パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

楽しくないものを出さないで! われわれには朝鮮民族の“恨(ハン)”概念はない


“籠城戦マスコット”「かつ江(渇え)さん」は「因幡の人たちのたくましい姿描いた」 鳥取市が説明

ITmedia ニュース 7月8日(火)14時30分配信

 鳥取市が“籠城戦マスコットキャラクター”として公開した苦しげなビジュアルの「かつ江(渇え)さん」。歴史に残る痛ましい戦いを題材にしたキャラに否定的な意見も寄せられていることを受け、同市は「因幡の人たちのたくましい姿を描いた」と選んだ意図を説明している。

「かつ江(渇え)さん」は、昨年12月から今年2月に実施した鳥取城跡マスコットキャラクターの公募で次点に選ばれた。マスコットの募集は旧鳥取藩主・池田家から鳥取城が同市に寄贈されて今年で70年を迎えることなどから行われ、「とりのじょう」が選出されている。

鳥取城は戦国時代、羽柴秀吉による“鳥取の渇え殺し”と呼ばれた兵糧攻めによる籠城戦でも知られており、城に逃げ込んだ周辺住民も多くが犠牲になったとされる。ボロボロの着物に苦しげな表情でカエルを持つ「かつ江(渇え)さん」は、この合戦に巻き込まれた住民を描いている。

そのインパクトゆえにネット上で話題になったが、「デフォルメする題材としてどうなのか」「凄惨な歴史的事実を茶化しているようで不快」といった否定的な意見も上がっていた。

8日、鳥取市は追加でコメントを発表。通常は武将の戦いとして扱われることが多い籠城戦だが、その戦いに巻き込まれた「一般の住民たち」の姿が描かれることはわずかだったという。「かつ江(渇え)さん」は「毛利方でも織田方でもない、一般の住民を描いたキャラクター」であることに価値があるとし、「武力と武力のぶつかり合いに巻き込まれ、飢餓に悩まされながらも生き延びた、因幡の人たちのたくましい姿を形象した」と説明している。

利用に関しては趣旨の理解を求め、「他の人を不快にさせ、または傷つけるために公式画像あるいは2次創作物を使うことはできません」と強調している。





<かつ江さん>「公表の仕方や管理ずさん」作成者が不満訴え

毎日新聞 7月11日(金)20時16分配信

 鳥取市教委が公募で選定した鳥取城跡のマスコットキャラクター「かつ江(渇え)さん」が市民らから「不快」などと批判を受け、ホームページ(HP)での公開を4日間で終了した問題で、キャラクターを作成した同市内の男性(40)が11日、毎日新聞の取材に応じ「作品の公表の仕方や管理をしっかりしてほしかった」と不満を述べた。

【維持費が年100万円を超える機関も】独法関係機関でゆるキャラ乱立

作成した男性は、インパクトを持たせるため、色鉛筆を使って荒々しい絵柄にし、名前も、鳥取城であった籠城(ろうじょう)戦「鳥取の渇(かつ)え殺し」を広く知ってもらおうと名付けた、という。男性は市教委の対応について、HPからダウンロードして自由に使えるようにした点を問題視。「ネット上での作品管理がずさんすぎた」と述べ、「もっと市民に説明を尽くしてほしかった」と訴えた。

一方、市教委への批判や抗議の電話は11日も続いた。キャラクターと同じ名前の中学生の娘をもつ母親は「娘がテレビ報道を見て『自殺する』と言っている」と泣きながら訴えたという。

平井伸治知事も「不快感を与えた点は反省してほしい」としつつ、「市の認知度を高めることに成功した面もある」と述べた。キャラクターについては「教材(に使う)などでインパクトを持って伝わるのでは」と理解も示した。【川瀬慎一朗】