パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

イスラム国が少数派500人殺害、一部は生き埋め


イスラム教とは
一体なんだろうか???


わが日本が30年以上 無駄な 戦争慰安婦の論争や9条の論争を行っている
間に アフリカや 中近東や 支那や ビルマや アメリカや 欧州で
イスラムを中心とする 宗教戦争の渦がおおきく渦巻いている。
朝日新聞の偽記事を書いた あの記者は 世界中の 声を出せない人々の 怒りの炎で あの世に行っても 安住できないだろう。 
ヘイトの言葉は彼ら 朝日新聞の関係者に投げつけたい。

イスラム国が少数派500人殺害、一部は生き埋め=イラク人権相

ロイター 8月11日(月)14時57分配信
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バグダッド 10日 ロイター] - イラクのスダニ人権相は10日、ロイターの取材に対し、同国北部で勢力を拡大するイスラムスンニ派過激組織「イスラム国」が、クルド系少数派ヤジディ教徒500人以上を殺害したと述べた。

同相によると、一部は生き埋めにされ、そのなかには女性や子供も含まれている。また、約300人の女性が奴隷として連れ去られたという。

この問題で初めてメディアの取材に応じたスダニ氏は、電話で「われわれには、シンジャルから逃げ、九死に一生を得たヤジディ教徒から得た特筆すべき証拠が ある」と説明。「犯行現場の映像からは、イスラム国がシンジャルを制圧後、少なくとも500人のヤジディ教徒を殺害したことは紛れもない」としている。

シリアとの国境に接するシンジャルは、ヤジディ教徒が古くから住んでいた場所。イスラム国はヤジディ教徒を「悪魔崇拝」と非難し、イスラム教への改宗を求めている。

オバマ米政権は、イラク北部の都市アルビル近郊でイスラム国を狙った限定的な空爆を行っているが、今回のスダニ人権相の発言により、さらに大規模な支援を求める声が強まる可能性がある。

同相は「われわれが入手した映像の一部には、頭部を銃で撃たれたヤジディ教徒の遺体の列や、歓声をあげながら遺体の上で武器を振り回すイスラム国の兵士の姿が映っている。これは卑劣な残虐行為だ」と語った。
 

*  ヤズィーディー(Yazidi、ヤジーディー、ヤズィード、ヤジディ)は、中東イラク北部などに住むクルド人の間で信じられている民族宗教Mishefa ReşKitêba Cilweといった独自の聖典を持つ。イスラーム化する以前の諸宗教の系譜を引く、クルド人宗教と言われる。イスラム教、キリスト教ゾロアスター教の影響を受けており、天使マラク・ターウースを信じる。多数派のムスリムイスラム教徒)から邪教扱いされている。


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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成26年(2014)8月11日(月曜日)
     通巻第4311号  
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クルド自治区の独立は西側のコンセンサスになりつつあり
米軍のイラク空爆クルド自治区の防衛にも宛てられている

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 優柔不断だったオバマ大統領がイラク北東部の空爆を命じた。FA18ホーネットが沖合空母から出撃しISISの軍事拠点をいくつか破壊した。まだ当該地域にいる米国人ならびに少数民族の避難場所を防御し、支援物資を投下した。
概括的にみれば、いずれもクルド族が支配する地域であり、米軍の介入はクルド自治区の防御が副次的結果を招いていることになる。
 (アメリカはクルド族地区の独立を促すつもりだろうか?)

 おりしも8月10日に実施されたトルコ大統領選挙で、エルドガン首相が一回の投票で過半数を占め、次期大統領に当選した。

トルコ大統領選挙はフランス式で一回目に過半数を取れない場合、二回目に上位二人の決選投票となる。大方の予測ではエルドガンが初回に過半数とることはあるまいと言われた。三月の地方統一選挙でも西側マスコミは、エルドガンの苦戦を伝えていたが、結果は与党圧勝だった。

エルドガンは大統領選挙出馬に際して、選挙公約に「クルド人の独立をめぐる住民投票には反対しない」としてきた。
 トルコは従来から山岳地帯にいるクルド族の過激派との武装闘争にあけくれてきたが、シリア危機勃発により、南側の脅威も拡大した。
しかもトルコ領内にシリア難民を百万人もかけて、治安に問題がでた。クルド族との一日も早い融和が政治課題に上っていたのである。

事実上の未承認国家「クルド」がもし、独立への歩みを開始すれば、キプロスコソボ、クリミアなどの「未承認国家群」に識別されるか、或いは南スーダン東チモールのように、すぐさま国際社会で「国家」と認定されるか? 

はやくもややこしい近未来が浮上したが、これはロシアにとってクリミア承認の取引材料となるかもしれない。

<米国>有人機と無人空爆イスラム国の車両や陣地を破壊

毎日新聞 8月11日(月)12時16分配信
 【ワシントン西田進一郎】米軍は9、10の両日、イラク北部で勢力圏を広げるイスラム過激派組織「イスラム国」に対する空爆を続けた。米軍の空爆は8日 から3日連続。米軍によると、空爆は2日間で有人機と無人機を使い計9回、北部クルド人自治区の主要都市アルビル近郊やクルド系少数派のヤジディー教徒が 逃れている北部ニナワ県シンジャル周辺で実施し、イスラム国の車両や陣地を破壊した。

 米軍によると、9日の空爆はシンジャル周辺で実施。ヤジディー教徒を攻撃していたイスラム国の装甲兵員輸送車や武装トラックを計4回の攻撃で破壊した。 10日はアルビル近郊で計5回、アルビルの防衛にあたるクルド人部隊を攻撃していたイスラム国の武装トラックや迫撃砲陣地を攻撃したという。

 また、米軍は9、10の両日、シンジャルの山岳地帯でイスラム国部隊に包囲され孤立したヤジディー教徒への人道支援作戦として、輸送機で上空から食料と 飲料水を投下した。人道支援作戦は7日に始まり、10日までの4日間で食料約7万4000食と飲料水約5万6000リットルを提供した。

 オバマ大統領は7日、アルビルの米外交官ら米国人の保護とヤジディー教徒らの殺害阻止を目的に限定的な空爆を承認したと発表。アルビルは、米総領事館があるほか、米軍がイラク軍やクルド人部隊との連携のために共同作戦センターを置く戦略拠点。

 一方、米国務省のハーフ副報道官は10日、アルビルにある米総領事館の一部職員をイラク南部バスラにある総領事館や隣国ヨルダンに一時的に移したと発表した。ハーフ氏は「今回の限定的な移動は特定の脅威からというよりも、十分注意を払うため」と説明した。
 
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
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米国、イラクへの空爆・人道的支援物資投下を検討[WSJ日本版]=8月8日

米軍は、イスラム教過激派によって先週末に山頂に追い詰められた宗教的少数派の住民を支援するため、イラクにおける空爆および支援物資投下の可能性を検討している。国防省関係者らは、過激派が今やイラク北部の他地域も危険にさらしていると述べた。
 イスラムスンニ派武装組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」は3日、クルド人勢力が支配していた、少数民族ヤジディが多く住む北部の町シンジャルを掌握した。
 関係者によると米政府は7日、ホワイトハウスで米軍指導部を交えた高官協議を開き、イラク戦略を話し合っている。ISISは、長い間平穏が続いていたイラク北部の都市アルビルでも脅威となるなど、急速に勢力を強めている。
 検討されているのは過激派への空爆、支援物資の投下という2つの選択肢だが、どちらか一つでも採用され れば、米国によるイラク介入の大幅な拡大を意味する。イラクは今年に入り、シーア派およびキリスト教徒を恐怖に陥れ、数々の都市を掌握したISISの攻勢 に悩まされている。