パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

香港の未来は「真っ暗」なのか? 反北京の学生・知識人が中環に座り込み   13000名の学生が授業ボイコット、10月1日から本格的な行動開始



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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成26年(2014)9月29日(月曜日)
     通巻第4349号
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香港の未来は「真っ暗」なのか? 反北京の学生・知識人が中環に座り込み13000名の学生が授業ボイコット、10月1日から本格的な行動開始

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 香港のセントラル(中環)は金融街である。
 しかも国際的な取引が成立する、世界で有力な市場をかかえ、この金融中枢が麻痺すると、香港ばかりか直接的に中国経済に悪影響が出る。

 セントラルには香港を代表する「香港上海銀行」本店、隣は中国銀行の摩天楼、近くに証券取引所。まわりは外資系金融機関が軒並み入居する複合ビルとマンダリン・ホテル、最高級のリッツ・カールトン、やや高台がシャングリラ・ホテルにマリオット・ホテルなど五つ星ホテル群が屹立している。

 10月1日、このセントラル地区に学生、労働者、知識人らが「選挙の民主化」を求めて座り込みを開始する。
9月下旬からすでに「前哨戦」としての座り込み抗議行動が始まり、警官隊が暴力的に排除、暴力沙汰が続いており、多数の負傷者がでている。
高校生リーダーを含む74名が警官隊に拘束されている。高校や大学では13000名が授業ボイコットという史上まれな行動を取っている。

 座り込みによる抗議行動は、ウォール街を占拠し「われわれは99%」というプラカードを掲げてウォール街を操る強欲資本主義に対抗した一軍の貧困層の動きは、米国ばかりか世界のメディアが注目したように、引き続き2014年3月には台湾に飛び火して学生らが国会を占拠した。
 国会が機能麻痺に陥ったのは前代見本である。

 この台湾の「ひまわり学生運動」には全島から熱狂的な支持者が駆けつけ、大学の教授陣らは署名を集めて連帯を表明し、李登輝も応援に駆けつけた。支援グループのテント村には炊き出し手チームや医療班。弁当やパンが山積みとなり、はては翻訳班が15ヶ国語に学生らの主張を翻訳、メール送信したため世界中からも多くのメディアが台北に集まって、学生の主張を報道した。

とうとう国民党は譲歩せざるを得なくなり、馬英九政権は窮地に立たされた(詳細は拙著『台湾烈々』、ビジネス社を参照)。

 上記二つの成功例にならって、香港の民主団体が大同団結、セントラル地区に座り込む統一抗議行動を組織化することを決定した。

この抗議行動に香港住民の31%が支持しているという(『華風新聞』、14年9月26日号)。「中国共産党代理人」「秘密党員」を云われる梁震英・行政長官のあまりの北京より路線に対して民衆の怒りが爆発したのだ。


 ▼米国、カナダで移民制限に加え、孔子学院閉鎖の動き

 しかし他方で、世論調査によれば、将来の香港に見切りを付けて海外移住を希望する香港住民は、全体の五分の一もいることが分かった。
 英国BBCと香港中文大学の合同調査によれば、21%の香港住民が海外移住を考慮していると答えた。
過去97年香港返還前、すでに富裕層と知識層は香港を離れたが、近年もカナダ、豪州、ニュージーランドへの移民熱が沈静化していなかった。

 この余波で反中国感情が蔓延するカナダは移民制限に踏み切り、またトロントなどでは中国政府支援の「孔子学院」の閉校が検討されている。

9月27日には米国シカゴ大学で語学以外に共産党の指定した怪しげな教科書が使われ、天安門事件を教えるなという内部通達が出たりして『学問と言論の自由をおびやかす』として教授連が署名運動を立ち上げ、ついに閉校が決まった。
 
早稲田大学の卒業生たちよ!

君たちの学校に 孔子学院 が立てられ キャンパスは 中国語の奇声、高田馬場から 学院にいたるところに      新しく移りすんだ 中華料理屋の数

いったいなんだ!!!!

自分たちの学校を支那共産党から守れ!!!
 香港人よ!】you are not alone!

https://www.youtube.com/watch?v=HCj-MBfPSxU

『台湾の声』http://www.emaga.com/info/3407.html

http://youtu.be/HCj-MBfPSxU


【台湾学生運動団体】台湾香港代表処を占拠

今朝午前零時に台湾ヒマワリ運動に参加した「島国前進」
等20の学生団体が台北市にある香港代表処の一階ロビーを占拠し、香港の学生たちとの連帯を行動で示した。

尚、現場で指揮をとったのはヒマワリ学生運動のリーダーである林 飛帆氏である。




香港「金融街占拠」開始、選挙制度めぐる対中反発で7万人集結、警察は強制排除、負傷者も

産経新聞 9月28日(日)21時23分配信
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金融街の占拠を宣言していた
 
 
 【香港=河崎真澄】香港の民主派団体は28日、市内中心部の金融街「セントラル(中環)」周辺を大群衆で占拠する街頭抗議活動を開始し、市民や学生ら約 7万人(主催者発表)が集結して幹線道路を封鎖するなど実力行使に出た。同日夕、警官隊は催涙弾催涙スプレーを使い、強制排除に乗り出した。

香港メディアによると、同日夜までに26人が負傷し病院に搬送された。銃にゴム弾を装填(そうてん)した部隊が出動したとの情報もある。

民主派団体は、2017年の行政長官選挙から民主派の候補を排除した中国全国人民代表大会全人代=国会)常務委員会の決定の撤回や、梁振英長官の辞任を要求している。

当初、中国の国慶節(建国記念日)で香港も休日となる10月1~2日に中環占拠を計画していたが、26日から政府庁舎前で学生の抗議が激化。

支援の市民も多数集まり、発起人の一人で香港大准教授の戴耀廷氏らが28日未明に急遽(きゅうきょ)、前倒し実施を宣言した。

香港メディアによると、香港金融市場は29日、通常通りの営業を予定しているが、抗議活動の影響が出る可能性もある。

28日午後、緊急記者会見した梁長官は、「街頭占拠は違法行為だ」と改めて非難した。

中国国営新華社通信によると、中国国務院(政府)香港マカオ事務弁公室の報道官は28日、「中央政府は法治と社会の安定を破壊する違法行為に断固反対する」と表明した。