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韓国、河野談話すり合わせ認める 日本政府高官から要請

韓国、河野談話すり合わせ認める 日本政府高官から要請

2014.06.17
慰安婦募集の強制性を認めた1993年の「河野洋平官房長官談話」について、作成当時、韓国政府の当事者だった人物が、日韓間ですり合わせがあったことを認めた。河野氏はこれを否定してきたが、日本と日本人の名誉を傷付ける談話を発表しておきながら、国民をウソで欺こうとした可能性が高まってきた。

証言したのは、当時、駐日韓国大使館で歴史問題を担当していた趙世暎(チョ・セヨン)元韓国外務省東北アジア局長(現・東西大特任教授)。17日までに、ソウル市内で産経新聞のインタビューに答えた。

趙氏によると、韓国政府は当時、日本側が出す慰安婦問題に関する談話について「核心は強制性であり、強制性(の認定)は必要」としながらも、中身は「日本側が自らの判断で発表すべきだ」との立場だった。

ところが、趙氏が立ち会った場で日本政府高官から「日本側で決めてほしいという気持ちは分かる。後ですり合わせをしていたことが明らかになれば、世論から批判される恐れがあると心配するのも分かるが、内々に相談に乗ってほしい」と要請があったという。

また、談話発表直前には、日本側から「こういう表現だがどうだろうか」と案文の提示があったことも明かした。

河野氏は97年3月31日付の朝日新聞インタビューで「(河野談話は)韓国とすり合わせるような性格のものではありません」と語っているが、趙氏の証言は、これを完全に否定するものだ。

国会の証人喚問で、河野氏に説明責任を果たさせるべきでは



韓国、竹島沖で射撃訓練 河野談話の検証牽制

産経新聞 6月20日(金)7時55分配信

 【ソウル=加藤達也】韓国軍が竹島島根県隠岐の島町)周辺の日本領海を含む海域で実施する射撃訓練について、韓国外務省当局者は19日、「韓国固有の領土である独島(竹島の韓国名)周辺で行われるもので、日本政府の問題提起は一顧の価値もない」と主張し、日本政府の中止要請を「一蹴した」と語った。韓国側は訓練の目的を「海軍の操艦、射撃の練度を維持するため」としている。

ただ、訓練海域に日本領海が含まれるのは最近では異例だ。訓練の日程も、日本政府が慰安婦問題に関する河野洋平官房長官談話の検証結果を公表する当日と重なっており、日本側から「極めて挑発的だ」(外交筋)と受け止められるのを承知で実施に踏み切ることを決めたとみられる。

韓国側は河野談話の検証に対し、「日韓関係の基礎をなしてきた談話を破壊しようとする行為だ」(与党幹部)などと激しく牽制(けんせい)してきた経緯がある。

また、韓国政府は竹島をめぐり、昨年10月25日にも「右翼の民間人の上陸」を想定した陸海空軍による訓練を実施している。

この訓練も韓国側の公式見解では「定期的な訓練」だったが、この日は竹島の領有を主張するために韓国が定めた「独島の日」にあたる上、韓国国防省は実施をあえて公表した。日本側はこの時も挑発行為と受け止めた。

朴槿恵(パク・クネ)政権はオバマ米政権の働きかけを受け、対日関係を調整する動きを水面下で進めているが、実際には今回の訓練のように、関係改善に逆行する行為が目立っているのが実情だ。