米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画で、防衛省は27日、3月から中断していた移設工事を再開させる準備に入った。最高裁判決を受け、沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は26日に辺野古沿岸部の埋め立て承認の取り消し処分を撤回。その通知文書が沖縄防衛局に27日午前に到達し、承認効力が復活したため、埋め立てに向けた工事を再開できる状態となった。
政府は作業を加速させる方針だが、翁長知事は別の複数の知事権限を行使して移設を阻止する構えを崩しておらず、移設計画は今後も曲折が予想される。
この日、辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前には早朝から大勢の人たちが集まり、「工事再開は絶対許さないぞ」などと声を上げた。
辺野古沿岸部の埋め立ては2013年12月に前知事が承認したが、翌年の知事選で移設反対を掲げて初当選した翁長知事が15年10月に承認を取り消した。政府と沖縄県は法廷闘争に突入し、いったん3月に和解したが、12月20日の最高裁判決は翁長知事の取り消し処分を違法とした。翁長知事は26日に自らの承認取り消し処分を撤回した。
政府は和解に基づいて工事を中断していた。工事再開に当たり、沖縄防衛局は資材置き場の整備作業や海上の立ち入り禁止区域を示すフロート(浮き具)の設置作業などから着手するとみられる。その後に本格的な工事に入る方針。当初予定では、辺野古沿岸部の海底地盤を調べるボーリング調査もあと1地点が残っている。
一方、翁長知事は移設阻止に向け、来年3月で期限切れとなる辺野古の海の岩礁破砕許可の更新を認めないなどの知事権限の行使で抵抗する構え。トランプ氏が米大統領に就任後の来年2月にも、米国世論に訴えるために3度目の訪米も予定している。
米軍垂直離着陸輸送機オスプレイが今月13日に名護市沖に不時着し、大破した事故を巡り、沖縄では、事故から6日後に飛行を再開した米軍やそれを容認した政府への反発が強まっている。【佐藤敬一】
翁長知事にリコール!左翼陣営から、取り消しの取り消しで
【電子号外】辺野古埋め立て承認復活へ 翁長知事が処分取り消し
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取り消し処分を取り消すなと翁長知事に要請 うるま市島ぐるみ会議
沖縄タイムス 2016年12月26日 13:04
沖縄県の敗訴が確定した場合、法律的にどんな展開が予想されるのか。工事再開までの流れと、ことし3月の和解条項の及ぶ範囲について、元裁判官で、うるま市具志川9条の会の仲宗根勇共同代表に聞いた。(特別報道チーム・福元大輔)確定判決法的には「県敗訴=工事再開」ではない。今回のような確認訴訟の判決は違法であることの確認に過ぎず、執行力がない。翁長雄志知事埋め立て承認取り消し処分を自発的に取り消すという行政手続きをとらない限り、国が工事を再開する根拠は復活しない。憲法の保障する自治権の観点からすれば、確定判決を前提にいかなる措置を講じるかは、翁長知事の意思に委ねられる。 地方自治法は、自治体が違法とされた事務処理を放置し続けることを想定し、極めて)強権的な「代執行」の手続きを設けている。翁長知事は「確定判決に従がう」「取り消し処分を取り消す」と明言。 「司法判断に従がうのは行政の長として当然」と説明してきた。一方仲宗根氏は国と地方が対等・協力の関係になった1999年改正の地方自治法の趣旨に基づけば、県の利益を守るために」代執行訴訟まで争うという選択も、知事の責任を果たすことになる」と主張した。
法的には「県敗訴=工事再開」ではない。今回のような確認訴訟の判決は違法であることの確認に過ぎず、執行力がない。翁長雄志知事埋め立て承認取り消し処分を自発的に取り消すという行政手続きをとらない限り、国が工事を再開する根拠は復活しない。
翁長沖縄知事「原点に戻り、辺野古新基地は造らせない」
沖縄タイムス 2016年12月26日 14:42
東子さんのコメント
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仲宗根氏
違法と確認しただけで、取り消しをせよという執行力はない→ほっておけば良い。
取消の取り消しをすると、あらゆる手段で阻止すると知事は言うが、もう、阻止はできない。
「取消の取り消し」の阻止は、翁長知事批判になるからと止める者がいるが、そんなことを言っている場合でない。
もし、翁長知事が「取消の取り消し」をしたら、直ちに翁長知事のリコール運動を始める。
「翁長知事に取り消し再考求めるビラ配り 九条の会のメンバーら 2016年12月26日 08:12」
翁長雄志 具志川九条の会 辺野古新基地
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/77393
>仲宗根勇共同代表は「工事を中止していたからこそ違法だと抗議できたが、承認取り消しが取り消されると、公務執行妨害で捕まってもおかしくない」と指摘。
>「承認取り消しを取り消さない状態を維持しつつ、承認撤回に踏み切るべきだ」と訴えた。
■「オール沖縄会議」の大城事務長は、来ていない模様。
「オール沖縄」は、翁長知事批判を避けている。
県議を始めとして議員らも、翁長知事批判を避けている。
土曜の高江のメインゲート前集会で、県議らが、議会で「多数決で『墜落』認定にさせた」とか、活動自慢をしたら、仲宗根氏は「議員らは、関係ないことに力を割いている。しなければならないことは、『取消の取り消し』を翁長知事にさせないこと」と、怒りを爆発させていた。
議員らは、反対運動をやっている振り。
仲宗根氏は、直球。
「辺野古阻止」の仲間割れwww
本気で「辺野古阻止」したい人と、辺野古推進の人は、リコールの大義が立つ。
困るのは、なんとなく「基地=悪」で「反基地議員」に票を入れる人を当てに「反基地」を言っている議員ら。
翁長知事を神輿に据えておけば“効果のない”「反基地やり放題」。
「振り」が満開できた。
が、リコール運動は本気で「辺野古阻止」したいのかどうかの踏み絵になるwwww
http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20161225-118-OYTPT50277/
>政府は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設を進めており、この動きに同調し過ぎれば、県や県民の反発を招く一方、県側の主張に肩入れし過ぎれば「二重外交」に陥るためだ。
だって、自民党県連は、「政府は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設」を前面に押し出すチャンス。
リコールの反対する議員は、「反基地の振り」だと、攻めれば良い。
「反基地の振り」では、基地はできる。
移設を推進しようと「堂々と言って」造るのと、「反基地の振り」で造るのと、どちらが、良いですか?って、攻めれば良い。
【おまけ】
【サヨク発狂】沖縄 翁長知事が辺野古の「埋め立て承認取り消し」を取り消し 工事が再開可能に
http://livedoor.blogimg.jp/honmo_takeshi/imgs/f/5/f5d6691d-s.png
朝日新聞公式
https://twitter.com/asahi/status/813238581124853760
全部翁長に請求回しとけ
仮に全撤退なったとしたら、
観光だけじゃ沖縄民は食っていけないだろうし、先々は破綻目に見えている、
あと南シナ海の防衛線どーすんだって話、自衛隊がやったらもっとコストかかるんだよ、そんな現実的な状況にこれと言った改革プランもなく、反対、反対言ってもなあ
というか今までよく無事でいれたこと、
司法判断ならもう打つ手は無いんだよ、
良い口実、幕引きになるよ、
あっちじゃだいぶ大騒ぎなってるらしいけど、再選挙したとこで結果は変わらないからなあ、
翁長も知事としての公約を達成すべく最後まで努力したから有権者への裏切りにはならんし、政府は政府で仕事を再開出来るし。
政府以上に翁長の方がホッとしてる様な気がするわ。
最初に言ってたじゃん腹6分目とか7分目とか