この国の事に口をはさむ気はない。
しかし彼の国は我々の 衣食住を含むことを言い、 わが国にズカズカト観光で乗り込んで
そこらじゅうを 良きにつけ悪しきにつけ 汚しまくる。
何がしたいのか？
日本人でありたいと思ったたくさんの韓国人老人たちがいたことにも 誰も振り向かない。
ソウル中心部で１２日開かれた韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領の退陣を求める大規模集会は今世紀に入り最大規模の参加者数となり、一部では小競り合いとなって警官に負傷者も出た。大統領の「親友」、崔順実（チェ・スンシル）容疑者を巡る疑惑がとどまることなく次々浮上、スキャンダルの急拡大で、朴大統領は極めて厳しい状況に追い込まれている。【ソウル大貫智子、西岡省二】
【動画】２６万人が朴大統領の退陣要求
ソウル中心部の光化門（クァンファムン）は、朴大統領の退陣を求める市民らで埋め尽くされた。警察側が不許可とした青瓦台（大統領府）前までの行進をソウル行政裁判所が一転して許可するなど、異例の事態となった。
参加者は集会後、青瓦台方向に向かい、ルート途中の交差点で警官隊とにらみ合った。参加者からは「道を開けろ！」などと怒号が上がり、バスやアクリル板を用いて封鎖する警官隊ともみ合いとなった。聯合ニュースによると、警備に当たる警官４人がけがをしたが命に別条はないという。
朴大統領の退陣を求める集会は１０月２９日以来、３週連続で、参加者は増加の一途。中でも若者の参加者が目立つ。韓国ギャラップ社の１１日発表の世論調査で、１９～２９歳の支持率が０％となったことを反映している。
ソウルの中央大２年、朴多彬（パク・ダビン）さんは友人約２０人とともに参加。「大統領が自分のために外部の人間と政治をしていたことが許せない。国が崩壊しつつある」とぶちまけた。集会のためにソウル郊外の仁川（インチョン）から来たという金智慧（キム・ジヘ）さん（３４）は「国の政治システムがまったく機能していなかったことに一番怒りを感じる」と話した。
現場で集会の様子を見たソウル大の林玄鎭（イム・ヒョンジン）名誉教授は「１９８７年の民主化運動並みの大変な規模」と話す。韓国では大統領が退陣した場合、６０日以内に選挙が行われる規定のため、国政停滞を招くとして早期退陣は望ましくないとの見方が強い。林氏自身も与野党協力による「挙国中立内閣」を主張してきたが、「民心はもはや下野を望んでいる」と述べ、朴大統領の決断次第との見方を示した。
この日は次期大統領選の野党有力候補、文在寅（ムン・ジェイン）氏らも集会に参加した。朴大統領は８日、自らが指名した首相人事を事実上撤回する考えを示し、野党側にボールを投げたが、野党側は「一考の価値もない」と受け入れを拒否。野党も早期に政局を収拾すべきだとの批判も出ているが、退陣を求める世論の高まりに押された格好だ。
◇利権疑惑とどまらず
崔順実容疑者は、私物化したとされる二つの財団に対し、朴氏の元側近で政策調整首席秘書官だった安鍾範（アン・ジョンボム）容疑者と共謀して大手企業に巨額の資金提供を強要した容疑で逮捕された。騒動の発火点となった機密漏えいに加え、娘の入試での特別待遇、乗馬への資金流用、朴政権の文化振興政策をめぐる利権収奪へと、数々の疑惑が持ち上がっている。
検察が解明を進めるのは、崔容疑者と安容疑者ら青瓦台秘書官の結びつき、そして崔容疑者側近らの利権収奪への秘書官らの関与だ。安容疑者は崔容疑者と共謀し、サムスン電子や現代自動車など韓国を代表する大企業に圧力をかけ、「ミル財団」「Ｋスポーツ財団」に計約７７４億ウォン（約７１億円）を拠出させたとして職権乱用容疑で逮捕された。
検察が１１日夜に逮捕した崔容疑者の側近で映像作家のチャ・ウンテク容疑者は、政府関連の文化行事を担当した際、行事の代行業者に選んだ会社から見返りとして２億８０００万ウォン（約２６００万円）を受け取ったあっせん収財などの容疑が持たれている。
チャ容疑者には、韓国鉄鋼大手ポスコ傘下の広告会社の株式を不正に入手しようとした疑惑もあり、検察は１１日午後から１２日早朝まで徹夜でポスコの権五俊（クォン・オジュン）会長から参考人聴取した。韓国メディアはこうした疑惑の背景に安容疑者の手助けがあったと見ている。
