パルデンの会

チベット独立と支那共産党に物言う人々の声です 転載はご自由に  HPは http://palden.org

国連総長、抗日行事出席へ


潘基文事務総長は次期 韓国大統領をねらっているそうだ。
馬鹿な 韓国人。


国連総長、抗日行事出席へ

時事通信 8月28日(金)0時42分配信

 【ニューヨーク時事】国連は27日、潘基文事務総長が9月2~6日に訪中すると発表した。
 習近平国家主席と会談するほか、3日に北京で開かれる抗日戦争勝利70年記念式典に出席する。報道官によれば、3日に行われる軍事パレードにも参列する。 


国際社会は冷ややかな見方=欧米主要国、首脳参加せず-抗日戦勝軍事パレード・中国

http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0150825at50_t.jpg
中国の習近平国家主席=22日、北京(AFP=時事)
 【北京時事】中国政府は25日、抗日戦争勝利70年の9月3日に開催する軍事パレードなど記念式典に、30カ国の国家元首・政府首脳が出席すると発表した。しかし、主要国ではロシアのプーチン大統領と韓国の朴槿恵大統領にとどまり、欧米主要国は軒並み首脳出席を見送った。第2次大戦戦勝国」の主要国首脳がそろわない現実は、習近平国家主席の権力基盤を誇示する式典への国際社会の冷ややかな見方を反映した形だ。習主席の求心力に影響するとの見方も出ている。
 式典に首脳級が参加するのは、中央アジアなど「上海協力機構」加盟国やパキスタンスーダンなど「友好国」が大半を占め、欧州からはチェコセルビアなど4カ国にとどまった。
 首脳級以外では政府代表ら19人も参加するが、フランスとイタリアは外相、米国、ドイツは駐中国大使をそれぞれ派遣。その背景には「民主化運動を武力弾圧した天安門広場での軍事パレードに拍手はできない」(外交筋)という事情に加え、日本への配慮もあった。中ロと共に「新興5カ国(BRICS)」を構成するインドやブラジルも、経済力を武器に影響を強める中国の要請を重視しつつ、政府代表の派遣でバランスを取った。
 記者会見した張明外務次官は、30カ国の首脳級出席について「幅広い地域から代表が集まった」と評価。その上で、式典は「今の日本や日本人民に向けたものではなく、現在の中日関係に直接の関係はない」と強調した。
 軍事パレードでの習主席の大きな狙いは、「戦勝国」として戦後国際社会で中国が果たした貢献を強調し、天安門で「大国・中国」を国民に示すことだ。最高指導者のメンツもあり、中国政府は欧州主要国に首脳参加を求めて外交を展開した。(2015/08/25-18:55

中国重視、鮮明に=朴大統領の軍事パレード出席-韓国

http://www.jiji.com/news/kiji_photos/0150827at35_t.jpg
中国の習近平国家主席(右)と握手する韓国の朴槿恵大統領=2014年11月、北京郊外(AFP=時事)
 【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領は、北京で9月3日に開かれる抗日戦争勝利70年記念式典の軍事パレードに出席することを決め、中国を重視する姿勢を鮮明にした。日米や欧州の首脳が出席を見送る中、中国の呼び掛けに応え、「恩を売る方が得策」と判断したもようだ。
 朴大統領の行事出席については、日米韓の連携が乱れることを懸念する米国が難色を示していた。韓国政府内では、米国に配慮し、軍事パレードの出席は避けるべきだという慎重論もあった。
 しかし、朴政権は、中国との関係を強化したことを外交の成果としてきた。熟慮の結果、「どうせ訪中するなら、軍事パレードにも出席し、中国に徹底的に配慮すべきだ」(外交筋)との判断に落ち着いた。「軍事パレードだけ欠席すれば、むしろ中国の心証を害する」(消息筋)という見方もあった。
 韓国には、軍事パレード参列によって、中国に「貸し」をつくる狙いもあった。韓国は議長国として、日中韓首脳会談の開催を目指しているが、中国が慎重なため実現していない。朴大統領は、習近平国家主席と直接会い、日中韓会談開催の確約を得たいとみられる。
 また、習主席との首脳会談で、朴大統領は中国が北朝鮮金正恩体制に圧力をかけるよう促す見通しだ。大統領府報道官は軍事パレード出席を発表した際、「中国が朝鮮半島の平和と統一に寄与することを願う」と強調した。
 北朝鮮は今回の行事に崔竜海労働党書記を派遣する。5月にロシアが開いた対ドイツ戦勝記念行事には、対外的な国家元首である金永南最高人民会議常任委員長が出席しており、冷え込んだ中朝関係を反映しているとの見方が少なくない。朴大統領は、中韓「蜜月」をアピールし、中朝関係の悪化を際立たせたい思惑もありそうだ。(2015/08/27-18:53)



元国連広報官「国連は中立じゃない、日本人は幻想を抱きすぎ」

 くすぶり続ける日韓関係の火種が、ついに国連にまで飛び火した。韓国出身の 潘基文(パンギムン)国連事務総長(69)が、日本に批判的な発言をしたのだ。


 事の発端は8月26日。潘事務総長は韓国・ソウルの外交省で行われた会見で、日本の憲法改正論議に対する国連の立場を問われ、「正しい歴史(認識)が、良き国家関係を維持する。日本の政治指導者には深い省察と、国際的な未来を見通す展望が必要だ」と、日本に対して露骨にクギを刺した。中立であるべき国連事務総長の発言だけに、日本側は即座に反発。菅義偉(すがよしひで)官房長官が「非常に疑問を感じている」と不快感を示した。

 韓国情勢に詳しいジャーナリストの菅野朋子氏がこう語る。

「韓国の識者の間でも『立場を考えると言いすぎではないか』という反応が多かった。潘氏は貧しい家庭から外相にまで上り詰めた立志伝中の人物で、仕事面での評価は高いのですが……」

 一方で、「韓国で計算高い人を意味する『ミクラジ(どじょう)』と呼ばれていて、人気はそれほどない」(韓国事情通)との声もある。

 盧武鉉ノムヒョン)政権で外相を務めた 潘氏は、2007年1月に国連事務総長に就任し、現在2期目。慎重な性格で、米国や中国など大国の意向を気にする一方、踏み込んだ発言が少ないとの評価もある。それが、なぜ日本には強気に出たのか。国際政治に詳しいジャーナリストの春名幹男氏がこう推測する。

「最近はイギリスの『エコノミスト』誌など欧米のメディアも安倍晋三政権に厳しい論調が多く、 潘氏もそれが世界のスタンダードな論調と思い込んでしまったのでは。自国に帰って、つい本音が出てしまった面もあるかもしれません」

 こんな“思惑”があったともささやかれている。

「可能性は低いものの、 潘氏は次期大統領候補の一人と言われている。ソウルでの会見という状況を考えると、大統領選出馬へ向けてのアピールだったのかもしれません」(菅野氏)

潘氏もまずいと思ったのか、28日には「(発言は)日本のみについて指摘したものではない」と釈明。これを受けて菅官房長官は29日に「発言の真意は明らかになった」と述べ、これ以上追及しない姿勢を示した。

 かくして“騒動”はわずか4日間で収束したのだが、国連の中立性から疑問視する声はくすぶっている。ただ、そんな見方を「甘い」と指摘するのが、元国連主任広報官の吉田康彦・大阪経済法科大客員教授だ。

「そもそも日本人は、国連に期待と幻想を抱きすぎなのです。確かに中立はモラルとして求められるが、歴代の事務総長も自身の支持母体である発展途上国グループの意向を背景に動いていた例が多く、決して中立ではありませんでした」

 例えば、1960年代に事務総長を務めたビルマ(現ミャンマー)のウ・タント氏は、第3次中東戦争で公然とアラブ諸国側を支持した。90年代前半に事務総長を務めたエジプトのブトロス・ガリ氏は、ソマリア紛争への対応などをめぐりアメリカと対立。再選をアメリカの拒否権発動で阻まれている。

「冷戦時代の歴代事務総長が米ソとの対立もいとわない『サムライ』だったのに比べ、 潘氏はむしろ自分の主張をしないタイプ。彼が韓国人である以上、あの程度の発言は当たり前で、各国も特に反応していません。日本人だけがないものねだりの『中立』を声高に叫ぶのは、空虚です」(吉田氏)

 国際政治では、時に「正論」が通用しないのである。

週刊朝日 2013年9月13日号