パルデンの会

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習近平訪米はトウ小平以来、最大の外交失敗だった

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成27年(2015)11月23日(月曜日)
         通算第4735号

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 中国外交チームの内部資料が暴露
習近平訪米はトウ小平以来、最大の外交失敗だった、と。

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 博訊新聞網が伝えている(2015年11月22日)。
 
九月の習近平訪米は「トウ小平以来最大の外交失敗だった」と外事工作領導小組が内部報告文書で印していることが分かった。

 失敗と総括される理由は三つあり、第一にNY地裁南区裁判所が、
訪米直前に在米中国人が訴えていた人権侵害の起訴状を受理したこと。これは在米の鳥永田、孫天鵬らが「中国国内における取り調べの残酷さ、人権活動家の弾圧」などを事由として習近平を告訴したもの。

 第二に弁護士、
ジャーナリストら二百名をこえる人権活動家の拘束にオバマ大統領が抗議したこと。

 第三はハッカー攻撃について、
習近平はいささかの反省もなく米国を怒らせてしまったこと。

 習訪米は外交部を中心に一年前から準備し、
各方面に前準備を奔走してきただけに、駐米大使の崔天凱疲労困憊で吐血したほどだったという。
また訪米前に楊潔チ、孟建柱らを派遣し、
訪米成果の下工作に当たったが、すべては無駄に終わった。