パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

ローマ法王 ダライ・ラマと面会せず=中国に配慮?

宗教とはこんなものさ!追伸 12/13

ダライ・ラマと面会せず=中国に配慮?-ローマ法王

 バチカン市AFP=時事】バチカンローマ法王庁)スポークスマンは11日、フランシスコ法王が12日からローマを訪問するチベット仏教指導者ダライ・ラマ14世と面会しないことを明らかにした。中国に配慮したとみられる。
ダライ・ラマは「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」に参加するため、ローマを3日間訪問する。同スポークスマンは「法王はどの平和賞受賞者とも会わない」と強調したが、関係筋は中国の反発を懸念した結果と説明した。(2014/12/12-06:02)


ローマ法王:ダライ・ラマの面会断る 中国との関係配慮

毎日新聞 2014年12月13日 10時41分
 【ローマ福島良典】フランシスコ・ローマ法王が、ローマ訪問中のチベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世からの面会希望を断った。イタリア・メディアが報じた。バチカンローマ法王庁)は断交中の中国との関係改善を模索しており、中国政府を刺激しないようにとの配慮があるとみられる。チベット高原一帯で「高度の自治」を求めるダライ・ラマを中国政府は「分離独立主義者」とみなしている。

 ANSA通信によると、ダライ・ラマは11日にローマ到着後、法王との面会をバチカンに申し込んでいたが、「できないと言われた」と述べた。バチカン報道官は法王が「ダライ・ラマを大いに尊敬している」としながらも、中国との「微妙な状況」から面会の予定はないと認めた。

 中国のカトリック教会は政府公認の「中国天主教愛国会」と、法王に忠誠を誓う非公認の地下教会に分かれ、バチカンと中国は聖職者の司教を任命する権限などを巡り対立している。法王は昨年3月の就任以来、中国に対して、関係改善のための対話に応じるよう呼びかけている。
 ダライ・ラマは12日からローマで3日間の日程で始まった「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」に出席している。サミットは当初、南アフリカケープタウンで開催予定だったが、対中関係を重視する南ア政府がダライ・ラマへのビザ発給を拒否したため、ローマに変更された。
 ダライ・ラマが最後に法王と面会したのは、前任法王ベネディクト16世時代の2006年。