ひげを剃れ、
帽子をかぶるな、
ベールをつけるな、
お祈りをするな、
ウイグル語をしゃべるな
など ウイグル人を否定する数々の法律など、
単にウイグル人の 民族浄化そのもの。
中国、ウイグル族とテロリストを同一視するポスターを掲載
中国の広西チワン族自治区で、ウイグル族のイスラム教徒をテロリストと同一視するポスターが数カ月前から掲示されている。テロリストの特徴が偏向して描かれているアニメ風のポスターで、市民がウイグル族に対して悪い印象を持つ懸念がある。11月27日、フランスの国際ニュース専門チャンネルのFrance24が報じた。
このポスターは、現地の柳州市に住むブロガー、Liuzhou Laowaiさんによって撮影されたとされる。複数のデザインのポスターが存在するが、テロリストは高い鼻にくせ毛、そして髭という風貌で描写されている。テロリストを助けることは犯罪だと書かれているものや、テロリストを見かけたら110番通報するよう、市民に呼びかけているものもある。
Laowaiさんはこのポスターについて、「少数派を認めないステレオタイプの市民を生み出すことを助長する」と指摘。このポスターは人種差別だと避難した。
http://i.huffpost.com/gen/2331280/thumbs/o-CHINE-570.jpg?8
「テロリストの国外逃亡を助けることは犯罪です」
「テロリストの国外逃亡を助けることは犯罪です」
中国の政策に絶望したウイグル族は、南方から国境を超えて海外に逃れる事態となっており、4月にはウイグル族16人が広西チワン族自治区の国境検問所で国境警備隊に捕まったあと、逃亡をはかって銃を乱射するという事件が起きていた。そのため、今回指摘されているポスターは、ウイグル人の国外脱出に手を貸さないように、中国政府がウイグル人をテロリストと位置づけて市民に協力を求めたものとみられる。
しかし、少数民族を抑圧するために、テロ行為と結びつけて取り締まる中国政府を、非難する国際団体もある。人権団体のアムネスティ·インターナショナルは9月、ムスリムが行なう宗教儀式を禁じた中国政府を、次のように非難した。
この記事はハフポストチュニジア版に掲載されたものを翻訳し、ハフポスト日本版が加筆しました。
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