ、米紙の報道を否定した。視察先の岩手県内で記者団の質問に答えた。
2日には米国のバイデン副大統領が訪日する予定で、首相は「
日米で緊密な連携を取りながら対応する。日本の領土、領海、領空は断固として守るとの決意で、毅然(きぜん)かつ冷静に対応する」と語った。>
迅速な対応である。
情報の空中戦て、凄いでしょう。ニューヨーク・
タイムズに支那ロビーが仕掛けたのは間違いない。それに対して、日米の情報当局が即座に連絡をとりあって否定したわけだ。支那の仕掛けの裏には、記事にあるようにバイデン副大統領の来日の鼻先を叩こうという意図があったのだろう。まんまと乗せられた大マスコミは、常日頃から反日体質があったということだ。毎日新聞NHKである。朝日新聞はさすがに、慎重に見極めて「姉妹紙」ながらニューヨーク・タイムズに乗らずに、安倍さんのコメントをこうして紹介した。やはり底力はありますね。褒める時はちゃんと褒めておく(笑)。
今後こうしたピリピリするような神経戦が続くことだろう。
敵の情報工作力は半端ではない。私たちもまんまと乗せられるような国内の大マスコミをしっかりと見分けることが大切になって来る。

支那がこのように敵ながらあっぱれな情報工作大国なのに比べて、
なんという幼児性だろうか。

週刊文春「おばさん外交」報道を大統領府が批判>

 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/11/29/2013112900501.html
<大統領府は28日、日本の時事週刊誌が朴槿恵(パク・クンヘ)
大統領をさげすむ内容の報道をしたことについて、「恥ずべき行為だ」と非難した。
大統領府関係者は同日、週刊文春が「隣近所の悪口を言いふらす『
おばさん外交』」などとする文章を掲載したことについて、「いちいち対応する価値はない。卑劣な言葉や暴言は恥ずべきものであり、自らの人生を後悔しながら生きていくべき不名誉なこと」と批判した。>
いち週刊誌のコラムに、わざわざ大統領府が反応するか?アホか。
しかもこのコラムは作家の適菜収さんの署名連載『今週のバカ』である。
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3387
何も文藝春秋が社論として書いているわけではない。
そのことがすっぽりと大統領府のコメントには抜け落ちている。文春相手だとまだしも「そんなもんかな」と思う朝鮮人もいるだろうが、いち作家の意見に対してとなると、その人たちも「どうかね」になるのではないだろうか。
私もこのコラムの愛読者だが今回のこれはむしろ愛情に満ちている
と感じたほどだ。さすがに一国の大統領を取り上げるにあたっては適菜さんも配慮をしたのではないかとすら思った。オチは、
<そんな彼女の弾ける気持ち、
甘酸っぱいパッションをしっかりと受け止めることができる大人の彼氏の出現が今求められているのではないか。>
です。優しいでしょ?って、実は朴槿恵大統領は、
ここにいちばんカチンときていたりして(笑)。出現しているじゃないですか。支那という彼氏が。わははははは。