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今頃 まっとうな話を書く 日本の売国マスコミ。何寝言を言っているの?

今頃 まっとうな話を書く 日本の売国マスコミ。
こういう記事は2年前に書くべきもの。 こんな記事など 素人の私にでも書ける。
何寝言を言っているの?


中国に疑心暗鬼の市場 経常黒字で外貨準備減の怪
日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一

2015/9/1 15:58
日本経済新聞 電子版
 中国経済に対する疑心暗鬼が市場を揺さぶっている。突然の人民元切り下げをきっかけに、中国経済の変調ぶりに慌てた市場関係者は、中国の経済データの見直しを急いでいるが、その過程で、これまで見過ごしてきた様々な疑問が浮かび上がり、不安心理が増している。
 人民元の切り下げは、中国人民銀行中央銀行)の財務体質改善という側面があったのではないか」。T&Dアセットマネジメントの神谷尚志チーフ・エコノミストは推測する。

 神谷氏が着目したのは、人民銀の保有する外貨建て資産が中国の外貨準備を上回っている点だ。中国国家外貨管理局によれば、7月末時点で外貨準備は3兆6513億ドル。一方、人民銀によれば、人民銀の外貨建て資産は26兆4069億人民元。直近レートで換算すると4兆1400億ドルとなり、5000億ドル近い開きがある

 日本のように政府による外国為替売買のための外国為替資金特別会計(外為特会)を持たない国では、中央銀行保有する外貨建て資産と外貨準備はおおむね一致するという。人民銀は人民元高・外貨安により大きな含み損を抱えているというのが神谷氏の読みだ。
 市場では、中国による米国債の売却観測がくすぶるが、武者リサーチの武者陵司代表は「中国問題の本質は資金繰りにある」とみる。
 中国の外貨準備は7月末時点で、14年6月末のピーク(3兆9932億ドル)から約9%減少した。対外純資産は14年6月末の1兆9921億ドルから15年3月末時点の1兆4038億ドルへと30%も減少した。
 14年7月から15年3月までの経常収支の累計は2147億ドルの黒字。普通に考えれば、対外純資産は2兆ドルをゆうに突破していても不思議ではない。経常黒字にもかかわらず、外貨準備、さらに対外純資産が減少したのはなぜか。
 武者氏は
(1)資本逃避の激増
(2)対外資産での巨額の損失
(3)統計そのものが信用できない――などの可能性を指摘する。中国は過去数年、海外での資源開発に熱心だった。
 中国の対外債務残高は3月末時点で4兆9769億ドル。過去3年で5割強増加した。「中国は経常収支が黒字で外貨準備も潤沢だから、いざとなればなんでもできるので大丈夫」。こんな市場関係者の常識が揺らいでいると、武者氏は話す。

 8月の主な国の主要株価指数について、騰落率をランキングにすると、下落トップはペルーの13%、さらに中国と香港の各12%、オランダ10%、ドイツとベトナムシンガポールの9%と続く。当事国の中国・香港を除いても、いずれも中国経済や資源と関係が深い国だ。深まるチャイナ・ショック――。1日の日経平均株価は700円あまり下落したが、情報開示に疑念の残る国を発端とした世界市場の動揺はやっかいだ。