パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

米国:調整官、チベット政府訪問へ 人権重視を強調

133人の焼身抗議はほとんどが 四川、青海、甘粛省で起きている
もちろん 自治区では公安の目が厳しく起きないこともあろうが、
四川、甘粛、青海での弾圧もひどいことを知るべきである。

米国:調整官、チベット政府訪問へ 人権重視を強調

毎日新聞 2014年11月12日 21時32分(最終更新 11月12日 21時43分)
http://img.mainichi.jp/mainichi.jp/select/images/20141113k0000m030094000p_size5.jpg
チベットの位置
ニューデリー金子淳】米国務省でチベット問題特別調整官を務めるサラ・スウォール次官は15日、インド北部ダラムサラを訪れ、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世やチベット亡命政府ロブサン・センゲ首相と会談する。北京で行われた米中首脳会談とほぼ同時期に訪問することで、改めてチベットの人権問題を重視する米国の姿勢を強調する狙いがありそうだ。
 チベット亡命政府などによると、スウォール次官は9日からネパールを訪れており、首都カトマンズなどでチベット人居住区を視察。ダラムサラでは、インドとネパールの亡命チベット人の公衆衛生に320万ドルを支援することを表明する。
 ネパールは中国チベット自治区と国境を接しており、ヒマラヤ山脈越えで国外亡命を図るチベット人たちが目指す最初の目的地となっている。ただ、ネパール政府は近年、亡命チベット人の取り締まりを強化しており、主要援助国である中国から何らかの圧力を受けている可能性が指摘されている。
 スウォール次官の訪問は、ネパール側にチベット人の人権を尊重するよう促す狙いがあるとみられる。チベット亡命政府の議員、アーチャルヤ・イエシ氏(52)は「ネパール政府は亡命者に厳しく、抗議の声も上げられない状況だ。米中首脳会談に合わせた訪問は大きなメッセージだ」と歓迎した。
 チベットは1950年に中国軍が進駐し、翌51年に中国の一部とする協定を結んだ。59年のチベット動乱でダライ・ラマがインドに亡命し、ダラムサラに亡命政府を樹立した。中国は65年にチベット自治区を設けたが、チベット人側は「自治が実現していない」として抗議を続けている。