パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

御嶽山噴 消滅していたような水が、マグマ溜まりまで達した???



勝谷誠彦氏の有料ブログより転載
以下の災害が気になっていたのだ。
この日記でもその時は触れたかも知れない。

 <長野県南木曽町で土石流/一家4人巻き込まれる>


http://www.chunichi.co.jp/article/movie/list1/ZZ2014071101005962.html
<7月9日午後5時40分ごろ、長野県南木曽(なぎそ)町読書(
よみかき)の住宅地近くを流れる梨子沢(なしざわ)で土石流が発生した。県警や消防などによると、女性(36)と子ども3人の家族計4人が倒壊した民家の外に流された。駆け付けた救急隊員が土砂の中から全員を救出したが、搬送先の病院で南木曽中学校1年の榑沼(くれぬま)海斗君(12)の死亡が確認された。>
南木曽町御嶽山の麓である。昨日の『スッキリ!!』
には世界的登山家で医師の今井通子さんもスタジオに来てくれていたが、事前にそのことに触れると、日本中の山を知っている彼女は「今年の御嶽の雨は異常でした」と証言してくれた。
そういうことではないのか。
噴火の映像を見ると地隙から噴煙があがっているように見える。つまりはそこから水も入るのである。いつもの年ならば途中で消滅していたような水が、マグマ溜まりまで達したという想像はそう不自然ではあるまい。その指摘に対して青木先生も「あるかも知れませんね」と頷いてくれたわけだ。

もうひとつは、
こちらが本当の専門であるメディアについてである。クラブ活動がさかんな大マスコミの中においてこういうことを言うのはリスクをともなうのであって、まさにいまRKB様が私になさったように(いえいえ「先輩」はたくさんいるので、今にはじまったことではありません)「クビ」にされる可能性もあるのだが、まあ、言った。あ、ちなみに昨日の朝刊を並べると面白いですよ。どこだっか1紙をのぞいて「すべて1面の見出しが同じ」(笑)。だったら統合して1紙で出していろよ。そういう記者クラブ仲間さんの間でこういう問題が起きているのだ

 <御嶽山噴火、不明者の総数つかめず>


http://www.yomiuri.co.jp/national/20140929-OYT1T50119.html
29日午前8時から長野県庁で開かれた非常災害現地対策本部会議後、陸自松本駐屯地の広報担当者は、「安否不明者は41人に上る」と明らかにした。連絡が取れない人や周辺の駐車場に放置された乗用車の所有者などを基に集計。山中に取り残されている人の数は正確につかめていない。>
まさにいつも触れている「馬鹿基準」と「優先順位」の混乱で、
馬鹿はもう使ってしまったから、ではアホとしか言いようがない。「行方がわからないと申請があった方々」の名簿を出せばいい話でしょうが。「山へ行く」とだけ告げていなくなった人の家族が詰めかけているそうだ。だったらその名前を公表すればいい。あとからゴタゴタ抜かすのであれば、事前に許可をとってもいい。そしてそれを「広報」するのが大マスコミの仕事ではないのか。行政に勇気がないならば、どこかが火中の栗を拾えばいいのである。
「心肺停止」
というこれも最近の流行語で一社が使うとあとは右にならえなのだが、その方々の名前も出ない。要するに検死が終わって「死亡」と「お上」が発表しないと名前を出す勇気がないわけであって、クラブ活動もたいがいにしておけば?である。フライイングも覚悟で「うちの社はここまで名前を掴んでいる」と報じるのが、私がまだしも「小マスコミ」にいたころの「大マスコミ」だったのだがなあ。
名前を出す勇気がない一方で、昔ながらの「抜きあい」
はやっているのである。へえ、デスクに言われたらこういうカタチでやるんだね、今は。言っておくが、各社やっている。まあ人気者だから「天下の」朝日新聞を引くかね。
https://twitter.com/Asahi_Shakai/status/515781149046484992
<@mori____mori 朝日新聞社会部です。突然申し訳ありません。
御嶽山噴火の取材をしています。ぜひお話を伺いたく、ダイレクトメッセージをお送りしたいのですが、フォローしていただけないでしょうか?>
社会部の記者君、
ちゃんと名乗らないと何十年か前に詐話師の記事を書いたか、書いていないか忘れてしまった先輩のようになってしまうよ。まあしかし、ほかも似たようなものだ。食いついて来る。
https://twitter.com/nst_tbs6/status/515785090324918273
昨日は日本テレビニッポン放送も現場の記者に電話がつながった
。どちらもまことに良識的な教育を受けていた。だから、実際にも話したし行間からも大マスコミの「横暴さ」が伝わってきた。現場で家族から情報をとってヤサづけ(自宅の割り出し)をして、そこに押しかけているようだ。まあ、それは私が現役であってもやりますよ。しかし「現場で当局の言いなりで、自宅に行く」というのは、何か私の価値観とはまた違うなあ。
だから「オフィシャル」な情報に関しては当局の言うがままだ。
いや言うがままというよりも、ちゃんとした当事者の話は伝えない。自衛隊がどれほど苦戦しているか。

 <降り続く噴石・泥状の灰/有毒な火山ガスも捜索阻む>


http://www.asahi.com/articles/ASG9Y5SJ9G9YUTIL03T.html
中村文彦中隊長は中佐殿である。きちんとと階級を書け!
東日本大震災福島原発事故の時もそうだったが、
大マスコミは自衛隊の本当の姿から「逃げて」いる。しかし海外のメディアは感動してそれを報じているのだ。わが優秀なる工作員たちはちゃんとそれをチェックして私に送ってくれる。軍事や工作に対するセンスというのは、私の工作員の方々は大マスコミを軽々と凌駕しているのはもちろんだが、政府より上?(笑)。
http://dailym.ai/1Btb6gW
おわかりか。「同胞の死」と「命をかけて救おうとしている同胞」
こそが、国家の根っこなのである。しかし、それは熱い。熱いから触れば時に火傷をする。だがその火傷を覚悟して「ジャーナリスト宣言」をしたのではないか。ここでもまだ朝日で遊ぶか。でも、ホントに。
だったら、非難も訴訟も覚悟で「被災された可能性のある方々」
の名前を出しなさいよ。妙に毛布で囲った負傷者の映像ばかり垂れ流すなよ。ツイッターで情報を集めて家に乗り込むなんて、いちばん楽なことを卑怯者がやっているだけだよ。おまえら、それでも記者か。いや、記者を責めるのは可哀相だな。私も兵隊だったから。デスクだ。デスクひっくりかえすことのことをしてみろ。
もともと死んだと思っている大マスコミだが、
御嶽山噴火災害を巡る報道ではとことん愛想が尽きた。「軍事を知らない」ヘリがアホみたいに接近しているので(自衛隊の慎重さを見よ)1機くらい墜ちれば…つるかめつるかめ。いや、現場を知らないくせにカネとモノと名刺だけあるアホさかげんがわかるかと思ったけどね。朝日新聞の今の醜態は、朝日だけのことではないのですよ。もちろんおわかりだろうと思うし、最近は知ったかぶりでそういうことを書く人もいる。でも、もっともそれを痛切に知っているのは私かも知れないね。あまり痛切過ぎて、書けない。
今日も自衛隊消防警察は命をかけて現場に突っ込んでくれている。
その「リアル」をちゃんと報じる記者の登場を待ちたい。

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