パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

米国務次官、ダライ・ラマと会談



2014.11.16 21:54
更新


米国務次官、ダライ・ラマと会談

 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は16日、チベット亡命政府があるインド北部ダラムサラで、米政府のチベット問題特別調整官を務めるスーウォル国務次官と会談した。ダライ・ラマの関係者が明らかにした。
 関係者は「お互いの関心事項について話し合った」と述べ、会談内容の詳細は明らかにしていない。
 オバマ米大統領は11~12日、北京で中国の習近平国家主席と会談したばかり。米側が人権状況の改善を求めている中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられるが、ダライ・ラマと米高官の会談は中国を刺激する可能性もある。
 スーウォル氏はインド訪問に先立ち、ネパールのチベット族難民のキャンプも訪れた。(共同)




ダライ・ラマ14世:米調整官と会談

毎日新聞 2014年11月16日 22時37分(最終更新 11月16日 23時41分)

 ニューデリー金子淳】米国10+件務省でチベット問題特別調整官を務めるサラ・スウォール次官は15、16の両日、インド北部ダラムサラを訪問し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世と会談した。オバマ米大統領は今月、習近平・中国国家主席と会談したばかりで、スウォール次官の訪問はチベットの人権問題で中国をけん制する狙いがあるとみられる。

 関係者によると、スウォール次官は亡命チベット人の公衆衛生向上のため320万ドル(約3億7200万円)の支援を表明し、改めて米国10+件の立場などを説明したとみられる。オバマ米大統領は12日、習主席との共同記者会見で「我々はチベットの(中国からの)独立は支持しない」と明言。一方で「チベット人の文化や宗教、言語の独自性を守るよう中国当局に働きかける」と述べ、チベット文化の尊重を求めている ダライ・ラマ14世は中国チベット自治区の独立ではなく「高度の自治」を主張している。