パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

ヤクの糞の燃料で室内大気汚染のチベット  <中国のペースにはまった マスコミ記事はいらない。


「ふざけるな」 彼らには 現金収入が少なく自給自足を行っているだけで
彼らが関係する Co2 と たった1機のジェット飛行機が出すCo2を比較するとどうなのか?
いいかげん 中国のペースにはまった マスコミ記事はいらない。



世界には思わぬところに健康問題、ヤクの糞の燃料で室内大気汚染のチベット、専門国際誌
緩和

傾向だが、PM2.5は日本の基準値よりかなり高い
チベットで使われるヤクストーブ。記事と直接の関係はありません。
 グローバルに見ると、健康問題はまだ思わぬところに隠れているのだろう。

チベットで家庭用の燃料に使われているヤクの糞による室内大気汚染が問題になるようだ。
 PM2.5の発生源が生活の中にもあるという。牧歌的だから良いというわけではない。

ただし、有害性についての知識も広がって、状況が軽減している面もあるようだ。

 チベットの住宅を調査

 米国エモリー大学を含む研究グループが、大気汚染関係の専門誌アトモスフェリック・エンバイロンメントの2015年2月号で報告した。

チベットでは料理や暖房にヤク(チベット産のウシ科の動物)の糞を広く使用している。

研究グループは、チベットのナムツォ地域において、さまざまな居住状況/ストーブ・コンロタイプの家庭6軒でヤクの糞の燃焼により発生する黒色炭素(いわゆる煤)と直径2.5μm(マイクロは100万分の1)以下の微小粒子状物質、いわゆる「PM2.5」の濃度をリアルタイムで計測した。

煙突だけでは不十分

 その結果、黒色炭素とPM2.5の質量比は平均0.013(0.006~0.028)と、以前に報告された値(0.05~0.11)よりはるかに低かった。

ほとんどの家庭は室内でヤクの糞を燃やすと健康に悪影響があることを知るようになっていた。

およそ3分の2が既に煙突を設置していたが、今回の測定値を見る限り、やはり適切に換気しないと、煙突だけでは室内の良好な空気品質を確保できないという。

日本の環境基準値の20倍以上

 例えば、石造りの家で煙突付きストーブを6時間使用した場合の黒色炭素とPM2.5の密度はそれぞれ1立方m当たり平均24.5μg、873μgとなっている。日本のPM2.5環境基準値は1日平均で1立方m当たり35μg以下かつ1年平均15μg以下なので20倍を超えていることになる。

「以前の報告よりはるかに軽減しているが、日本の基準値と比べるとまだかなり高い」。

文献情報

Xiao Q et al.Indoor air pollution from burning yak dung as a household fuel in Tibet.Atmos Environ.2015;102:406-412.