国が管理する教会に所属していない宗教施設を排除するための包括的な運動の一環として、中国共産党は住民に対し、金銭的な見返りと引き換えに信者に関する情報を引き出す措置を取っている。信者への物件の貸し出しを止めさせることを意図した、宗教施設の家主への圧力も中国全土で急激に増加している。その結果、家庭教会やその他の「非公式」の礼拝の場は信仰を実践する機会を奪われている。 Read in browser »
バチカンは中国共産党が中国天主教愛国会への参加を拒む者に「敬意を払う」よう求めてきたものの、信者たちは今も嫌がらせと処罰を受けている。中国南東部、福建省福州市の統戦部は5月に通知を出し、良心に照らし合わせて参加を拒むカトリック教徒に対し、月末までに「身分変更」(中国天主教愛国会への参加)を申請するよう求めた。5月30日までに参加しなかった者に関しては、国が司祭職の権限を取り消すと規定していた。 Read in browser »